セジーリ/Sejiri

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セジーリ/Sejiriは、ゼンディカー/Zendikarの主要な大陸の1つ。

目次

[編集] 概要

セジーリは、ゼンディカーの亜極地帯に取り付けられた蓋である。それは巨大な台地に似ており、その端は信じられないほど高い崖で表面は岩が並ぶ風で荒廃したツンドラになっている。探検隊はこの地域を探検するが、永続的な宿営地はほとんど存在しない。居住を始めた人型種族のうち、ほとんどは他の主要な種族との交流がないゴブリンである。

荒涼として、美しくて、極端で、広大な氷のツンドラこそセジーリである。氷と風の嵐が吹き荒れる冷たい荒野は自然の危険の温床となっている。探索者は急流の川にかかる脆い氷の橋、霜の息を吐く捕食者、そして巨大な、大地に氷と雪の雪崩を降り注がせる「壷」と呼ばれる浮き石(イラスト)と戦わなくてはいけない。

危険にも係わらず、セジーリは少数の頑強な探検者達を呼び込んでいる。この地域には、熱い息で風を吹き払う特に丈夫な灰色北極狼を使うコー人間ソリ乗りが知られている。 コーはセジーリの大部分の地図を持っている。しかしこの地域の風と氷の嵐は知られた道標を一月、あるいは一週間の内に消し去ってしまいがちであり、その地図は実用的なガイドよりも歴史的価値を持つものと化している。一部のコーはセジーリの氷の層は一定のパターンで移動しており、彼らの地図がツンドラに広く横たわる超自然的な力を解明する一因となると信じている。

[編集] 地理

[編集] Midnight Pass

急な岩壁をロッククライミングすることを除いて、Midnight Passは、セジーリに到達する唯一の方法である。 崖に挟まれた波が砕ける狭い海路を通過する方法は、熱心なウーラ信者のマーフォークの操る船だけが現実的な希望である。小路の中は高く切り立つ崖により日の光が海に差すことはない。もはや海流がかき回すことができないほど深く入った場所に波止場が存在し、ツンドラ台地へのつづら折り、岩滑り、何百もの険しい落差にふるいにかけられる道への登坂を始めることができる。

[編集] イキーラル/Ikiral

セジーリの宿営地はごく少ないが、巨大な石碑に密集している居住地と交易所はイキーラルと呼ばれている。部分的に氷のツンドラの下に沈み中ほどから分かたれた巨大な面晶体/Hedronがぎこちなくその側に横たわっており、面晶体の分割部にはセジーリの厳しい気候から身を守るように風に晒されたイキーラルの石造の建築物が密集している。(平地のイラストの3)行き交う狼ソリ乗りたち、ツンドラ学者、そしてプレインズウォーカー/Planeswalkerにとってこの前哨地は必需品、噂、そして周囲の地域の最新の地図を見つけることのできる最良の場所となる。

[編集] ベンティドリックス/Benthidrix

この水底の聖地が実際に存在するかどうかは誰も知らない。だが実在するならばそれはセジーリの深い川床の下にあって、氷河のマーフォークの失われた文化、そしておそらく他の秘密の残滓をしまい込んでいる。

[編集] 生態

雪解けの季節になると、苔と微かな草のまだらの草原がセジーリのいたるところに現れる。 これらの不屈の植物は毛深くビロード状の角を持つ鹿の個体数を養うのに十分な糧となる。そして次に鹿たちがドレイク、狼、イエティと雪ロックらセジーリの住民の糧になる。ツンドラ鹿は彼らの外側の毛の下に特別な繊維の層を持ち、それは彼らがセジーリの大気で荒れ狂う激しいマナをはじく事を可能にすると考えられている。セジーリの激しい気候に野ざらしにされ、あるいは略奪する氷のエレメンタル達に破壊される人型種族の建築物と同様に人型種族の人口は少なく、鹿たちが恐れを抱くことは無い。

[編集] 関連ページ

[編集] 参考

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