通り抜け/Step Through
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ソーサリー
クリーチャー2体を対象とする。それらをオーナーの手札に戻す。
ウィザード・サイクリング(2)((2),このカードを捨てる:あなたのライブラリーからウィザード(Wizard)・カード1枚を探し、公開し、あなたの手札に加える。その後、ライブラリーを切り直す。)
未来予知のヴィダルケンの霊気魔道士/Vedalken Aethermage以来、まさかの2枚目となるウィザード・サイクリング。呪文としての能力は再帰/Undo。
サイクリングコストが軽くなって汎用性が増したので、シルバーバレットやコンボの軸として使いやすくなった。統率者戦では、あちらと両方採用してワンダーワインの預言者/Wanderwine Prophetsやネオストームのような、ウィザードコンボの安定性がより強く保証できるようになっている。常智のリエール/Rielle, the Everwiseやアイレンクラッグの紅蓮術師/Irencrag Pyromancerなど、サイクリングとシナジーの強いウィザードが多い所も嬉しい。
レガシーにおいては、キーパーツがウィザードであるセファリッド・ブレックファーストにおいて活躍している。サーチカードとしてこれまで用いられてきた護衛募集員/Recruiter of the Guardやむかしむかし/Once Upon a Timeと比べて、軽く動きやすく確実性もあるため、代用の効かないセファリッドの幻術師/Cephalid Illusionistの水増しとして同デッキの躍進の一助となっている。意志の力/Force of Will用の青いカードであることも嬉しい。
リミテッドでは予言のタイタン/Prophetic Titanや光輝の美食家/Radiant Epicureといった、戦況を大きく動かせるウィザードがピックできたら、ここぞというタイミングで使えるように差しておくと心強い。エーテリウムの紡ぎ手/Etherium Spinnerやラゾテプの大長/Lazotep Chancellorのような、デッキのエンジンとなるウィザードも、早い段階で確実に手札に引き寄せられるとデッキの安定性が増す。こちらの方が後引きになっても、ETBを使い回すなりディスカードを誘発させるなりと、サーチ以外の仕事もきっちり果たしてくれる。
- フレーバー・テキストの「Doors open both ways.」は「お互い様」という意味の成句。
Doors open both ways.
扉はどちら側へも開く。