競り
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競り/Biddingは、何らかの利益に対し、それを得るためのコスト(大抵はライフ)を各プレイヤーが順に提示、最高値を提示したプレイヤーがそのコストを支払うと共にそれを得られるという効果。マジックにおいては混沌の色である赤であることが多いが、競りという行為の駆け引き的性質から黒にも存在する。
Mages' Contest / 魔道士の競演 (1)(赤)(赤)
インスタント
インスタント
呪文1つを対象とする。あなたと、その呪文のコントローラーはライフで競りを行う。あなたは、点数付けを1として競りを始める。ターンの順序に従い、各プレイヤーは最高点数を超える点数をつけてもよい。最高点数が動かなくなった場合、競りは終了する。最大の点数をつけたプレイヤーは、その点数に等しい点数のライフを失う。あなたがこの競りに勝った場合、その呪文を打ち消す。
なかなかバランス調整が難しく、強くするわけにもいかないので、大抵はカスレアである。ただ、ファンデッキ使いにとってはそれなりに魅力のようだ。多人数戦でやっても面白いかもしれない。
- 泥棒の競り/Thieves' Auctionは、似たような混沌さはあるが競りは行わない。
- こんなに面白い効果なのに、アン・ゲームにこれに似た効果を発生させるカードは長年存在しなかった。2022年のUnfinityにてようやくそれらしい呪文能力を持つぼったくり店はスルーして退出/Exit Through the Grift Shopが登場した。
- 精神隷属器/Mindslaverで即死コンボを構成できるといえばできるが、魔道士の競演/Mages' Contestといったインスタントでなければならない。
- ライフで競りを行う場合、白金の帝像/Platinum Emperionなどでいくらでも競りを続行できる。そのようなプレイヤーが複数いてどちらも譲らなければ、競りが終わらなくなる。
- ライフだけでなく手札も競りに出せるデッキオークションというフォーマットもある。
[編集] 該当カード
[編集] 類似の効果を有するカード
- 脅迫するオーガ/Menacing Ogre
- ゴブリンのゲーム/Goblin Game
- 災難の輪/Wheel of Misfortune
- ぼったくり店はスルーして退出/Exit Through the Grift Shop(アン・カード)