状況起因処理

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1970年1月1日 (木) 09:00時点における (トーク)による版
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状況起因効果/State Based Effect

プレイヤー優先権を得る時に常にチェックされるもので、以下に示すような、特定の条件を満たしたときに自動的に適用される15の効果のことをいう。 条件を満たしていないときは、この効果は発生しない。

状況起因効果が発生したら、すべての適用すべき効果を1つのイベントとして解決し、その後もう一度チェックを行う。 これを状況起因効果が発生しなくなるまで繰り返す。

状況起因効果は、スタックに乗らずに直ちに処理され、クリンナップ・ステップ中にもチェックされる。 これは常に有効であり、どのプレイヤーにもコントロールされていない。

  • 略して「SBE」と表記されることもある。
  • スタックに乗らずに処理されるため、ルール理解の1つの山となっている。
  • マナ・バーンは状況起因効果ではない。単純に、フェイズの終了時に未使用のマナ(とライフ)を失わせるゲームの行動である。


状況起因効果一覧

  • 敗北条件
  • クリーチャー墓地に置かれる
  • プレインズウォーカー墓地に置かれる
    • 6. 忠誠度が0であるプレインズウォーカーは、オーナーの墓地に置かれる。
    • 7. プレインズウォーカー・タイプを共有するプレインズウォーカーが複数場にある場合、それらはすべてオーナーの墓地に置かれる。
  • 何かについているパーマネント
    • 8. 不正なオブジェクトプレイヤーについているオーラや、何にもつけられていないオーラは、オーナーの墓地に置かれる。
    • 9. 不正なパーマネントについている装備品城砦は、そのパーマネントからはずれ場に残る。
    • 10. あるパーマネントについている、オーラでも装備品でも城砦でもないパーマネントは、そのパーマネントからはずれ場に残る。
  • コピートークンの消滅
    • 11. 以外の領域にあるトークンは消滅する(ゲームから取り除かれるわけではない)。
    • 12. スタック以外の領域にある呪文のコピーは消滅する。スタックでも場でもない領域にあるカードのコピーは消滅する。
  • カウンターの相殺
    • 13. 単一のパーマネントに+1/+1カウンターと-1/-1カウンターが乗っている場合、その2つのうちで少ないほうと同数だけ、両方のカウンターを取り除く。
  • 特殊タイプ
    • 14. レジェンド・ルール
      • 特殊タイプ「伝説の」を持つ同名のパーマネントが複数場にある場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる(同名の2つのパーマネントのうち、片方だけが伝説のパーマネントである場合には適用されない)。
    • 15. ワールド・ルール
      • 特殊タイプ「ワールド」を持つパーマネントが複数場にある場合、ワールドを持って場にいた期間がもっとも短いもの以外すべてがオーナーの墓地に置かれる。もっとも短い期間が等しい場合、そのすべてがオーナーの墓地に置かれる。


参考

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