松明の悪鬼/Torch Fiend
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自身を生け贄に捧げることで粉砕/Shatterを撃てるクリーチャー。
2マナ2/1とそれなりのマナレシオがあり、起動コストも軽く負担になりづらい。先出しして戦力にしつつ牽制として使っても、3マナ単体除去として使っても悪くない働きをする。
リミテッドではバニラと割りきっても及第点な性能であり、軽量アタッカーとしてメインデッキから入れられる点が嬉しい。肉屋の包丁/Butcher's Cleaverや電位式巨大戦車/Galvanic Juggernautなどの危険なアーティファクトを1ゲーム目から対策することができる。
構築では躁の蛮人/Manic Vandalとの比較になるだろう。メインデッキから投入するには通常は腐りにくいこちらの方が優れているのだが、初出時のスタンダード環境には1点除去が多数存在するのが逆風。装備などに対応してインスタント・タイミングで使える点は優秀。
- 過去のウークタビー・フェアリー/Uktabi Faerieやゴブリンの模造品/Goblin Replicaと比べてもかなり使いやすくなっている。多色とはいえ、クァーサルの群れ魔道士/Qasali Pridemageと比較するとさすがに分が悪いが。
- 神河ブロックでよく使用されていたかまどの神/Hearth Kamiと比較しても当時より性能が向上し活躍が期待できる。一応向こうは0マナのアーティファクトを壊す際はマナが掛らなかったり、赤マナが不要という利点はあるため、下位互換というわけではないが。
- 基本セット2013の中国語(簡体字)版には、クリーチャー・タイプが「デーモン(悪魔)」と書かれた誤植がある(デビルは魔鬼)(カード画像、参考(中国DCI,Internet Archive))。
- 神々の軍勢にて同型再版の無謀な歓楽者/Reckless Revelerが登場。