過去の罪/Sins of the Past
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
(トーク) |
細 (番号付き箇条書きとそのほか細かい修正。CRのあたりが上手くいかない…。) |
||
3行: | 3行: | ||
[[インスタント]]・[[ソーサリー]]を[[リアニメイト]]するような[[呪文]]。 | [[インスタント]]・[[ソーサリー]]を[[リアニメイト]]するような[[呪文]]。 | ||
− | 自身が[[ | + | 自身が[[重い]]上ソーサリーなので、使った[[カード]]を再利用するよりは大きい[[呪文]]を[[釣る|釣り]]たい。 |
また、最後の[[効果]]で自分自身を[[ゲームから取り除く]]ので使い回すのは難しい感じ。 | また、最後の[[効果]]で自分自身を[[ゲームから取り除く]]ので使い回すのは難しい感じ。 | ||
10行: | 10行: | ||
*[[時のらせん]]での[[マナ・コストの無いカード]]に関するルール変更により、[[墓地]]にあるマナ・コストの無いカードをこれでプレイすることができるようになった。 | *[[時のらせん]]での[[マナ・コストの無いカード]]に関するルール変更により、[[墓地]]にあるマナ・コストの無いカードをこれでプレイすることができるようになった。 | ||
− | *これにより[[プレイ]] | + | *これにより[[プレイ]]可能となったカードはゲームから取り除かれたりする訳ではない。あくまで、[[墓地]]にあるままプレイ可能になる。 |
− | + | :プレイ可能になってからプレイするまでの間に[[手札]]や[[ライブラリー]]に移動した場合、その[[ターン]]中に墓地にいってもゲームから取り除かれることはない。 | |
− | ([[ | + | ([[http://mjmj.info/data/CompRules_j.html#r217 CR 217.1c]]) |
*この効果は墓地のカードをプレイ可能な状態にするだけであり、実際にそのカードをプレイさせるわけではない。 | *この効果は墓地のカードをプレイ可能な状態にするだけであり、実際にそのカードをプレイさせるわけではない。 | ||
− | *プレイに際して[[キッカー]]や[[双呪]]等の[[追加コスト]]を[[支払う]] | + | *プレイに際して[[キッカー]]や[[双呪]]等の[[追加コスト]]を[[支払う]]ことができる。[[バイバック]]によってプレイした呪文を手札に戻すことも可能である([[置換効果]]のルールより)。 |
− | [[バイバック]]によってプレイした呪文を手札に戻すことも可能である([[置換効果]]のルールより)。 | + | *[[ブージーアムの輪/Bosium Strip]]のリメイクと言って良いだろう。一番上のみではなくなり、[[コスト]]を支払わなくてよくなった代わりに単発になった感じか。 |
− | *[[ブージーアムの輪/Bosium Strip]] | + | |
− | + | ||
*恐らくこれが6[[マナ]]なのは[[煮えたぎる歌/Seething Song]]や[[太陽との交感/Channel the Suns]]、[[陰謀団の儀式/Cabal Ritual]]など、「5マナを生成する呪文」が多いためだろう。 | *恐らくこれが6[[マナ]]なのは[[煮えたぎる歌/Seething Song]]や[[太陽との交感/Channel the Suns]]、[[陰謀団の儀式/Cabal Ritual]]など、「5マナを生成する呪文」が多いためだろう。 | ||
固定値のマナ6点以上を生成する呪文は[[ラヴニカ:ギルドの都]]時点で存在せず、簡単には[[マナ加速]]が出来ないようになっている。 | 固定値のマナ6点以上を生成する呪文は[[ラヴニカ:ギルドの都]]時点で存在せず、簡単には[[マナ加速]]が出来ないようになっている。 | ||
*[[嵐の目/Eye of the Storm]]と強力な相互作用をもつ。 | *[[嵐の目/Eye of the Storm]]と強力な相互作用をもつ。 | ||
− | |||
+ | #場に[[嵐の目/Eye of the Storm]]、[[墓地]]にいくつかの[[インスタント]]/[[ソーサリー]]カードがある状態で過去の罪を[[プレイ]]する。 | ||
+ | #嵐の目により過去の罪がゲームから取り除かれ、過去の罪の[[コピー]]がプレイできるようになる。 | ||
+ | #過去の罪のコピーをプレイ、墓地のカードAをプレイできるようにする。 | ||
+ | #墓地のカードAをプレイする。 | ||
