Mox Lotus

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
5行: 5行:
 
15[[マナ]]と異様な[[重い|重さ]]だが、それさえも霞む[[無限マナ]]を生み出す[[起動型能力]]を持つ。本来、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のルールに「[[無限]]」というものは存在しないのだが、この[[カード]]は例外。さらにそれを[[色マナ]]に変換することができる。ゆえに、このカードの能力はおよそ「(T):貴方はこのフェイズの間あらゆるマナコストを支払える。」という事になる。
 
15[[マナ]]と異様な[[重い|重さ]]だが、それさえも霞む[[無限マナ]]を生み出す[[起動型能力]]を持つ。本来、[[マジック:ザ・ギャザリング|マジック]]のルールに「[[無限]]」というものは存在しないのだが、この[[カード]]は例外。さらにそれを[[色マナ]]に変換することができる。ゆえに、このカードの能力はおよそ「(T):貴方はこのフェイズの間あらゆるマナコストを支払える。」という事になる。
  
当然ながら、いかなるカードでも(マナ以外の追加コストが無いならば)[[唱える]]ことができる。後の[[全知/Omniscience]]っぽい。全知との違いは実際にマナを支払うため[[X]]呪文が機能すること、[[キッカー]]などの[[追加コスト]]を支払えること。また、こちらはフェイズやステップをまたぐとマナプールが空になってしまう。
+
当然ながら、(マナ以外の追加コストが無いならば)いかなるカードでも[[唱える]]ことができる。後の[[全知/Omniscience]]に近い。全知との違いは実際にマナを支払うため[[X]]呪文が機能すること、[[キッカー]]などの[[追加コスト]]を支払えること。また、こちらはフェイズやステップをまたぐとマナプールが空になってしまう。
  
 
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更での[[マナ・バーン]]の廃止により、3番目の能力は意味を持たなくなった。
 
*[[基本セット2010]]発売に伴うルール変更での[[マナ・バーン]]の廃止により、3番目の能力は意味を持たなくなった。
**マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを[[破壊]]されると、マナ・バーンで一生分のライフを削り取られてしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
+
**マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを[[破壊]]されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
 
***一般のカードなら[[オラクル]]修正でこの1文は消えるだろうが、銀枠はオラクル修正が出されないため、この1文が消えることはないだろう。
 
***一般のカードなら[[オラクル]]修正でこの1文は消えるだろうが、銀枠はオラクル修正が出されないため、この1文が消えることはないだろう。
*X呪文などを使用する際、Xに∞を入れることはできない。有限整数を指定する必要があるからだ。とはいえ実際100以上にすれば役割は果たせるだろう。
+
*X呪文などを使用する際、Xに∞を入れることはできない。有限整数を指定する必要がある。とはいえ実際100以上にすれば役割は果たせるだろう。
 
**同様に、無限の有色マナは生み出せない。能力を起動する回数は有限整数を指定する必要がある。
 
**同様に、無限の有色マナは生み出せない。能力を起動する回数は有限整数を指定する必要がある。
*100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率の[[マナフィルター]]であろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、別の無限マナ発生方法があればこれを使って好きな色に変換できる。
+
*100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率の[[マナフィルター]]であろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。
 
**50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
 
**50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
 
*たとえ無限マナでも[[湧出/Upwelling]]などが出ていない限りは[[フェイズ]]や[[ステップ]]の終了時に[[マナ・プール]]は空になる。
 
*たとえ無限マナでも[[湧出/Upwelling]]などが出ていない限りは[[フェイズ]]や[[ステップ]]の終了時に[[マナ・プール]]は空になる。

2014年9月24日 (水) 22:38時点における版


Mox Lotus (15)
アーティファクト

(T):(∞)を加える。
(100):好きな色1色のマナ1点を加える。


アンヒンジドらしい型破りな性能を誇る、ぶっ壊れマナ・アーティファクト

15マナと異様な重さだが、それさえも霞む無限マナを生み出す起動型能力を持つ。本来、マジックのルールに「無限」というものは存在しないのだが、このカードは例外。さらにそれを色マナに変換することができる。ゆえに、このカードの能力はおよそ「(T):貴方はこのフェイズの間あらゆるマナコストを支払える。」という事になる。

当然ながら、(マナ以外の追加コストが無いならば)いかなるカードでも唱えることができる。後の全知/Omniscienceに近い。全知との違いは実際にマナを支払うためX呪文が機能すること、キッカーなどの追加コストを支払えること。また、こちらはフェイズやステップをまたぐとマナプールが空になってしまう。

  • 基本セット2010発売に伴うルール変更でのマナ・バーンの廃止により、3番目の能力は意味を持たなくなった。
    • マナ・バーンのルールがあった頃は、無限マナを出した後にそれを消費する手段がないままこれを破壊されると、マナ・バーンで敗北してしまう心配(?)もあったが、現在ではその心配もない。
      • 一般のカードならオラクル修正でこの1文は消えるだろうが、銀枠はオラクル修正が出されないため、この1文が消えることはないだろう。
  • X呪文などを使用する際、Xに∞を入れることはできない。有限整数を指定する必要がある。とはいえ実際100以上にすれば役割は果たせるだろう。
    • 同様に、無限の有色マナは生み出せない。能力を起動する回数は有限整数を指定する必要がある。
  • 100マナを好きな色の1マナに変換する2番目の能力は、カード単体としてはマジック史上最悪効率のマナフィルターであろう。タップ状態でもこの能力は使えるため、1番目の能力で生み出した無色の無限マナは、この能力で好きな色に変換できる。
    • 50マナで好きな色の1/2マナを生み出すことはできない。
  • たとえ無限マナでも湧出/Upwellingなどが出ていない限りはフェイズステップの終了時にマナ・プールは空になる。
  • 歴代の大量マナを使うコンボデッキのほぼ全てのコンボパーツとなる。
  • イラストは、Black LotusMoxを合わせたような宝石で美しい。

参考

MOBILE