Ikoria: Lair of Behemoths – Sundered Bond

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Ikoria: Lair of Behemoths – Sundered BondDjango Wexlerによるイコリア:巨獣の棲処の小説。2020年4月7日発売。電子書籍のみで販売される。日本語版の発売は予定されていない。

目次

[編集] あらすじ

ルーカ/Lukkaは銅纏い/The Coppercoatsの誇り高き隊長、都市の壁の外を徘徊する狂暴な怪物たちからドラニス/Drannithを防衛する精鋭の軍隊の一員であった。銅纏いにとって、良い怪物とは死んだ怪物だけだ。予期せぬ形で獰猛な有翼の猫と神秘的な繋がりを形成したことで、ルーカの世界は永遠に姿を変えてしまう。だがその絆はドラニスでは死に値する重罪だった。自らの命のため、ルーカは守ると誓った故郷から逃げ出すこととなった。今や追放されし怪物「眷者/Bonder」となったルーカは、嗜虐的なクードロ/Kudro将軍らかつての戦友たちに無慈悲に駆り立てられながらイコリア/Ikoriaの荒野で生き残らなければならない。プレインズウォーカー/Planeswalkerビビアン・リード/Vivien Reidの助けを借り、ルーカはその復讐を――そして悪夢めいた怪物の群れを――愛するドラニスへ向ける前に、新たに得た力を飼い馴らすことができるのだろうか?

[編集] 主な登場人物

プレインズウォーカー/Planeswalker
銅纏いのThe First Special Intercept Squadの隊長。男性。意図せず有翼の猫と絆を結び、眷者となってしまう。
ルーカを助けた異邦人。女性。矢を射ることで緑色に輝く動物の精霊召喚する。
ドラニスの銅纏い
銅纏いを率いる将軍。男性。厳格な人物で、眷者となったルーカを危険視する。
銅纏いの隊長の一人。女性。クードロ将軍の娘で、ルーカの婚約者。
ルーカの部隊の一員で、軍曹。女性。小柄だが逞しい兵士で、罠の扱いに長ける。
ルーカの部隊の一員。男性。ゲドラとは双子。大柄な大剣使い。
ルーカの部隊の一員。女性。ゴックスとは双子。大柄な大剣使い。
ルーカの部隊の一員。女性。巨大なクロスボウを使用する狙撃手。
銅纏いの大佐。男性。クードロ将軍に次ぐ地位にある。
狩人
クードロ将軍に雇われた狩人たちのリーダー。女性。顔を覆う鉄仮面の下からは火傷の痕が覗く。
ムジードの部下の一人。男性。歯を剥いた犬の仮面を着けている。
ムジードの部下の一人。男性。怪物の歯で作られた大鎚を使用する。
ムジードの部下の一人。女性。半ば狂った秘儀術師で、笑う髑髏の仮面を着けている。
ムジードの部下の一人。女性。擬似餌と毒の扱いに長ける。
眷者
若い眷者。女性。明るい性格。相棒はピンクのアライグマのような怪物、ロランド/Roland(ロル/Rol)。
ブリーンの眷者仲間。女性。相棒は棘だらけのアナグマのような怪物、リギ/Rigi
ブリーンの眷者仲間。男性。相棒は巨大なの怪物、ゼフ/Zeph
その他
空中船Vermilionの船長を務める空賊。男性。ムジードとは旧知の仲。

[編集] 物語ダイジェスト

Throne of Eldraine: The Wildered Questと同じく、日本語版が発刊されない代わりに、日本公式サイトで若月繭子による物語のダイジェストが連載された。

[編集] その他

この小説のストーリーには、カードや公式記事[1]で描かれているストーリーと明確に異なる点がいくつか見られる。例えば、カードではルーカと有翼の猫は友となっているが、小説におけるルーカは最後まで有翼の猫に心を許すことはなかった。

Mark Rosewaterは、この描写の食い違いに対する苦情が多く寄せられたことから、今後このようなことが起こらないようにする方法を探していると述べている[2]

[編集] 脚注

  1. The Ikoria: Lair of Behemoths Story on Cards(Feature 2020年4月3日 Wizards of the Coast著)
  2. State of Design 2020/デザイン演説2020Making Magic 2020年8月17日 Mark Rosewater著)

[編集] 参考

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