+ | #嵐の目によりカードAがゲームから取り除かれ、カードAのコピーと過去の罪のコピーがプレイできるようになる。 | ||
+ | #過去の罪のコピーをプレイ、墓地のカードBをプレイできるようにする。 | ||
− | + | 嵐の目は「[[カード]]の[[プレイ]]」に対して[[誘発]]するが、自身は「[[コピー]]を[[プレイ]]」させるだけなので、自分で自分の[[能力]]を[[誘発]]することは無い。 | |
− | + | が、過去の罪を絡ませると、「コピーのプレイ」が自動的に「(墓地の)カードのプレイ」に繋がるため、あたかも自分で自分の[[能力]]を[[誘発]]し、ループを起こしているかのような状況に陥る。 | |
− | + | これは墓地のインスタントとソーサリーがなくなるまで続くので、結果的に墓地のインスタントとソーサリーを全て嵐の目に「登録」した上で大量のコピーをプレイできると言うことになる。 | |
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
− | + | ||
この工程に[[トレイリアの風/Tolarian Winds]]が加われば、[[やる気デストラクション]]コースである。 | この工程に[[トレイリアの風/Tolarian Winds]]が加われば、[[やる気デストラクション]]コースである。 | ||
2008年2月29日 (金) 18:53時点における版
Sins of the Past / 過去の罪 (4)(黒)(黒)
ソーサリー
ソーサリー
あなたの墓地にあるインスタント・カードやソーサリー・カード1枚を対象とする。ターン終了時まで、あなたはその呪文をそのマナ・コストを支払うことなく唱えてよい。そのカードがあなたの墓地に置かれるなら、代わりにそれを追放する。過去の罪を追放する。
自身が重い上ソーサリーなので、使ったカードを再利用するよりは大きい呪文を釣りたい。 また、最後の効果で自分自身をゲームから取り除くので使い回すのは難しい感じ。
苦痛の命令/Decree of Pain等を使う黒コントロールに差しておくだけでも十分実戦レベルか。 これ専用のデッキを組むなら嵐の獣群/Storm Herdやワームの突進/Crush of Wurmsあたりがお勧め。
- 時のらせんでのマナ・コストの無いカードに関するルール変更により、墓地にあるマナ・コストの無いカードをこれでプレイすることができるようになった。
- これによりプレイ可能となったカードはゲームから取り除かれたりする訳ではない。あくまで、墓地にあるままプレイ可能になる。
([CR 217.1c])
- この効果は墓地のカードをプレイ可能な状態にするだけであり、実際にそのカードをプレイさせるわけではない。
- プレイに際してキッカーや双呪等の追加コストを支払うことができる。バイバックによってプレイした呪文を手札に戻すことも可能である(置換効果のルールより)。
- ブージーアムの輪/Bosium Stripのリメイクと言って良いだろう。一番上のみではなくなり、コストを支払わなくてよくなった代わりに単発になった感じか。
- 恐らくこれが6マナなのは煮えたぎる歌/Seething Songや太陽との交感/Channel the Suns、陰謀団の儀式/Cabal Ritualなど、「5マナを生成する呪文」が多いためだろう。
固定値のマナ6点以上を生成する呪文はラヴニカ:ギルドの都時点で存在せず、簡単にはマナ加速が出来ないようになっている。
- 嵐の目/Eye of the Stormと強力な相互作用をもつ。
- 場に嵐の目/Eye of the Storm、墓地にいくつかのインスタント/ソーサリーカードがある状態で過去の罪をプレイする。
- 嵐の目により過去の罪がゲームから取り除かれ、過去の罪のコピーがプレイできるようになる。
- 過去の罪のコピーをプレイ、墓地のカードAをプレイできるようにする。
- 墓地のカードAをプレイする。
- 嵐の目によりカードAがゲームから取り除かれ、カードAのコピーと過去の罪のコピーがプレイできるようになる。
- 過去の罪のコピーをプレイ、墓地のカードBをプレイできるようにする。
嵐の目は「カードのプレイ」に対して誘発するが、自身は「コピーをプレイ」させるだけなので、自分で自分の能力を誘発することは無い。 が、過去の罪を絡ませると、「コピーのプレイ」が自動的に「(墓地の)カードのプレイ」に繋がるため、あたかも自分で自分の能力を誘発し、ループを起こしているかのような状況に陥る。 これは墓地のインスタントとソーサリーがなくなるまで続くので、結果的に墓地のインスタントとソーサリーを全て嵐の目に「登録」した上で大量のコピーをプレイできると言うことになる。 この工程にトレイリアの風/Tolarian Windsが加われば、やる気デストラクションコースである。