Phyrexian Gremlins

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1つの[[アーティファクト]][[タップ]]状態に固定・押さえ込む[[クリーチャー]]
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[[アーティファクト]]専門の[[タッパー]]。これ自身を[[タップ]]状態に留めることで、タップしたアーティファクトの[[アンタップ]]を阻止できる。
  
結果的に、[[起動コスト]]にタップを含んでいたり[[テキスト]]で「[[アンタップ]]状態であるかぎり云々」と指定されていたりするアーティファクトは無力化される。
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結果的に、[[起動コスト]]にタップを含むアーティファクトや、[[静態の宝珠/Static Orb]]などのアンタップ状態にのみ機能するアーティファクトは無力化される。これ自体が[[除去]]されたり、他の[[アンタップ]]手段があったりしたらダメとはいえ、アーティファクト除去が苦手な[[黒]]としてはわりと有効なアーティファクト対策である。
これ自体が[[除去]]されたり、他の[[アンタップ]]手段があったりしたらダメとはいえ、アーティファクト除去が苦手な[[]]としてはわりと有効なアーティファクト対策。
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*[[第6版]]のルール改訂で[[能力]]が弱体化した[[カード]]の1つ。第6版より前は「アーティファクトの能力はアンタップ状態の場合にのみ機能する」というルールがあり、タップすれば、どのアーティファクトの能力も無力化することができた。例えばこのカードで[[対戦相手]]の[[象牙の塔/Ivory Tower]]をタップ状態に固定すれば、相手の[[ライフ]][[回復]]を阻止できていた。第6版以降のルールでは、(例えば[[静態の宝珠/Static Orb]]のように)能力自体に特にそう書いていなければアーティファクトの能力はタップ状態でも機能するので、先述のようなことはできない。
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*印刷時は'''[[グレムリン]]'''/''Gremlin(s)''という当時特有の[[クリーチャー・タイプ]]を持っていたが、2008年1月18日の[[オラクル]]更新で一時期[[アウフ]]へと変更されていた。その後、[[ミラディン包囲戦]]の[[解剖妖魔/Flensermite]]でグレムリンが復活したのに合わせて、2011年2月4日のオラクル更新でグレムリンに戻された。さらに[[2021年]]6月の[[オラクル]]変更で[[ファイレクシアン]]が追加されたが、[[名前]]側が複数形のせいで[[カード名とクリーチャー・タイプが同じカード]]に成り損ねた。
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*後に、[[青]]くなり能力が[[クリーチャー]]専用となった[[砂イカ/Sand Squid]]が登場した。
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*[[ミラディンの傷跡]]において[[錆ダニ/Rust Tick]]という調整版が出たが、残念なことに[[ファイレクシア/Phyrexia]]陣営ではない。
  
*[[第6版]]のルール改訂で[[能力]]が弱体化した[[カード]]の1つ。古いルールでは、常時動作するアーティファクトは「タップ状態では効果がなくなる(スイッチ・オフになる)」ことになっていた。例えばこのカードで[[対戦相手]]の[[象牙の塔/Ivory Tower]]をタップ固定すれば、相手の[[ライフ]][[回復]]を阻止できていた。現ルールでは、(例えば[[冬の宝珠/Winter Orb]]のように)カード自体に特にそう書いていなければアーティファクトはタップ状態でも機能してしまうので、上記のようなことはできない。
 
*[[クリーチャー・タイプ]]が[[グレムリン]]である唯一のクリーチャーであったが、2008年1月の[[Oracle]]改訂によりグレムリンを失い、[[アウフ]]となる。
 
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]4
 
*[[カード個別評価:アンティキティー]] - [[コモン]]4

2021年6月22日 (火) 20:57時点における最新版


Phyrexian Gremlins (2)(黒)
クリーチャー — ファイレクシアン(Phyrexian) グレムリン(Gremlin)

あなたは、あなたのアンタップ・ステップにPhyrexian Gremlinsをアンタップしないことを選んでもよい。
(T):アーティファクト1つを対象とし、それをタップする。それは、Phyrexian Gremlinsがタップ状態であり続けるかぎり、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。

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アーティファクト専門のタッパー。これ自身をタップ状態に留めることで、タップしたアーティファクトのアンタップを阻止できる。

結果的に、起動コストにタップを含むアーティファクトや、静態の宝珠/Static Orbなどのアンタップ状態にのみ機能するアーティファクトは無力化される。これ自体が除去されたり、他のアンタップ手段があったりしたらダメとはいえ、アーティファクト除去が苦手なとしてはわりと有効なアーティファクト対策である。

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