奈落の総ざらい/Empty the Pits

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[[ゾンビ]]・[[クリーチャー]]・[[トークン]]を大量に生み出せる[[インスタント]][[呪文]]
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[[ゾンビ]]・[[クリーチャー]]・[[トークン]]を大量に生み出す[[探査]][[呪文]]。しかしその[[マナ・コスト]]は、[[黒]]の[[クァドラプルシンボル]]に[[X]]が2つと、前代未聞の[[重い|重さ]]を誇る。
  
[[インスタント・タイミング]]でしかも産み出すトークンの数を可変させられるのは良いのだが、[[]]の[[クァドラプルシンボル]]に[[X]]が2つと凄まじい[[重い|重さ]]を誇る。
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[[インスタント]]なので[[対戦相手]]の[[終了ステップ]]に[[唱える]]ことができるとはいえ、この重さはいかんともしがたい。まともに運用しようと思えば、[[黒単色]]に近い勢いの[[黒マナ]][[マナ基盤|基盤]]と探査のための[[墓地]][[肥やす|肥やし]]エンジンは必須であり、[[デッキ]]構築段階でかなり気を使う必要がある。
まともに運用しようと思えば[[探査]]により大きく[[コスト]]を減少させることは必須だろう。
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インスタントであることを活かして[[対戦相手]]の[[終了ステップ]]に唱えることで[[ソーサリー]][[除去]]を一回は避けられるため、Xの値を十分大きく取ってやれば[[1ターンキル|ワンショットキル]]も夢ではないが、[[キャントリップ]]付きの呪文や[[あなた|自分]]の[[ライブラリー破壊]]をする[[カード]]等を大量に詰め込むなど、[[デッキ]]構築段階でかなり気を使う必要がある。
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Xの値を十分大きく取ってやれば[[1ターンキル|ワンショットキル]]も夢ではないが、[[効果]]自体はあくまで[[バニラ]]の2/2の大量[[展開]]に過ぎないため「撃てば勝ち」とまでは言いがたく、主軸に据えて運用できるほどの信頼性はないか。
  
これをメインに据えて10体のトークンを出してワンパン、というよりも黒単色かそれに近いデッキで中盤以降に自然に溜まった墓地を利用して、"BBBB+墓地のカード2枚追放毎に2/2ゾンビトークンを1体出すインスタント"として見たほうが良いかもしれない。
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過度なXを狙わなければそれなりに現実的なコストに収まる(例えば5[[マナ]]あれば、墓地の[[カード]]5枚でX=3、7枚でX=4)。黒が濃い[[アグロ]]や[[コントロール (デッキ)|コントロール]]で、中盤以降に自然に貯まった墓地と余った[[マナ]]で使う、息切れ防止や最後の一押しと言った役割のほうが向いているか。ただし当然ながらこれに墓地のカードを費やす前提だと、他の探査呪文を採用できなくなるため、取捨選択が必要になってくる。
この場合インスタントで隙を作らず唱えられることも考えると3-4体も出れば十分か。[[ビートダウン]]の息切れ防止・戦力増強から[[コントロール]][[フィニッシャー]]やその補助として少数指しておく価値はあるかも知れない。
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*[[スタンダード]]で[[ヨーグモスの墳墓、アーボーグ/Urborg, Tomb of Yawgmoth]]と共存しているのは大きな追い風と言える。
 
*4マナ+X2つでトークンという点で[[正義の命令/Decree of Justice]]とやや似ている。
 
*4マナ+X2つでトークンという点で[[正義の命令/Decree of Justice]]とやや似ている。
 
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]
 
*[[マナ・コストにXを含むカード一覧]]
 
*[[カード個別評価:タルキール覇王譚]] - [[神話レア]]
 
*[[カード個別評価:タルキール覇王譚]] - [[神話レア]]

2014年10月4日 (土) 09:58時点における版


Empty the Pits / 奈落の総ざらい (X)(X)(黒)(黒)(黒)(黒)
インスタント

探査(この呪文を唱える段階であなたがあなたの墓地から追放した各カードは、(1)を支払う。)
黒の2/2のゾンビ(Zombie)・クリーチャー・トークンをX体、タップ状態で生成する。


ゾンビクリーチャートークンを大量に生み出す探査呪文。しかしそのマナ・コストは、クァドラプルシンボルXが2つと、前代未聞の重さを誇る。

インスタントなので対戦相手終了ステップ唱えることができるとはいえ、この重さはいかんともしがたい。まともに運用しようと思えば、黒単色に近い勢いの黒マナ基盤と探査のための墓地肥やしエンジンは必須であり、デッキ構築段階でかなり気を使う必要がある。

Xの値を十分大きく取ってやればワンショットキルも夢ではないが、効果自体はあくまでバニラの2/2の大量展開に過ぎないため「撃てば勝ち」とまでは言いがたく、主軸に据えて運用できるほどの信頼性はないか。

過度なXを狙わなければそれなりに現実的なコストに収まる(例えば5マナあれば、墓地のカード5枚でX=3、7枚でX=4)。黒が濃いアグロコントロールで、中盤以降に自然に貯まった墓地と余ったマナで使う、息切れ防止や最後の一押しと言った役割のほうが向いているか。ただし当然ながらこれに墓地のカードを費やす前提だと、他の探査呪文を採用できなくなるため、取捨選択が必要になってくる。

参考

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