菌類の勢力範囲/Fungal Plots
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Fungal Plots / 菌類の勢力範囲 (1)(緑)
エンチャント
エンチャント
(1)(緑),あなたの墓地からクリーチャー・カード1枚を追放する:緑の1/1の苗木(Saproling)クリーチャー・トークンを1体生成する。
苗木2体を生け贄に捧げる:あなたは2点のライフを得てカードを1枚引く。
墓地のクリーチャーを養分にして苗木を生成し、苗木を生け贄に捧げてライフとドローに変換するエンチャント。
墓地にクリーチャー・カードさえあれば自らの能力で生成した苗木をライフとドローに変えられるため、能力が自己完結している。中盤以降、死亡したクリーチャーを戦力として再利用しつつ、いざとなればライフ・アドバンテージと共にカード・アドバンテージを稼いで行けるという点で、ビートダウンがコントロール相手にアドバンテージエンジンとして活用するのが有効。もちろん苗木を中心としたデッキで使えば、全体除去でもアドバンテージを失わず容易にリカバリーできるようになり更に強力。同時に採用され得るファンガスは生け贄に捧げられないことと、能力の性質上二枚目以降が腐ることには注意。
リミテッドでは苗木を中心としたデッキはもちろん、そうでなくとも戦闘でクリーチャーが死亡しやすいため墓地利用がしやすく、トークンを戦力にしてもよし、延命や手札補充に使ってよしと、消耗戦を戦う上では非常に便利。構築でも先述したとおり苗木デッキや他のビートダウンがアドバンテージ源として利用する目的で採用され得るだろう。
- 初めて苗木を扱ったカードの一つである夜の土/Night Soilのリメイクといった趣のカード。いくつかの差異はあるものの、単純な使い勝手はかなり向上している。
- 特に登場時のスタンダードで共存するスカラベの神/The Scarab Godに対しては、相手の墓地利用を牽制しつつブロッカーを用意でき、更にそれをアドバンテージに変換できるなど、除去がない場合の対抗策として相性が良い。