相打ちOK
提供:MTG Wiki
相打ちOKは、痛みを伴うが、それによってより有利になれるような行動を意味する言葉。普通の日本語の意味でとると「相打ち=引き分け」に読めるが、そういう意味ではなく、「相打ち=同時に双方がそれなりの痛手を負う」というレベルのニュアンス。場合によっては、スーサイドと近い考え方と言える。
もともとは格闘系テレビゲームなどで使われていた言葉であり、マジックでも同じようなニュアンスで使われるようになった。
- 地震/Earthquakeやインフェルノ/Infernoなどの呪文がまさに『相打ちOK』で使われることが多い。ライフ面での優劣が変わらないため、自分の方が対戦相手よりもライフ的に勝っているときなどがわかりやすい。また、ライフが劣っている場合においても、相手のクリーチャーを一掃できるなど、後の展開が有利になるならこの言葉を使っても間違いではない。
- クリーチャー戦闘で、こちらの優位を確保する目的で、クリーチャー同士の相打ち戦術を取るときに使う。もちろん、何らかの形でその損失分を補填する策はある前提。例えば冥界の影/Nether Shadowなどのクリーチャーは『相打ちOK』でブロッカーに回ることがある。
- 肉裂き怪物/Flesh Reaverのようなリスクをともなうクリーチャーも同様。プレイヤーがダメージを受けても、それに見合ったパワーでの攻撃をしてくれるため、それでライフ優位を確保できれば問題ない、という考え方。
- 精神を刻むもの/Mindslicerなんかはまさに相打ちOKな運用をされる。