ミラーリ/Mirari

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[[オデッセイ・ブロック]]のストーリーの中心に位置する[[伝説のアーティファクト]]。
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[[オデッセイ・ブロック]]のストーリーの中心に位置し、[[オデッセイ]]の[[エキスパンション・シンボル]]にもなっている[[伝説のアーティファクト]]。[[インスタント]][[ソーサリー]][[呪文]]を[[コピー]]できる。
そのまま[[オデッセイ]][[エキスパンション・シンボル]]にもなっている。
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同[[ブロック#format|ブロック]]には[[ミラーリの目覚め/Mirari's Wake]]や[[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]を用いて大量の[[マナ]]を生み出すシステムがあり、これらと共に使われた。
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同[[ブロック (総称)|ブロック]]には[[ミラーリの目覚め/Mirari's Wake]]や[[陰謀団の貴重品室/Cabal Coffers]]を用いて大量の[[マナ]]を生み出すシステムがあり、これらと共に使われた(→[[ウェイク]]、[[黒コントロール#オデッセイ・ブロック期|黒コントロール]])。また、しばしば[[無限コンボ]]の[[コンボパーツ]]として使用される。一例としては、[[回収/Reclaim]]2枚と[[時間の伸長/Time Stretch]]の組み合わせで[[無限ターン]]
また、[[回収/Reclaim]]2枚と[[時間の伸長/Time Stretch]]の組み合わせで[[無限ターン]]になる。
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[[時のらせん]]で[[タイムシフト]]カードとして[[再録]]。[[魔力の篭手/Gauntlet of Power]]とともに再び[[ウェイク]]のような[[デッキ]]を見ることはできるだろうか。
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*「呪文を[[唱える]]たび」に[[誘発]]する[[誘発型能力]]であり、(3)を[[支払う]]たびにコピーを1つ作る[[起動型能力]]ではないため、1つの呪文を複数回コピーすることはできない。もちろん、何らかの手段によってミラーリを複数個[[コントロール]]していればその数だけ誘発し、コピーできる。
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*ミラーリによって作られたコピーは「唱えられる」訳ではない({{CR|707.10}})ため、コピーを作ることによってはミラーリの能力が誘発することはなく、コピーからコピーへの連鎖はできない。
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**コピーが唱えられないことを逆手に取って、[[恐喝カード]]等の「唱えるたび」にデメリットや[[対戦相手]]に選択権を与えてしまうカードをコピーしてやれば、これを無視できる。
 
*調整が取られた[[アーティファクト]]版[[Fork]]と言える。
 
*調整が取られた[[アーティファクト]]版[[Fork]]と言える。
*「[[呪文]]を[[プレイ]]するたび」[[誘発]]する[[誘発型能力]]なので、1つの呪文に対して行える[[コピー]]は1度だけである。
 
また、ミラーリによるコピーはプレイされず、「プレイするたび」の条件を満たさないので、コピー自身をコピーすることはできない。
 
よって、ミラーリにより1つの呪文を複数回コピーすることは不可能である。
 
*コピーがプレイされないことを逆手に取って、[[恐喝カード]]をコピーしてやれば、本来の効果が望める。
 
*カード[[ルール・テキスト|テキスト]]に「[[スタック]]」という単語が初めて書かれた[[カード]]だった。
 
現在は[[Oracle]]が変更されて入っていない。
 
*[[時のらせん]]で[[タイムシフト]]カードとして[[再録]]。
 
[[魔力の篭手/Gauntlet of Power]]とともに再び[[ウェイク]]のようなデッキを見ることはできるだろうか。
 
<!-- --次元監視装置のこのアーティファクトがタイムシフトしたということで、ストーリー的にも気になるところ。特に[[オタリア/Otaria]]大陸でいろいろ悪さをした実績があるので、今回もひと波乱あるのではないかと期待される。
 
--ミラディンでも間接的ながら物語に深く関わっていたし、今後のストーリーラインの核になるアーティファクトなのかも…
 
時のらせんブロックの小説をすべて読みましたが、ミラーリは全くストーリーに関係ありませんでした。この部分は削除しては? -->
 
*[[ローウィン]]では[[起動型能力]]をコピーするという[[ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth]]が登場した。
 
