資源の浪費/Squandered Resources
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土地を生け贄に捧げることで、さらにマナを搾り取ることができるエンチャント。
タップ状態の土地を生け贄にすれば、実質的に「土地からのマナを2倍にできる」ようなものであり、爆発力は圧巻。生み出すことのできるマナを生むことができるため、ペインランドや5色土地との相性も良好。
当然ながら長期戦には向かないものの、短期決戦や特殊なロック状況では非常に強力なマナ加速手段であり、スカンダリーステイシス、プロスブルームと言った多色コンボデッキのキーカードとなった。
- スカンダリーステイシスでは、このカードを使うことによって停滞/Stasisの維持コストを支払い、マナを生み出して行動を起こすことができる。
- 自然の均衡/Natural Balanceと強力なシナジーを形成する。ほとんどの場合、(2)(緑)(緑)で好きな色のマナを10マナ生み出した上でライブラリーを圧縮することができるため、プロスブルームのマナ加速に使われた。
- ハルマゲドン/Armageddonやジョークルホープス/Jokulhaupsなどお互いの土地を壊滅させるカードとも相性がよい。→スカンダリーホープス
- アファーリー/Afariの含蓄あるフレイバー・テキストが、カードの効果を暗示している。欲張りすぎると、最後には破滅が待っている。
- 寓話の主人公は英語では「He」であるが、日本語ではなぜか「彼女」と女性に変わっている。また英語では、最後に取り換えたのは「life for sand(生命を砂と)」としており、「最後には(生命を失って)砂に戻った」というオチにしているが、日本語では語順を変えたため若干ニュアンスが変わっている。
彼女は砂を革と、革を金と、金を生命と取り替えた。結局彼女は、砂を生命と取り替えたわけだ。― アファーリー「語り」
有効な打ち消し呪文の少ないミラージュ・ブロック構築でプロスブルームが猛威を振るったため、1997年7月1日に、ミラージュ・ブロック構築で唯一の禁止カードとなる。