Sekena
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Sekena(セキーナ)はフォールン・エンパイアを舞台にした短編および小説の登場人物。
[編集] 解説
冒険家の戦士になることを夢見る、お転婆なドワーフの15歳の少女。Melelki(メレルキ)の末娘で、Tamun(タムン)の妹。動物の感情を”嗅ぎ取る”不思議な力を持つ。その力で、次に孵化しそうなドラゴンの卵を見分けたり、チビ・ドラゴン/Dragon Whelpと共感し手懐けてしまう。
ヘイヴンウッド/Havenwoodへの旅の道すがら、戦いで廃墟となった街Kalitas(カリタス)の惨状や人の死を間近に経験する。その上、人間のリーオッド・ダイ/Reod Daiから自分の子供染みた考えに対して手厳しい批判を受けたことで、過酷な現実を理解していく。そして、自分の使命はオークの襲撃に遭っている同族のための行動だと心を決めると、Teedmar(ティードマー)の戦いに加勢すべく、母と姉をリーオッドに託し、2匹のチビ・ドラゴンを連れて一行と離れる。
旅の途中Scarza(スカーザ) 近くの山中で、巨大な大人のドラゴンと出会う。セキーナ一行は、そのドラゴンと一緒に過ごす事で友情を育む。数日後、ティードマーの方角に黒煙が立ち上ると、ドラゴンの背に跨り空を駆け街へと急行する。ゴブリンに追われる母と姉を発見、ゴブリンを退散させると母子は再会を果たす。すでに廃墟と化したティードマーでは地下坑道に閉じ込められた生き残りを、ドラゴンの怪力で瓦礫を取り除いて救助する。その後、母と姉をGurn Keep(ガーン砦)に送り届けると、再びドラゴンと共に巣へ戻る。
ガーン砦の攻防戦では、巨竜と2匹のチビ・ドラゴンと共にドワーフに加勢するが、数で勝るオーク・ゴブリン軍の前に、流石のドラゴンでも撤退を余儀なくされる。その後は戦いの推移を傍観せざるを得なくなるが、とうとう砦が陥落の時を迎えるに至り、城壁の上に追い詰められた母と姉、リーオッドを発見、無事3人を救い出したのだった。
- セキーナの語尾「ee-na(イーナ)」を「ee-tri(イートリ)」と上手く発音出来ないドラゴンに正しい発音を教えようとしたり、ティードマーの生き残りにSevena(セヴィーナ)と聞き間違えられたりと、名前に関したエピソードが目立つ。他にも、「リーオッド・ダイ/Reod Dai」を「変な名前」と感想を漏らしてもいる(小説ではメレルキの台詞になっているが、短編ではセキーナの台詞とも読める)。
[編集] 登場
- The Going Price(Tapestriesの短編)
- And Peace Shall Sleep(小説)