呪文づまりのスプライト/Spellstutter Sprite

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Spellstutter Sprite / 呪文づまりのスプライト (1)(青)
クリーチャー — フェアリー(Faerie) ウィザード(Wizard)

瞬速
飛行
呪文づまりのスプライトが戦場に出たとき、マナ総量がX以下の呪文1つを対象とし、それを打ち消す。Xはあなたがコントロールするフェアリー(Faerie)の数に等しい。

1/1

カウンターつきのフェアリーボード・アドバンテージテンポ・アドバンテージを同時に取ることができる優良クリーチャーである。

自身もカウントするため、単体でも1マナ呪文に対するカウンターとして使える。1/1とはいえクリーチャーが付いてくることを考えればこれでも悪くないコスト・パフォーマンスだが、さらに他のフェアリーと共に使用する場合、数を並べることに長けた苦花/Bitterblossomの存在もあり、2マナで4~5マナ程度の中堅呪文を打ち消せる効率のよいカードとなる。フェアリーデッキの必須カードの1つであり、エクステンデッド以下でフェアリーデッキが活躍し続ける最たる理由でもある。

なお、エターナルクラシックでは極めて軽い呪文が幅を利かせているため、他にフェアリーを用いず、これ単体で採用されることも多い(例:グランビルフィッシュサバイバルNext Level Blue)。

コモンであるためパウパーにおいても使用可能。トップメタの一角である青単フェアリーではフェアリーの大群/Cloud of Faeriesとともにフル投入され、デッキ名の由来となっている。フェアリーの大群禁止後もフェアリーの悪党/Faerie Miscreantとともに青赤氷雪フェアリーに投入されている。シングルシンボルなため問題なく使用できる。

ウィザードでもあるため、激浪の研究室/Riptide Laboratoryで使いまわせばソフトロックも可能。非凡な虚空魔道士/Voidmage Prodigyを利用すればこれ一枚で呪文を2回打ち消すことができる。

リミテッドでもある程度フェアリーが揃っていれば充分な活躍ができるだろう。

  • カウンターはETB能力であるため、打ち消す対象の呪文がなくても唱えることができる。単純に瞬速持ちクリーチャーとして使うのも時には有用。
  • ETB能力が強制であり、対象にとれる呪文に制限があるために解決前にこれ自体や他のフェアリーが除去されるなどしてフェアリーの数が足りなくなった場合、不正な対象になり打ち消せなくなる。また相手がこちらの呪文に対応して唱えた呪文に対して唱えたとき最悪の場合として自分の呪文を打ち消す破目になったりするのでこれが戦場に出てからのやり取りは結構重要である。

参考

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