金属の徒党の種子鮫/Chrome Host Seedshark

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2023年5月4日 (木) 15:46時点における223.219.162.206 (トーク) - whois による版
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Chrome Host Seedshark / 金属の徒党の種子鮫 (2)(青)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) サメ(Shark)

飛行
あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、培養Xを行う。Xは、その呪文のマナ総量に等しい。(培養器(Incubator)トークン1つを、「(2):このアーティファクトを変身させる。」を持ち、+1/+1カウンターX個が置かれた状態で生成する。それは0/0のファイレクシアン(Phyrexian)・アーティファクト・クリーチャーに変身する。)

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空を飛びクリーチャーでない呪文唱えるたびそのマナ総量に等しい培養を行うファイレクシアンサメ。 見た目から言っても完全に生物版サメ台風/Shark Typhoonである。軽くなった分、クリーチャーとなり、展開にも追加マナを要求するようになった。

エンチャントだったサメ台風と異なり、自分自身も戦力になる点が最大の相違点である。

3マナ2/4のフライヤーの時点でそれなりに優秀。タフネス4は維持する場合には他のサポートがほしくなるラインだが、パワーも2あるのでアグロ相手の防波堤として単独で役割を果たせる。 一方コントロール系統には除去に弱くなった部分を晒すことになるが、クロック要員として使っても悪くはないため、(サメ台風と比較して)大きなマイナス要素とはならない。

培養したトークンたちはインスタントタイミングでマナを余らせないように投入していく形になるだろう。

その他ファイレクシアンである点やアーティファクトを生み出せる点は多くの活用の余地があり、コンボ方面でのポテンシャルのあるカードでもある。

リミテッドではそこそこのボム。シンプルに優秀であり、バトルでも(第2面が非クリーチャーならそれも)トークンを造れるため意外と効果の発動機会は多い。ファイレクシアンのシナジーを活かせるカードが多い環境なのも追い風。特に都和市の堕落/Corruption of Towashiら、ファイレクシアをサポートする培養エンチャントサイクルとの相性が極めて良好。

構築では、登場時のスタンダードにおける青単テンポら青系デッキの弱点を補強可能であることから、機械兵団の進軍発売直後から採用が試みられている。


  • マナ・コストXが含まれるなら、スタック上のその呪文のマナ総量はXの値を加味することに注意。
  • 元の呪文が打ち消されても培養は行われる。
  • サメ台風/Shark Typhoonリメイク。『サメ台風』という現象そのものがモチーフだった元カードと異なり、こちらは1匹のファイレクシアシャークが小サメを量産するカードとなっている。
  • 日本語版の拡張アート版のカードは、2つ目の能力が「なたがクリーチャーでない呪文を~」となってしまっている誤植がある[1]

参考

  1. 『機械兵団の進軍』一部カードにおけるテキスト訂正のお知らせとお詫び(マジック日本公式サイト 2023年4月8日)
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