真鍮の都/City of Brass

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2013年6月8日 (土) 06:58時点におけるTaxin (トーク | 投稿記録)による版
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City of Brass / 真鍮の都
土地

真鍮の都がタップ状態になるたび、それはあなたに1点のダメージを与える。
(T):好きな色1色のマナ1点を加える。


マジックの黎明期から存在する、ライフリソースにして好きな色マナを出せる土地。史上初の5色地形にして代表格。便利だがそのつけとして、マナを出さなくともタップ状態になるだけで1点のダメージを受けてしまう。

とにかく、タップ状態になると痛いので、氷の干渉器/Icy Manipulatorなどの永続的にタップする手段に対して弱点を持つ。とはいえ、ステロイド系のデッキはそんなものに躊躇している暇は無かったため、速攻系の多色デッキではよく使われた。

アジア太平洋選手権97では、香港勢がこれを多用した5色デッキで好成績を残した。金澤尚子曰く「真鍮の都でソープロテラー赤ブラストカウンターが飛んできて、挙句にジンで殴られた」らしい。

  • 色拘束が薄いもしくはシングルシンボルカードとは相性がよい。特にエターナルではそういうカードで強いのが多いのでよく利用される。
  • ダメージを与える効果ペインランドと違い、マナ能力とは独立した誘発型能力に含まれるため、一旦スタックに乗ることに注意。
    • 例えばマナを出してから何かソーサリー呪文唱える場合、まずこのダメージの能力を解決する必要がある。この段階でオアリムの詠唱/Orim's Chantなどを使われると、その呪文を唱えられなくなってしまう。この事例に関しては、その呪文を唱える宣言を先にし、コスト支払いの段階で初めてマナを出せばよい。
    • 一方、自分のライフが1点しか無い状態でもインスタント火力を使えば、ダメージを受けてライフが無くなる前に勝利することができる。この場合逆に、先にマナを出してダメージの誘発型能力をスタックに乗せ、それに対応して火力呪文を唱える。
  • 読み方は「しんちゅうのみやこ」。
  • 英語名からCoBと呼ばれることもある。

関連カード

主な亜種

ペインランドもこれが基になっているが、ダメージを受ける5色地形という直接的なリメイクは次のようなものがある。

ストーリー

真鍮の都/City of Brassラバイア/Rabiahの遠い外れのどこかに位置するとされる都市(ワイルドファイア/Wildfireに存在する可能性も挙げられている)。

Princess Fatima(ファティマ王女)が魔術で建造し、母国からラバイアの果てに魔法的手段で転移させた。人間不信の王女は孤独を紛らわすため真鍮人間/Brass Manを作り出し、この都に住まわせた。ジンイフリートもしばしば訪れるが、それより遥かに多くの真鍮人間が住んでいる。

この都は、絶えず熱気で蜃気楼が揺らめき、気温は周囲の砂漠/Desertよりゆうに20度ほど高い。建造物は全て石材と真鍮で造られていて、日の出から日の入りまで血塗られた黄金のように輝き、日没後でも数時間は熱放射でぼんやりと光っている。近隣の山々でさえ真鍮で覆われていて、夜のうちに山頂に雪が積もることが多々あるものの、日の出から一時間も経たずに融けてしまう。この苛酷な環境で暮らせるクリーチャーは少ない。都で生き残れるものはわずかである。

以上のような状況から苦痛と憤怒の街と称されているにも拘らず、手軽に濃密なマナを生み出すため、魔法を扱う者たちが惹き付けられてくる。だが、この都のマナは熔解した真鍮のごとく熱く燃え、苦痛なしに扱える魔術師はいない。

登場

  • The City of Brass(Encyclopedia Dominiaの掌編)
  • City of Brass(Encyclopedia Dominiaの見出し語)

参考

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