PT Jank

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
[[ジャンク]][[デッキ]]の一種で、[[白]]と[[赤]]で構成される[[ビートダウン]]。
+
'''PT Jank'''(''Pro Tour-Jank'')は、[[ジャンク]][[デッキ]]の一種で、[[白]]と[[赤]]で構成される[[ビートダウン]]。
登場したのは初期の[[エクステンデッド]]で、このデッキが初めてジャンクと呼ばれたデッキと言われている。
+
  
 
{{#card:Savannah Lions}}
 
{{#card:Savannah Lions}}
8行: 7行:
 
{{#card:Swords to Plowshares}}
 
{{#card:Swords to Plowshares}}
  
[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]や[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]、[[火葬/Incinerate]]などのカードパワーの高い[[軽い|軽量]]カードが詰め込まれている。
+
[[ジャッカルの仔/Jackal Pup]]や[[サバンナ・ライオン/Savannah Lions]]、[[火葬/Incinerate]]などの[[カードパワー]]の高い[[軽い|軽量]]カードが詰め込まれている。
[[Olle Rade]]が[[プロツアーローマ98]]においてベスト4に輝き、一躍脚光を浴びた。
+
[[Olle Rade]]が[[プロツアーローマ98]]においてベスト4に輝き、一躍脚光を浴びた。→[[#初期型|*1]]
  
また、近年の[[ボロスウィニー]]もこのデッキの一種と見なすこともでき、実際にボロスウィニーを「PT Jank」と表現している記述も見られる。
+
登場したのは初期の[[エクステンデッド]]で、このデッキが初めてジャンクと呼ばれたデッキと言われている。このデッキが「まるでガラクタ(junk)を寄せ集めたようなデッキだ」と評されたことから、以後カードパワーで押しまくる[[多色デッキ]]にジャンクという名がつけられるようになった、と言われている。
  
==サンプルレシピ==
+
[[ラヴニカ:ギルドの都]]参入直後にも同様なデッキは見られた。→[[#後期型|*2]]
<!-- 書けない場合は<!-- 」で全てコメントアウトしてください -->
+
[[凍らし/Frostling]]などの軽量赤クリーチャーを主力に白のサポートを加える。
 +
だが、のちに白を基調とした[[BDW]]に主流が移っていった。
 +
 
 +
*[[白赤ビートダウン]]の総称としてこの名称が用いられることもある。近年の[[ボロスウィニー]]などもこのデッキの一種と見なすこともでき、実際にボロスウィニーを「'''PT Jank'''」と表現している記述も見られる。
 +
 
 +
==初期型==
  
 
*備考
 
*備考
92行: 96行:
  
 
*[[プロツアーローマ98]]はいわゆる[[MoMaの冬]]の始まりとなる大会であり、それを見越して[[不毛の大地/Wasteland]]と[[沈黙のオーラ/Aura of Silence]]が[[メインデッキ]]からフル投入されている。
 
*[[プロツアーローマ98]]はいわゆる[[MoMaの冬]]の始まりとなる大会であり、それを見越して[[不毛の大地/Wasteland]]と[[沈黙のオーラ/Aura of Silence]]が[[メインデッキ]]からフル投入されている。
 +
 +
==後期型==
 +
*参考
 +
**[[プロツアーロサンゼルス05]] ベスト8([http://www.wizards.com/Magic/Magazine/Events.aspx?x=mtgevent/ptla05ja/welcome 参考])
 +
**使用者:[[Ervin Tormos]]
 +
*[[フォーマット]]
 +
**[[エクステンデッド]]([[第7版]]~[[第9版]]、[[インベイジョン]]~[[ラヴニカ:ギルドの都]])
 +
 +
{{#MagicFactory:df301188}}
 +
 +
*[[ローテーション]]直後のエクステンデッドタイプ。
  
 
==参考==
 
==参考==

2009年3月14日 (土) 12:59時点における版

PT Jank(Pro Tour-Jank)は、ジャンクデッキの一種で、で構成されるビートダウン


Savannah Lions / サバンナ・ライオン (白)
クリーチャー — 猫(Cat)

