宿命的心酔/Fated Infatuation

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Fated Infatuation / 宿命的心酔 (青)(青)(青)
インスタント

あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。それのコピーであるトークン1体を生成する。あなたのターンであるなら、占術2を行う。


の宿命的呪文クリーチャーコピートークン生成。過去のカードでは大笑いの写し身/Cackling Counterpartと性能が近い。

クローン/Cloneなどと異なり対戦相手のクリーチャーを利用することはできないが、(色拘束は強いものの)3マナ軽い点と、インスタント・タイミングでコピーを作り出せる点は評価に値する。奇襲的にロードETB能力持ちをコピーすれば、対戦相手の計算を大きく狂わせることができるだろう。また、英雄的居住とのシナジーもある。

スタンダードでは特に波使い/Master of Wavesとの相性がよい。他のクリーチャーをコピーして青への信心を稼いでから波使いに繋げることもできるし、波使いへの除去対応してそれをコピーし、トークンを生き残らせた上でさらに増やすこともできる。ただし胆汁病/Bile Blightには注意。

[編集] 関連カード

[編集] サイクル

神々の軍勢の宿命的呪文サイクルインスタントだが、自分ターンの間に唱える占術2を行える。いずれもトリプルシンボルレア

[編集] ストーリー

イラストは、水に映る自分の影に手を伸ばす男と、水面から抜け出ようとしているその影を描いたもの。掌編「The Nature of Identity/自己の本質」によれば、テーロス/Therosでは、自分に強く心酔するあまり自分自身に会ったマターティオス/Matatiosという男の物語が伝わっているようだ。

  • モチーフはギリシャ神話に登場する美少年ナルキッソスの物語。ニュンペーの愛を拒んだ罰として女神ネメシスの呪いを受けたナルキッソスは、水面に映る自分の姿に一目惚れし、その場から離れることができなくなってやつれ果て、スイセンの花と化した。ナルシシズム(自己愛)の語源としても有名。

[編集] 参考

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