畏怖

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2015年7月30日 (木) 03:25時点におけるヴぁ (トーク | 投稿記録)による版
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畏怖/Fear
種別 常在型能力
登場セット 多数
CR CR:702.36

畏怖(いふ)/Fearは、オンスロートで制定されたキーワード能力。これは常在型能力回避能力)である。


Severed Legion / 切り刻まれた軍勢 (1)(黒)(黒)
クリーチャー — ゾンビ(Zombie)

畏怖(このクリーチャーは、アーティファクト・クリーチャーや黒のクリーチャーによってしかブロックされない。)

2/2


Fear / 畏怖 (黒)(黒)
エンチャント — オーラ(Aura)

エンチャント(クリーチャー)(あなたがこれを唱えるに際し、クリーチャー1体を対象とする。このカードはそのクリーチャーにつけられた状態で戦場に出る。)
エンチャントされているクリーチャーは畏怖を持つ。(それは黒でもアーティファクトでもないクリーチャーによってはブロックされない。)


定義

畏怖/Fearを持つクリーチャーは、でもアーティファクトでもないクリーチャーによってブロックされない

解説

以前から存在していた「黒でもアーティファクトでもないクリーチャーにブロックされない」能力をキーワード化したものである。名前は、クリーチャーにこの能力を付加するオーラ畏怖/Fearに由来する。これと同じ能力はオラクル更新によりすべて畏怖に変更された。この変更に伴い、「黒」の部分を何らかの効果で書き換えることはできなくなった。

多くのエキスパンションに渡って登場する常磐木能力のひとつであり、基本セットでも第10版まで畏怖/Fear皆勤賞であったが、基本セット2010のリニューアルの際に、似た機能を持つキーワード能力の威嚇に置き換えられるような形で総合ルールの常磐木能力から削除された。基本セット2010以降は、畏怖を持つカードは収録されていない。

常磐木能力からの退場は畏怖に二つの問題があったためである。ひとつ目は言葉の問題であり、ルール文章の「creature gain fear(クリーチャーは畏怖を持つ)」という書き方は「クリーチャーが相手に恐怖心を与える」メカニズムとは逆に「クリーチャー自身が恐怖心を抱く」という意味を含んでしまう。二つ目はデザイン上の問題で、畏怖は黒クリーチャーにおいてのみ意味があるもののため、黒に次ぐ第二色に広げるには少々制約があり過ぎたことだ。後継としてデザインされた威嚇はこれらの問題を解決している。(Evergreen Eggs & Ham参照)

参考

引用:総合ルール 20231117.0

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