  
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==オラクルの変遷==
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[[ルール文章]]に「[[スタック]]」という単語が初めて書かれた[[カード]]だった。現在は[[オラクル]]が変更されて入っていない。
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その時点でのルール文章は以下の通り。
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{{カードテキスト
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|カード名=ミラーリ/Mirari
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|コスト=(5)
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|タイプ=伝説のアーティファクト
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|カードテキスト=あなたがインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つをプレイするたび、あなたは(3)を支払ってもよい。そうしたなら、その呪文のコピーをスタックに乗せる。あなたは、そのコピーに新しい対象を選んでもよい。
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|PT=
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|背景=old
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}}
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==関連カード==
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[[コピー]]を生成する[[アーティファクト]]。
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*[[ブライトハースの指輪/Rings of Brighthearth]] - [[起動型能力]]をコピーする。([[ローウィン]])
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*[[下僕の反射鏡/Minion Reflector]] - [[クリーチャー]]をコピーする。(コピー・[[トークン]])ただしコピーはその[[ターン]]しか残らない。([[アラーラの断片]])
 +
*[[鏡操り/Mirrorworks]] - アーティファクトをコピーする。(コピー・トークン)([[ミラディン包囲戦]])
 +
*[[ストリオン共鳴体/Strionic Resonator]] - [[誘発型能力]]をコピーする。([[基本セット2014]])
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*[[幸運のクローバー/Lucky Clover]] - インスタントかソーサリーである[[出来事]]をコピーする。([[エルドレインの王権]])
 
==参考==
 
==参考==
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/585 壁紙]
 
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/arcana/585 壁紙]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:時のらせんタイムシフト]]
 
*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:オデッセイ]] - [[レア]]
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*[[From the Vault:Relics]]

2024年1月24日 (水) 03:24時点における最新版


Mirari / ミラーリ (5)
伝説のアーティファクト

あなたがインスタント呪文かソーサリー呪文を唱えるたび、あなたは(3)を支払ってもよい。そうした場合、その呪文をコピーする。あなたは、そのコピーの新たな対象を選んでもよい。


オデッセイ・ブロックのストーリーの中心に位置し、オデッセイエキスパンション・シンボルにもなっている伝説のアーティファクトインスタントソーサリー呪文コピーできる。

ブロックにはミラーリの目覚め/Mirari's Wake陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersを用いて大量のマナを生み出すシステムがあり、これらと共に使われた(→ウェイク黒コントロール)。また、しばしば無限コンボコンボパーツとして使用される。一例としては、回収/Reclaim2枚と時間の伸長/Time Stretchの組み合わせで無限ターン

時のらせんタイムシフトカードとして再録魔力の篭手/Gauntlet of Powerとともに再びウェイクのようなデッキを見ることはできるだろうか。

  • 「呪文を唱えるたび」に誘発する誘発型能力であり、(3)を支払うたびにコピーを1つ作る起動型能力ではないため、1つの呪文を複数回コピーすることはできない。もちろん、何らかの手段によってミラーリを複数個コントロールしていればその数だけ誘発し、コピーできる。
  • ミラーリによって作られたコピーは「唱えられる」訳ではない(CR:707.10)ため、コピーを作ることによってはミラーリの能力が誘発することはなく、コピーからコピーへの連鎖はできない。
    • コピーが唱えられないことを逆手に取って、恐喝カード等の「唱えるたび」にデメリットや対戦相手に選択権を与えてしまうカードをコピーしてやれば、これを無視できる。
  • 調整が取られたアーティファクトForkと言える。

[編集] オラクルの変遷

ルール文章に「スタック」という単語が初めて書かれたカードだった。現在はオラクルが変更されて入っていない。

その時点でのルール文章は以下の通り。


旧オラクル

ミラーリ/Mirari (5)
伝説のアーティファクト

あなたがインスタント呪文1つかソーサリー呪文1つをプレイするたび、あなたは(3)を支払ってもよい。そうしたなら、その呪文のコピーをスタックに乗せる。あなたは、そのコピーに新しい対象を選んでもよい。


[編集] 関連カード

コピーを生成するアーティファクト

[編集] 参考

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