Scarwood Bandits

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*[[森]][[土地渡り|渡り]]も持っているため、相手が[[緑]]ならアーティファクトを使っていなくてもとりあえず無駄にならないのもメリットといえる。
 
*[[森]][[土地渡り|渡り]]も持っているため、相手が[[緑]]ならアーティファクトを使っていなくてもとりあえず無駄にならないのもメリットといえる。
*印刷時のテキストには「対戦相手は(2)を[[支払う]]ことでこの処理を取り消してもよい」と書かれていた。一時期、[[Duelist]]誌3号で「そのアーティファクトをコントロールしていた[[プレイヤー]]のみ、取り消すために支払ってもよい」という裁定が出され、[[オラクル]]でもその裁定が反映される形となっていたが、2010年7月のオラクル更新で、印刷時に合わせて、対戦相手が取り消すためのコストを支払えるように戻された。これにより、以下のような違いが生じる。
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**自分のアーティファクトを対象とする時、相手に妨害されうるようになった。
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==オラクルの変遷==
***例えば、[[反逆の行動/Act of Treason]]で一時的に奪った[[アーティファクト・クリーチャー]]のコントロールを「固定」する時。
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===ルール文章===
**多人数戦で、コントローラーの[[チームメイト]]が支払いに参加できるようになった。
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印刷時のルール文章には「'''対戦相手'''は(2)を[[支払う]]ことでこの処理を取り消してもよい」と書かれていた。
**多人数戦で、チームメイトのアーティファクトを「借りる」場合に対戦相手が妨害できるようになった。
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一時期、[[Duelist]]誌3号で「'''そのアーティファクトをコントロールしていた[[プレイヤー]]'''のみ、取り消すために支払ってもよい」という裁定が出され、[[オラクル]]でもその裁定が反映される形となっていた。その後、できる限り印刷時のテキストに合わせる方針から、2010年7月のオラクル更新で、対戦相手が取り消すためのコストを支払えるように戻された。
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旧オラクルと比べて、現在のオラクルでは以下のような違いがある。
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*自分のアーティファクトを対象とする時、相手に妨害されうるようになった。
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**例えば、[[反逆の行動/Act of Treason]]で一時的に奪った[[アーティファクト・クリーチャー]]のコントロールを「固定」する時。
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*多人数戦で、コントローラーの[[チームメイト]]が支払いに参加できるようになった。
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*多人数戦で、チームメイトのアーティファクトを「借りる」場合に対戦相手が妨害できるようになった。
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===クリーチャー・タイプ===
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印刷時のクリーチャー・タイプは[[山賊]](Bandit)であったが、[[2007年9月サブタイプ変更]]で山賊から[[人間]]・[[ならず者]]に変更された(山賊は廃止)。
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*山賊のクリーチャー・タイプは、これ以外には[[ポータル]]のオラクル編入の際にクリーチャー・タイプが追加された[[突進する山賊/Charging Bandits]]にしか存在せず、印刷されたカードの中ではこれ特有のクリーチャー・タイプであった。
  
 
==参考==
 
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[[Category:ザ・ダークの再録禁止カード]]
 
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2013年8月19日 (月) 12:23時点における版


Scarwood Bandits (2)(緑)(緑)
クリーチャー — 人間(Human) ならず者(Rogue)

森渡り(このクリーチャーは、防御プレイヤーが森(Forest)をコントロールしているかぎりブロックされない。)
(2)(緑),(T):アーティファクト1つを対象とする。対戦相手1人が(2)を支払わず、Scarwood Banditsが戦場に出続けているかぎり、そのアーティファクトのコントロールを得る。

2/2

アーティファクトを盗むクリーチャーパーマネントコントロールを奪えるのクリーチャーというのは珍しい。

「盗み」は対戦相手も2マナ消費することで阻止できるので確実性は低いが、それだけで減速を強いられるとすれば悪くない。しかし、こちらは3マナ消費していることに気をつけたい。

一種のアーティファクト対策ともいえるが、アーティファクトの中には奪っても状況が変わらないものもある(冬の宝珠/Winter Orbなどの恒常的なもの)。いずれにしてもこれが除去されたら返却しなければならないことも考えると、何らかのアーティファクトを生け贄に捧げる手段も考えておくとよいだろう。

  • 渡りも持っているため、相手がならアーティファクトを使っていなくてもとりあえず無駄にならないのもメリットといえる。

オラクルの変遷

ルール文章

印刷時のルール文章には「対戦相手は(2)を支払うことでこの処理を取り消してもよい」と書かれていた。

一時期、Duelist誌3号で「そのアーティファクトをコントロールしていたプレイヤーのみ、取り消すために支払ってもよい」という裁定が出され、オラクルでもその裁定が反映される形となっていた。その後、できる限り印刷時のテキストに合わせる方針から、2010年7月のオラクル更新で、対戦相手が取り消すためのコストを支払えるように戻された。

旧オラクルと比べて、現在のオラクルでは以下のような違いがある。

  • 自分のアーティファクトを対象とする時、相手に妨害されうるようになった。
  • 多人数戦で、コントローラーのチームメイトが支払いに参加できるようになった。
  • 多人数戦で、チームメイトのアーティファクトを「借りる」場合に対戦相手が妨害できるようになった。

クリーチャー・タイプ

印刷時のクリーチャー・タイプは山賊(Bandit)であったが、2007年9月サブタイプ変更で山賊から人間ならず者に変更された(山賊は廃止)。

  • 山賊のクリーチャー・タイプは、これ以外にはポータルのオラクル編入の際にクリーチャー・タイプが追加された突進する山賊/Charging Banditsにしか存在せず、印刷されたカードの中ではこれ特有のクリーチャー・タイプであった。

参考

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