2/1


Lightning Bolt / 稲妻 (赤)
インスタント

クリーチャーやプレインズウォーカーやプレイヤーのうち1つを対象とする。稲妻はそれに3点のダメージを与える。



Swords to Plowshares / 剣を鍬に (白)
インスタント

クリーチャー1体を対象とし、それを追放する。それのコントローラーは、そのパワーに等しい点数のライフを得る。


ジャッカルの仔/Jackal Pupサバンナ・ライオン/Savannah Lions火葬/Incinerateなどのカードパワーの高い軽量カードが詰め込まれている。 Olle Radeプロツアーローマ98においてベスト4に輝き、一躍脚光を浴びた。→*1

登場したのは初期のエクステンデッドで、このデッキが初めてジャンクと呼ばれたデッキと言われている。このデッキが「まるでガラクタ(junk)を寄せ集めたようなデッキだ」と評されたことから、以後カードパワーで押しまくる多色デッキにジャンクという名がつけられるようになった、と言われている。

ラヴニカ:ギルドの都参入直後にも同様なデッキは見られた。→*2 凍らし/Frostlingなどの軽量赤クリーチャーを主力に白のサポートを加える。 だが、のちに白を基調としたBDWに主流が移っていった。

  • 白赤ビートダウンの総称としてこの名称が用いられることもある。近年のボロスウィニーなどもこのデッキの一種と見なすこともでき、実際にボロスウィニーを「PT Jank」と表現している記述も見られる。

初期型

メインデッキ (60)
クリーチャー (17)
3 ヴェクの聖騎士/Paladin en-Vec
4 サバンナ・ライオン/Savannah Lions
4 ジャッカルの仔/Jackal Pup
4 白騎士/White Knight
2 サルタリーの僧侶/Soltari Priest
呪文 (22)
1 ハルマゲドン/Armageddon
2 剣を鍬に/Swords to Plowshares
4 税収/Tithe
4 沈黙のオーラ/Aura of Silence
4 稲妻/Lightning Bolt
3 呪われた巻物/Cursed Scroll
4 モックス・ダイアモンド/Mox Diamond
土地 (21)
2 真鍮の都/City of Brass
4 不毛の大地/Wasteland
2 Kjeldoran Outpost
2 宝石鉱山/Gemstone Mine
4 Plateau
7 平地/Plains
サイドボード
4 暖気/Warmth
2 赤霊破/Red Elemental Blast
2 紅蓮破/Pyroblast
1 解呪/Disenchant
2 因果応報/Karma
1 剣を鍬に/Swords to Plowshares
2 鋸刃の矢/Serrated Arrows
1 スレイマンの遺産/Suleiman's Legacy

後期型

PT Jank [1]
土地 (24)
3 蛮族のリング/Barbarian Ring
2 ちらつき蛾の生息地/Blinkmoth Nexus
4 血染めのぬかるみ/Bloodstained Mire
7 山/Mountain
4 聖なる鋳造所/Sacred Foundry
4 樹木茂る山麓/Wooded Foothills
クリーチャー (16)
4 凍らし/Frostling
4 ゴブリンの軍団兵/Goblin Legionnaire
4 渋面の溶岩使い/Grim Lavamancer
4 かまどの神/Hearth Kami
呪文 (20)
4 炎の稲妻/Firebolt
3 尖塔の源獣/Genju of the Spires
3 溶岩の投げ矢/Lava Dart
4 稲妻のらせん/Lightning Helix
3 略奪/Pillage
3 激発/Violent Eruption
サイドボード (15)
3 解呪/Disenchant
4 ドワーフの爆風掘り/Dwarven Blastminer
3 火炎舌のカヴー/Flametongue Kavu
2 巣立つドラゴン/Fledgling Dragon
3 戦争の報い、禍汰奇/Kataki, War's Wage


参考

MOBILE