頑固な否認/Stubborn Denial

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序盤は[[フルタップ]]しやすいため1[[マナ]]の要求でも[[打ち消す|打ち消せる]]可能性は高く、[[パワー]]4以上のクリーチャーを[[展開]]した後はそれを最小限の[[テンポ]]ロスで守る[[カード]]として機能する。適切な[[デッキ]]さえ用意できるのであれば、[[構築]]でも採用可能性のある1枚。
 
序盤は[[フルタップ]]しやすいため1[[マナ]]の要求でも[[打ち消す|打ち消せる]]可能性は高く、[[パワー]]4以上のクリーチャーを[[展開]]した後はそれを最小限の[[テンポ]]ロスで守る[[カード]]として機能する。適切な[[デッキ]]さえ用意できるのであれば、[[構築]]でも採用可能性のある1枚。
  
一方[[コントロール (デッキ)|コントロール]]などの獰猛を達成しづらいデッキでは中盤以降[[腐る]]リスクが高く、1マナ[[重い]][[否認/Negate]]を使った方がよいだろう。
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一方[[コントロール (デッキ)|コントロール]]などの獰猛を達成しづらいデッキでは中盤以降[[腐る]]リスクが高く、1マナ[[重い]][[否認/Negate]]を使った方がよいだろう。ただ、高[[パワー]]の[[フィニッシャー]]を[[除去]]から守る[[打ち消す|カウンター]]としては最適なのでデッキの構成によっては一考に値する。
  
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[[スタンダード]]では[[青赤緑ビートダウン#テーロス・ブロック+タルキール覇王譚ブロック期|ティムールミッドレンジ]]や[[黒緑白ビートダウン#タルキール覇王譚ブロック+マジック・オリジン+戦乱のゼンディカー・ブロック期|ブルーアブザン]]で採用されることがあった。[[モダン]]では[[親和 (デッキ)#モダン|親和]]や青系の[[エルドラージ (デッキ)#モダン|エルドラージ]]、同じく青系の[[死の影]]などで採用されることがある。
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*クリーチャーと併用するカウンターという点では[[統一された意思/Unified Will]]に似たものがある。
 
*打ち消し呪文の多くは「反論」や「妨害呪文」のフレイバーを持たされているが、このカードは[[ティムール境/The Temur Frontier]]に属するためか、斧を一振りして呪文を打ち払うという[[青]]らしからぬ{{Gatherer|id=388287}}になっている。[[フレイバー・テキスト]]も印象的。
 
*打ち消し呪文の多くは「反論」や「妨害呪文」のフレイバーを持たされているが、このカードは[[ティムール境/The Temur Frontier]]に属するためか、斧を一振りして呪文を打ち払うという[[青]]らしからぬ{{Gatherer|id=388287}}になっている。[[フレイバー・テキスト]]も印象的。
  

2017年8月15日 (火) 18:35時点における最新版


Stubborn Denial / 頑固な否認 (青)
インスタント

クリーチャーでない呪文1つを対象とする。それのコントローラーが(1)を支払わないかぎり、それを打ち消す。
獰猛 ― あなたがパワーが4以上のクリーチャーをコントロールしているなら、代わりにその呪文を打ち消す。


クリーチャー呪文限定の不確定カウンター獰猛を達成すると確定カウンターになる。

序盤はフルタップしやすいため1マナの要求でも打ち消せる可能性は高く、パワー4以上のクリーチャーを展開した後はそれを最小限のテンポロスで守るカードとして機能する。適切なデッキさえ用意できるのであれば、構築でも採用可能性のある1枚。

一方コントロールなどの獰猛を達成しづらいデッキでは中盤以降腐るリスクが高く、1マナ重い否認/Negateを使った方がよいだろう。ただ、高パワーフィニッシャー除去から守るカウンターとしては最適なのでデッキの構成によっては一考に値する。

スタンダードではティムールミッドレンジブルーアブザンで採用されることがあった。モダンでは親和や青系のエルドラージ、同じく青系の死の影などで採用されることがある。

細かいことに構っていられるほどティムールは悠長ではない。

[編集] 参考

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