地下牢の霊/Dungeon Geists
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3/3[[飛行]]という実用レベルのクリーチャーに[[擬似除去]]がついて、それが4[[マナ]]というのはかなり[[コスト・パフォーマンス]]が高い。[[レア]]なので手軽に確保できるものではないが、[[リミテッド]]で[[青]]を使うならば外す理由はないだろう。 | 3/3[[飛行]]という実用レベルのクリーチャーに[[擬似除去]]がついて、それが4[[マナ]]というのはかなり[[コスト・パフォーマンス]]が高い。[[レア]]なので手軽に確保できるものではないが、[[リミテッド]]で[[青]]を使うならば外す理由はないだろう。 | ||
− | [[構築]]では、擬似除去が[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[ミラディンの十字軍/Mirran Crusader]]など様々なクリーチャーに機能するため[[腐る|腐り]]辛いのがメリット。[[スタンダード]]や[[イニストラード・ブロック構築]]でしばしば使われた。特に[[スピリット (デッキ)#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|白青黒スピリット]]では、[[ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain]]の恩恵を受けられる[[スピリット]]であることも利点だった。 | + | 続く[[アヴァシンの帰還]]で現れた[[明滅]]カードは難敵。特に[[瞬速]]で現れる[[修復の天使/Restoration Angel]]は、能力を対処されたうえで攻撃を止められてしまうため高い壁となっている。 |
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+ | [[構築]]では、擬似除去が[[原始のタイタン/Primeval Titan]]や[[ミラディンの十字軍/Mirran Crusader]]など様々なクリーチャーに機能するため[[腐る|腐り]]辛いのがメリット。[[スタンダード]]や[[イニストラード・ブロック構築]]でしばしば使われた。特に[[スピリット (デッキ)#ミラディンの傷跡ブロック+イニストラード・ブロック期|白青黒スピリット]]では、[[ドラグスコルの隊長/Drogskol Captain]]の恩恵を受けられる[[スピリット]]であることも利点だった。[[呪禁バント#イニストラード・ブロック構築|呪禁バント]]でもメインから採用され、大きな成績を残している。スタンダードに[[基本セット2013]]・[[ラヴニカへの回帰ブロック]]が追加されてからは、[[スラーグ牙/Thragtusk]]対策カードの候補となる。しかしスラーグ牙を使うデッキには高い確率で修復の天使が入っており、稀に[[サイドボード]]に採用されるに留まっている。 | ||
*同[[コスト]]で擬似除去能力を持つフライヤーとしては、他に[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]がいる。一回り小さくなるが、対象を封じるだけでなく戦力に転化できる。 | *同[[コスト]]で擬似除去能力を持つフライヤーとしては、他に[[誘惑蒔き/Sower of Temptation]]がいる。一回り小さくなるが、対象を封じるだけでなく戦力に転化できる。 | ||
+ | *[[基本セット2014]]では、[[赤]]か[[緑]]のクリーチャーのみを封じ込める[[潮縛りの魔道士/Tidebinder Mage]]が登場した。色限定でサイズこそ小さいものの2マナと軽く、扱いやすくなっている。 | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]] | *[[カード個別評価:闇の隆盛]] - [[レア]] |
2013年7月19日 (金) 09:29時点における版
クリーチャー — スピリット(Spirit)
飛行
地下牢の霊が戦場に出たとき、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体を対象とし、それをタップする。そのクリーチャーは、あなたが地下牢の霊をコントロールし続けているかぎり、それのコントローラーのアンタップ・ステップにアンタップしない。
戦場にいる限りクリーチャー1体をタップ状態で封じ込められるフライヤー。
一回り大きくなりCIP能力になった睡魔/Somnophoreの亜種。壺のニブリス/Niblis of the Urnと霧のニブリス/Niblis of the Mistのような位置関係である。
3/3飛行という実用レベルのクリーチャーに擬似除去がついて、それが4マナというのはかなりコスト・パフォーマンスが高い。レアなので手軽に確保できるものではないが、リミテッドで青を使うならば外す理由はないだろう。
続くアヴァシンの帰還で現れた明滅カードは難敵。特に瞬速で現れる修復の天使/Restoration Angelは、能力を対処されたうえで攻撃を止められてしまうため高い壁となっている。
構築では、擬似除去が原始のタイタン/Primeval Titanやミラディンの十字軍/Mirran Crusaderなど様々なクリーチャーに機能するため腐り辛いのがメリット。スタンダードやイニストラード・ブロック構築でしばしば使われた。特に白青黒スピリットでは、ドラグスコルの隊長/Drogskol Captainの恩恵を受けられるスピリットであることも利点だった。呪禁バントでもメインから採用され、大きな成績を残している。スタンダードに基本セット2013・ラヴニカへの回帰ブロックが追加されてからは、スラーグ牙/Thragtusk対策カードの候補となる。しかしスラーグ牙を使うデッキには高い確率で修復の天使が入っており、稀にサイドボードに採用されるに留まっている。
- 同コストで擬似除去能力を持つフライヤーとしては、他に誘惑蒔き/Sower of Temptationがいる。一回り小さくなるが、対象を封じるだけでなく戦力に転化できる。
- 基本セット2014では、赤か緑のクリーチャーのみを封じ込める潮縛りの魔道士/Tidebinder Mageが登場した。色限定でサイズこそ小さいものの2マナと軽く、扱いやすくなっている。