メリーキ・リ・ベリット/Merieke Ri Berit
提供:MTG Wiki
Merieke Ri Berit / メリーキ・リ・ベリット (白)(青)(黒)
伝説のクリーチャー — 人間(Human)
伝説のクリーチャー — 人間(Human)
メリーキ・リ・ベリットはあなたのアンタップ・ステップにアンタップしない。
(T):クリーチャー1体を対象とする。あなたがメリーキ・リ・ベリットをコントロールし続けているかぎり、それのコントロールを得る。メリーキ・リ・ベリットが戦場を離れるかアンタップ状態になったとき、そのクリーチャーを破壊する。それは再生できない。
何種類かいる「生きている支配魔法/Control Magic」の1つ。タップだけで対象のクリーチャーのコントロールを奪い、以後これがタップしているかぎりずっと奪ったままにできる。
いくつかある類似バリエーションとの違いは、「自力でアンタップできない」点と「これがアンタップもしくは戦場を離れると、奪っていたクリーチャーが破壊される」という点。特に2つ目が重要で、一度奪ったモノを取り返されるリスクが小さいというメリットがあった。また、何らかの方法でこれをアンタップできれば、実質的に「再利用可能な単体除去」としても使える。
- 能力の挙動が少々ややこしい。
- 能力の解決前にメリーキ・リ・ベリットが戦場を離れた場合、クリーチャーのコントロールは奪えない。今後メリーキ・リ・ベリットが条件を満たすことはないため、そのクリーチャーが破壊されることもない。
- 能力の解決前にメリーキ・リ・ベリットをアンタップしても、クリーチャーは奪えるし即座には破壊もされない。次にメリーキ・リ・ベリットがタップされ再度アンタップされると、そのクリーチャーは破壊される。
- メリーキ・リ・ベリット自体のコントロールを奪われると、奪っていたクリーチャーも生きたまま元のコントローラーに戻る。あるいは、能力の解決前にメリーキ・リ・ベリットのコントロールを失った場合、クリーチャーのコントロールは奪えない。それでもこの能力の対象になったことは変わらないため、その後メリーキ・リ・ベリットが条件を満たせばそのクリーチャーは破壊される。
- これが作られたアイスエイジには、それ自体のタップだけで、青クリーチャーをアンタップできるNorrittがいる。つまり、Norrittを使えばメリーキ・リ・ベリットを容易にアンタップできることになる。いくつかの雑誌で紹介されたギミックだが、実戦レベルではあまり見かけられなかったようだ。
- 千年霊薬/Thousand-Year Elixirと極めて相性が良く、同時にクリーチャー蔓延の環境になったため、ブリンク等のコントロールデッキでこのギミックを搭載するものが出現している。
- 時のらせんでタイムシフトカードとして再録。再録時に人間のクリーチャー・タイプを獲得。