ダークタイド

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
1行: 1行:
'''ダークタイド'''(''Dark Tide'')は、[[ハイタイド]]が[[ウルザ・ブロック構築]]になり、[[High Tide]]の代わりに[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]を使用するタイプ。
+
'''ダークタイド'''(''Dark Tide'')は、[[]]版の[[High Tide]]こと[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]を[[キーカード]]とする[[コンボデッキ]]。[[ウルザ・ブロック構築]]で成立した。[[Mattias Kettil]]が[[プロツアーシカゴ99]]のオスロ[[プロツアー予選|予選]]を1位で抜けたことで有名。
 +
 
 +
[[デッキ]]のコンセプトが[[ハイタイド]]と非常に近いことから、ダーク(闇)タイドと呼ばれる。
  
 
{{#card:Bubbling Muck}}
 
{{#card:Bubbling Muck}}
 
 
{{#card:Turnabout}}
 
{{#card:Turnabout}}
  
[[キーカード]]が[[黒]]くなったためダーク(闇)タイドと呼ばれる。[[Mattias Kettil]]が[[プロツアー]]シカゴのオスロ予選を一位で抜けたことで有名。
+
基本的な構造及び[[コンボ]]の流れはハイタイドとあまり変わらないが、[[黒]]を投入することによって[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain]]と[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]という2枚の強力な[[カード]]を使えるのが強みで、ポテンシャルはハイタイドに勝るとも劣らない。また沸き立つ汚泥に加えて[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]によっても[[マナ加速]]ができる。
 
+
基本的な構造及び[[コンボ]]の流れは[[ハイタイド]]とあまり変わらないが、[[黒]]を投入することによって[[ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain]]と[[ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will]]という2枚の強力な[[カード]]を使えるのが強みで、ポテンシャルは[[ハイタイド]]に勝るとも劣らない。
+
  
ただし[[沸き立つ汚泥/Bubbling Muck]]に加えて[[暗黒の儀式/Dark Ritual]]など、[[黒マナ]]が多く生み出されるため[[パリンクロン/Palinchron]]は使用されず、代わりに[[流浪のドレイク/Peregrine Drake]]を[[断絶/Snap]]することで疑似[[コンボ]]にしている。
+
生み出されるのが[[青マナ]]ではなく[[黒マナ]]なので、[[パリンクロン/Palinchron]]による[[無限コンボ]]は成立しない。代わりに[[流浪のドレイク/Peregrine Drake]]を[[断絶/Snap]]することで、大量[[マナ]]を生み出すにとどまる。
  
決め技はもちろん[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]。
+
[[エンドカード]]はもちろん[[天才のひらめき/Stroke of Genius]]。
  
 
==サンプルレシピ==
 
==サンプルレシピ==
<!-- 書けない場合は<!-- 」で全てコメントアウトしてください -->
 
 
 
*備考
 
*備考
**1999年 プロツアーシカゴ・オスロ予選第一位
+
**[[プロツアーシカゴ99]] オスロ[[プロツアー予選|予選]]第1位
<!-- 大会での成績、コラムのURL -->
+
 
**使用者:[[Mattias Kettil]]
 
**使用者:[[Mattias Kettil]]
 
*フォーマット
 
*フォーマット
25行: 21行:
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
{| class="wikitable" style="margin:0 auto; text-align:left;"
 
|-
 
|-
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ
+
!colspan="2" style="background-color:#dddddd"|メインデッキ (60)
 
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
!colspan="2" style="background-color:#ddeeff"|サイドボード
 
|-
 
|-
65行: 61行:
 
|3||[[離れ島/Remote Isle]]||||
 
|3||[[離れ島/Remote Isle]]||||
 
|}
 
|}
 
  
 
*[[ハイタイド]]で多用されていた[[打ち消す|打ち消し]]が1枚たりとも使用されていない。恐らくは[[ブロック構築]]なので、[[ハルマゲドン/Armageddon]]などに気を配る必要がなかったためであろう。
 
*[[ハイタイド]]で多用されていた[[打ち消す|打ち消し]]が1枚たりとも使用されていない。恐らくは[[ブロック構築]]なので、[[ハルマゲドン/Armageddon]]などに気を配る必要がなかったためであろう。
72行: 67行:
 
*[[ハイタイド]]
 
*[[ハイタイド]]
 
*[[デッキ集]]
 
*[[デッキ集]]
 +
 +
[[Category:青黒デッキ|たあくたいと]]
 +
[[Category:コンボデッキ|たあくたいと]]
 +
[[Category:ライブラリー破壊デッキ|たあくたいと]]
 +
[[Category:青黒コンボデッキ|たあくたいと]]
 +
[[Category:ウルザ・ブロック構築デッキ|たあくたいと]]

2013年4月11日 (木) 19:20時点における版

ダークタイド(Dark Tide)は、版のHigh Tideこと沸き立つ汚泥/Bubbling Muckキーカードとするコンボデッキウルザ・ブロック構築で成立した。Mattias Kettilプロツアーシカゴ99のオスロ予選を1位で抜けたことで有名。

デッキのコンセプトがハイタイドと非常に近いことから、ダーク(闇)タイドと呼ばれる。


Bubbling Muck / 沸き立つ汚泥 (黒)
ソーサリー

ターン終了時まで、プレイヤーがマナを引き出す目的で沼(Swamp)を1つタップするたび、そのプレイヤーは追加で(黒)を加える。



Turnabout / 転換 (2)(青)(青)
インスタント

アーティファクトかクリーチャーか土地を選ぶ。プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーがコントロールする選ばれたタイプのアンタップ状態のすべてのパーマネントをタップするか、そのプレイヤーがコントロールする選ばれたタイプのタップ状態のすべてのパーマネントをアンタップする。


基本的な構造及びコンボの流れはハイタイドとあまり変わらないが、を投入することによってヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargainヨーグモスの意志/Yawgmoth's Willという2枚の強力なカードを使えるのが強みで、ポテンシャルはハイタイドに勝るとも劣らない。また沸き立つ汚泥に加えて暗黒の儀式/Dark Ritualによってもマナ加速ができる。

生み出されるのが青マナではなく黒マナなので、パリンクロン/Palinchronによる無限コンボは成立しない。代わりに流浪のドレイク/Peregrine Drake断絶/Snapすることで、大量マナを生み出すにとどまる。

エンドカードはもちろん天才のひらめき/Stroke of Genius

サンプルレシピ

メインデッキ (60) サイドボード
クリーチャー (4) 4 強迫/Duress
2 ワタリガラスの使い魔/Raven Familiar 2 迫害/Persecute
2 流浪のドレイク/Peregrine Drake 3 急速な衰微/Rapid Decay
呪文 (32) 1 断絶/Snap
3 調律/Attunement 3 冬眠/Hibernation
4 ヨーグモスの取り引き/Yawgmoth's Bargain 2 撤回/Rescind
4 沸き立つ汚泥/Bubbling Muck
2 ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will
4 暗黒の儀式/Dark Ritual
3 断絶/Snap
4 大あわての捜索/Frantic Search
4 転換/Turnabout
4 天才のひらめき/Stroke of Genius
土地 (24)
11 沼/Swamp
10 島/Island
3 離れ島/Remote Isle

参考

MOBILE