不毛の大地/Wasteland

提供:MTG Wiki

2013年5月4日 (土) 14:30時点における210.197.180.217 (トーク) - whois による版
移動: 案内, 検索

Wasteland / 不毛の大地
土地

(T):(◇)を加える。
(T),不毛の大地を生け贄に捧げる:基本でない土地1つを対象とし、それを破壊する。


露天鉱床/Strip Mineの調整版(下位互換)である、土地を破壊できる土地基本でない土地だけしか対象にできないが、それでも事実上、1マナで使えるカウンター不可能な土地破壊であり、十分に強力なカードであることに変わりはない。後のワールドウェイクでさらにこれの下位互換である地盤の際/Tectonic Edgeが登場していることからもその強さが実感できる。

ミシュラランドウルザランド陰謀団の貴重品室/Cabal Coffersのような強力な能力を持つ特殊地形への対策として極めて優れているほか、デュアルランドショックランドなどの多色地形を破壊することで相手のマナ基盤を拘束することも可能。特にエターナル環境で散見される、フェッチランドデュアルランドを持ってくることでお手軽にデッキのマナ基盤を安定させた多色デッキには非常によく効く。

上記は特殊地形対策カード全般に言えることだが、このカードが「どんなデッキにも入れられる、低コストで使用できるカード」であるため、特にその影響力は大きい。エターナル環境において、スタンダードで栄華を極めたカウンターポストウルザトロンなどの特殊地形に依存したデッキがいまいちパッとしないのも、ノーリスクの2色地形であるデュアルランドがあるにもかかわらずデッキの色を増やす行為がリスクとして認識されているのも、すべてこのカードの存在が原因と言っても過言ではないだろう。

世界のるつぼ/Crucible of Worlds壌土からの生命/Life from the Loamがあれば、繰り返し使用できる。エターナルでは基本土地がほとんど入っていないデッキも珍しくないので、相手の土地をボロボロにできるだろう。ランドスティル等でメインギミックとして使われて活躍しているコンボである。

スタンダード時代には、主に高速デッキで使用された。逆に低速デッキで使われる亜種として黄塵地帯/Dust Bowlがある。

参考

MOBILE