これがどうしてパー3?!/How Is This a Par Three?!
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How Is This a Par Three?! / これがどうしてパー3?! (2)(青)(青)エンチャント
あなたが呪文1つを唱えるたび、プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードX枚を切削する。Xはその呪文の名前の単語数に等しい。
[どんぐりシンボル付き - トーナメントでは使用できない。]
呪文を唱える度に、そのカード名の単語数に応じた枚数の切削を行うエンチャント。
大体のカードの単語数は2から3程度、比較的カード名が長いこれ自身を見ても6止まり。これだけでライブラリーを削りきるのはそれなりに時間がかかる。リミテッドではライブラリーの枚数が少ないこと、墓地利用手段も少ないためレア以上を落とせればリターンが大きいことから対戦相手を対象に使っても悪くないが、カジュアルプレイで使うのであれば、あなた自身を対象にして墓地を肥やすために用いるのが一般的か。特にフラッシュバックを始めとする、墓地から唱えることが可能な呪文とは相性がよく、フラッシュバックで唱えた呪文により、新たなフラッシュバックを墓地に仕込むことができ、疑似的に手札を絶やさないような手段として機能する。
カジュアルプレイで使う場合、Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elementalを仕込むのもあり。アン・カードの中でも扱いが複雑でないイラスト関連のカードなので、このカードが許される場合はそちらも許可されやすいだろう。こちらを張ってからあちらを唱えればそれだけで25枚の切削。2回も唱えればライブラリーアウトを呼び込めるだろう。ただし色の異なるダブルシンボル同士なので、最速で決めるにはある程度色マナを安定して出す手段が必要。裏技として_____を使うのもアリ。こちらは色が同じ、かつ予め2枚のカード名を変えておけばこれを張った次のターンにでもライブラリーアウトが可能となる。ただし何かしらの手段で能力を封じられた場合は0語なので切削を一切行えずに終わる。
- パー(Par)とは、ゴルフの各ホール(競技エリア)に定められた規定打数を指す用語。パー3(Par Three)であれば、そのホールは3回の打数でボールをカップに入れることを基準としている。規定打数と同じ打数でカップインできれば「パー」、+1打なら「ボギー」、-1打なら「バーディー」と、そのコースでのスコアを表現する際にも用いられる。
- このカードで表現しているのは、おそらくそのホールでのプレーを終了することを意味するホールアウト(Hole Out)とライブラリー切れで決着することを意味するデックアウト(Deck Out)をひっかけたシャレ(「ライブラリーアウト」は和製英語)。呪文を唱えることをショット、対戦相手のライブラリーをひとつのホールに見立てているのだろう。カード名に書かれているように、まともなデッキを使っている一般的なプレインズウォーカーにとって、イラストに描かれているようなぶっ飛んだホールをパーでホールアウトすることは困難を極める。ただし上述のように、Our Market Research Shows That Players Like Really Long Card Names So We Made this Card to Have the Absolute Longest Card Name Ever Elementalを複数回連続で唱えられる異常な魔術師であれば話は変わってくる。