執拗なネズミ/Relentless Rats

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2010年6月19日 (土) 02:05時点における版


Relentless Rats / 執拗なネズミ (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ネズミ(Rat)

執拗なネズミは、戦場に出ている他の《執拗なネズミ/Relentless Rats》という名前のクリーチャー1体につき、+1/+1の修整を受ける。
1つのデッキに《執拗なネズミ/Relentless Rats》という名前のカードを望む枚数だけいれることができる。

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疫病ネズミ/Plague Ratsのリメイク版。疫病ネズミ同様、同じ名前クリーチャーが集まることで強化されるが、これは4枚制限ルールを無視する能力によって際限なく強化することが可能。ミラディン・ブロックのルールの破壊ぶりを象徴するカードの1枚である。

デッキに疫病ネズミが多ければ多いほど強化されるため、極端な話、執拗なネズミと沼/Swampだけのデッキを作れば驚異的なサイズに育つ。しかしそれではロボトミー/Lobotomy頭蓋の摘出/Cranial Extraction不同の力線/Leyline of Singularityなど絶望的な天敵が多すぎるので、手札破壊など多少のサポートを採用したほうがいいだろう。

霊気の薬瓶/AEther Vial捨て身の研究/Desperate Researchなどもサポートとしては便利。織端の石/Thrumming Stoneとは抜群の相性を誇り、同時に伏魔殿/Pandemoniumヤヴィマヤの火/Fires of Yavimayaもあれば即座にゲームを決めることも可能だろう。

  • 2番目の能力は、ゲーム開始前(ゲームを開始できるかどうか)にだけ適用される。ゲームが始まれば実質的に意味はない。すなわち、5枚以上見えている時に謙虚/Humilityなどでこの能力を失っても、問題にならない。
    • これは「デッキ」はゲームが開始すると「ライブラリー」となり、「サイドボード」は「ゲームの外部のカード」となるため。4枚制限ルールはあくまで「デッキ」に対して適用されるものであり、「ライブラリーの中に同名カードを5枚以上入れてはならない」というルールは存在しない。
  • これが無視できるのは4枚制限ルールのみで、フォーマットによるカード枚数の制約は無効にはできない。例えば、ハイランダーでは依然と1枚しか入れられない。
  • サイドボードはデッキの一部である。望むなら、サイドボードにこのカードを5枚以上(15枚でも)入れてもよい。もちろん、サイドボードとメインデッキあわせて5枚以上に(たとえば、メイン3枚、サイド2枚のように)なっても問題ない。
  • アンコモンなので10枚20枚と集めるのは結構つらい。コモンなら執拗なネズミデッキももっと隆盛したかもしれないが、リミテッドを考えれば妥当なところか。

世の中には、執拗なネズミと沼/Swampだけ、というデッキを組んだ人もいる。→参考

参考

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