嵐翼の精体/Stormwing Entity
提供:MTG Wiki
クリーチャー — エレメンタル(Elemental)
このターンにあなたがインスタントかソーサリーである呪文を唱えていたなら、この呪文を唱えるためのコストは(2)(青)少なくなる。
飛行
果敢(あなたがクリーチャーでない呪文を唱えるたび、ターン終了時まで、このクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。)
嵐翼の精体が戦場に出たとき、占術2を行う。
インスタントかソーサリーを唱えていれば、実質2マナで出せる飛行・果敢持ちのエレメンタル。ETBで占術2も付いている。
1マナのインスタントかソーサリーと合わせれば、たった3マナで唱えることができる。3/3に飛行と果敢は3ターン目に展開できるクリーチャーとして優秀な性能であり、戦場に出た時点で占術2が行えるため即除去されても一定の仕事はこなしてくれる点が嬉しい。盤面でプレッシャーをかけながらのドロー操作で以降の展開も良くできる。このカードの呼び水とするためにデッキに大量投入した低コストのインスタント・ソーサリーはそのまま果敢をもアシストするため、デッキの指向を特化して当てはめ易いのが強力である。
正規コストの5マナではコスト・パフォーマンス的には平凡なので、軽量のインスタントやソーサリーを多く入れ、可能な限り2マナで唱えることを前提とした構成にしたい。ただ大きなマナコストは一概にデメリットではなく、黒に多いコスト参照の除去、特に致命的な一押し/Fatal Pushが当たらないのは序盤の戦力として今までの小型フライヤーとは一線を画す。タフネス3+果敢のおかげで火力や格闘による対処も絶妙に億劫にならざるを得ないラインとなっていて、見た目以上に除去に対して牽制力が高い。
構築では果敢クリーチャーやスプライトのドラゴン/Sprite Dragonなどと相性が良く、青赤スペル系のデッキに採用されている。魔力変/Manamorphoseやファイレクシア・マナとの抜群の好相性から特にモダンでの活躍が多い。
リミテッドでは占術付きフライヤーとして単純に強力。基本セット2021の青は飛行シナジーでデッキを作りやすいのも評価点。