政略/Political Trickery

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単純に使うと[[アドバンテージ]]を失うことに加え、[[対戦相手]]がよほど強力な[[基本でない土地]]をコントロールしている場合などでなければ利点がほとんどない。そして登場当初は[[露天鉱床/Strip Mine]]を筆頭とする土地破壊デッキのせいで基本でない土地があまり使われない環境であったため、[[カスレア]]に分類されるカードであった。

2022年10月18日 (火) 00:33時点における最新版


Political Trickery / 政略 (2)(青)
ソーサリー

あなたがコントロールする土地1つと、対戦相手1人がコントロールする土地1つを対象とする。それらのコントロールを交換する。(この効果は永続する。)


土地コントロール交換するカード

単純に使うとアドバンテージを失うことに加え、対戦相手がよほど強力な基本でない土地をコントロールしている場合などでなければ利点がほとんどない。そして登場当初は露天鉱床/Strip Mineを筆頭とする土地破壊デッキのせいで基本でない土地があまり使われない環境であったため、カスレアに分類されるカードであった。

しかしカスレア化の原因だった露天鉱床が制限カードになって土地破壊デッキが衰退すると、カウンターポストが流行りだす。そのキーカードかつ強力な土地であるKjeldoran Outpostの奪い合いによく使用されたため一躍人気レアになった。使用済みで手札戻る予定のThawing Glaciersを対戦相手に押し付け、カード・アドバンテージの喪失をごまかすことができたのも大きい。

5CG5CBなどの多色デッキが横行したミラージュ・ブロックテンペスト・ブロック期のスタンダードでも、よくサイドボードに採用された。対戦相手の多色土地を奪いマナ基盤を崩すと共に、自分のマナ基盤を安定させることができたからだ。こちらでは知られざる楽園/Undiscovered Paradiseを押し付けるか、アドバンテージの喪失を許容して基本土地を押し付けそれ以上にテンポ・アドバンテージを得られる期待が大きかった。

政治なんてゲームと同じ ――石を動かしたり、動かされたり―― ただ、その石がときどき血を流すの。
終末を招く者、ショークー

[編集] 参考

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