今田家の猟犬、勇丸/Isamaru, Hound of Konda

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[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]が[[伝説のクリーチャー]]になるとタフネスが1上がった。
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1マナ2/2[[バニラ]]である[[伝説のクリーチャー]]。[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]が[[伝説の|伝説]]化し、[[タフネス]]が1上がった。
  
序盤に少しでも多くの[[パーマネント]]を展開したい[[ウィニー]]にとって[[伝説の|伝説]]であることは痛手となりうるが、1[[マナ]]2/2という規格外の[[サイズ]]を考えれば微々たるもの。事実[[トーナメント]]級の高速[[デッキ]]では多くの場合で4枚採用される。
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序盤に少しでも多くの[[パーマネント]][[展開]]したい[[ウィニー]]にとって伝説であることは痛手となりうるが、1[[マナ]]2/2という規格外の[[サイズ]]を考えれば微々たるものであり、所詮は[[小型クリーチャー]]なので2枚目を[[引く|引いた]]ころには1枚目は[[死亡]]しているケースも十分ありえるため、そこまで深刻な問題ではない。事実[[トーナメント]]級の高速[[デッキ]]では多くの場合で4枚採用される。
  
また、追加の(5枚目の)[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]と思えば全く問題ではない。むしろ[[]]デッキなどでないなら1枚はこちらに取り替えた方が優秀である。もちろん、後述のように[[ミラーマッチ]]などでは相手との[[対消滅]]に気を付ける必要はあるが。
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また[[神河ブロック]]では伝説性はテーマのひとつであり、必ずしも[[ペナルティ能力|デメリット]]ばかりではない。例えば[[永岩城/Eiganjo Castle]]と組み合わせると序盤の攻防で非常に強力になる。
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それでもまだデメリットが気になるのなら、デッキに1枚だけ採用する手もある。サバンナ・ライオンを4枚[[積む|積んで]]いるようなデッキなら、1枚入れ替えたり、または追加の5枚目として採用するなど。当時の[[レジェンド・ルール]]では、[[対戦相手]]の勇丸との[[対消滅]]の可能性は残っていたが、現在ではデメリットが皆無となった。
  
*[[ミラーマッチ]]等になれば、[[レジェンド・ルール]]によって相手の勇丸を[[除去]]することも出来る。もちろん相手にも同じことが言えるし、同等サイズのクリーチャーを除去するのは格段メリットがあるわけではないが、これが重要になるケースが存在するのは確か。
 
 
*小説では「秋田犬」とある。神河世界にも秋田という地名が存在するのだろうか?
 
*小説では「秋田犬」とある。神河世界にも秋田という地名が存在するのだろうか?
**戦後のGHQ統治下の日本で、進駐軍の間で秋田犬を飼うのがブームとなった時代があった。そのため現在もアメリカでは秋田犬はそれなりに知られた犬種である。そのため、メジャーな日本の犬種ということで秋田犬が採用されたと思われる。
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**アメリカでは[[Wikipedia:ja:秋田犬|秋田犬]]はそれなりに知られた犬種であり、メジャーな日本の犬種ということで(「秋田」という地名が含まれている点は考慮されずに)秋田犬が採用されたと思われる。
<!-- --かの『指輪物語』の手法とも考えられる。
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*このカードに限った事ではないが、[[基本セット2014]]発売に伴うレジェンド・ルールの変更により、使い勝手がかなり上がった。対消滅の危険がなくなったうえ、[[平和な心/Pacifism]]などの[[擬似除去]]で2枚目以降を抑えられることもなくなった。
(物語世界ではその世界固有の名で呼ばれ、その名を英語ではこのように訳した、と言い張る事。
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*初出時の[[クリーチャー・タイプ]]は[[猟犬]]だったが、[[基本セット2021]]発売に伴う[[2020年]]6月の[[オラクル]]更新により[[犬]]に変更された<ref>[https://web.archive.org/web/20220129044354/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/news/core-set-2021-update-bulletin-2020-06-23 Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)]([[Daily MTG]] News 2020年6月23日 [[Eli Shiffrin]]著)</ref>(猟犬は[[廃止されたクリーチャー・タイプ|廃止]])。
『指輪物語』は、別世界の事物ながら名に英語を使う事をこのように説明し、独特である。) -->
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*[[神河物語]]の開発中、バニラの伝説のクリーチャーでも[[プレイヤー]]の心を躍らせることは可能だと証明するために[[Mark Rosewater]]によってデザインされた<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0034581/ トリビアの研究 ― 伝説のクリーチャー]/[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/making-magic/how-trivial-legendary-creatures-2020-11-23 How Trivial – Legendary Creatures]([[Making Magic]] [[2020年]]11月23日)</ref>。
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*後の[[神河:輝ける世界統率者デッキ]]にて関連性の高い[[永久忠義の義丸/Yoshimaru, Ever Faithful]]が登場した。
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==脚注==
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<references/>
  
 
==参考==
 
==参考==
*[http://www.wizards.com/default.asp?x=mtgcom/daily/af31,,ja 伝説のルール変更](Wizards社)
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*[https://magic.wizards.com/en/news/making-magic/legendary-rule-change-2013-05-23 Legendary Rules Changes]([[Daily MTG]] 2004年9月10日)
*[[永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjo]]
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*[https://mtg-jp.com/reading/mm/0036167/ マジックのデザイン・AからZ その1]([[Making Magic]] [[2022年]]7月12日 [[Mark Rosewater]]著)
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*[[永岩城の君主、今田/Konda, Lord of Eiganjo#ストーリー|今田/Konda]]([[背景世界/ストーリー用語]])
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*[[バニラクリーチャー]]([[機能別カードリスト]]
 
*[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:神河物語]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:ジャンプスタート2022]] - [[レア]]
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*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[レア]]

2024年1月18日 (木) 21:40時点における最新版


Isamaru, Hound of Konda / 今田家の猟犬、勇丸 (白)
伝説のクリーチャー — 犬(Dog)

2/2

1マナ2/2バニラである伝説のクリーチャーサバンナ・ライオン/Savannah Lions伝説化し、タフネスが1上がった。

序盤に少しでも多くのパーマネント展開したいウィニーにとって伝説であることは痛手となりうるが、1マナ2/2という規格外のサイズを考えれば微々たるものであり、所詮は小型クリーチャーなので2枚目を引いたころには1枚目は死亡しているケースも十分ありえるため、そこまで深刻な問題ではない。事実トーナメント級の高速デッキでは多くの場合で4枚採用される。

また神河ブロックでは伝説性はテーマのひとつであり、必ずしもデメリットばかりではない。例えば永岩城/Eiganjo Castleと組み合わせると序盤の攻防で非常に強力になる。

それでもまだデメリットが気になるのなら、デッキに1枚だけ採用する手もある。サバンナ・ライオンを4枚積んでいるようなデッキなら、1枚入れ替えたり、または追加の5枚目として採用するなど。当時のレジェンド・ルールでは、対戦相手の勇丸との対消滅の可能性は残っていたが、現在ではデメリットが皆無となった。

[編集] 脚注

  1. Core Set 2021 Update Bulletin(Internet Archive)Daily MTG News 2020年6月23日 Eli Shiffrin著)
  2. トリビアの研究 ― 伝説のクリーチャー/How Trivial – Legendary CreaturesMaking Magic 2020年11月23日)

[編集] 参考

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