エンチャントレス
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2008年3月1日 (土) 13:56時点における版
目次 |
エンチャントレス/Enchantress(クリーチャー・タイプ) [#type]
かつて存在したクリーチャー・タイプの1つ。女魔術師。現在は廃止された。 カード名に「Enchantress」を含むカードはいずれもエンチャントに関する能力を持つことから、それらのカードに対する俗称としても用いられる。
- 新緑の女魔術師/Verduran Enchantressは当初エンチャントレスだったが第6版で変更されてしまった。
関連カード
かつてクリーチャー・タイプがエンチャントレスであったカード
参考
エンチャントレス(Enchantress)(デッキ) [#deck]
アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantressなど、「エンチャント呪文をプレイするたびにカードが引ける」能力を持った「エンチャントレス」を中心に据え、ドローをしまくるコンボデッキ。 元祖・エンチャントレスの新緑の女魔術師/Verduran Enchantressははるか昔から存在していたが、これ1種類ではデッキの核を形成するには至らず、デッキとして登場したのはウルザズ・サーガでアルゴスの女魔術師/Argothian Enchantressが登場し、2種類8枚体制が可能になった時が初である。 その後オンスロートでよりデッキと相性の良いタイプの女魔術師の存在/Enchantress's Presenceが登場した。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
0/2基本的な動きとしては、これらをコントロールしている状態で低コストのエンチャントを多数プレイし、コンボパーツをそろえる。
また若干ドローの仕方が異なるがフェメレフのエンチャントレス/Femeref Enchantressも存在する。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
エンチャントが1つ戦場からいずれかの墓地に置かれるたび、カードを1枚引く。
1/2それ以外の部分は構成カードによってさまざまであり、代表的なものとして以下のようなタイプが存在する。
エクステンデッド(オンスロート参入時)
気流の言葉/Words of Windを使った、どちらかと言えばロックに近いタイプ。 エターナルウインドやエンドレスウインドと呼ばれることもある。 このタイプではエンチャントレスはドローエンジンであると同時にコンボパーツでもある。
エンチャント
(1):このターン、次にあなたがカードを引く代わりに、プレイヤーはそれぞれ自分がコントロールするパーマネントを1つ、オーナーの手札に戻す。
詳しくはエターナルウインドの項目参照。
ウルザ・ブロック〜マスクス・ブロック期
祖先の仮面/Ancestral Maskなどを使って殴るタイプ。 アデプトグリーンとも呼ばれ、ドロー能力を持つエンチャントレスの他、ヤヴィマヤの女魔術師/Yavimaya Enchantressもキーカードの1つ。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
ヤヴィマヤの女魔術師は、戦場に出ているエンチャント1つにつき+1/+1の修整を受ける。
2/2エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、戦場に出ている他のエンチャント1つにつき+2/+2の修整を受ける。
詳しくはアデプトグリーンの項目を参照。
テンペスト・ブロック〜ウルザ・ブロック期
この時期は2種類のタイプが存在する。
1つはカニクラフトにエンチャントレスの要素を入れたタイプで、基本的にコンボデッキである。 しかしこちらの場合、エンチャントレスはデッキの軸と言うよりドロー補助の意味合いが強い。
カニクラフトは繁茂/Wild Growthを中心に軽量エンチャントが多く入るデッキであるため、エンチャントレスとの相性は非常に良い。 カニクラフトの中ではこのタイプが主流であり、大地の知識/Earthcraftがスタンダードで禁止される原因の1つにもなった。
もう一方はオーラトグ/Auratogと怨恨/Rancorのコンボで殴るタイプ。 このタイプはオーランカーと呼ばれることの方が多い。
エンチャント — オーラ(Aura)
エンチャント(クリーチャー)
エンチャントされているクリーチャーは、+2/+0の修整を受けるとともにトランプルを持つ。
怨恨が戦場からいずれかの墓地に置かれたとき、怨恨をオーナーの手札に戻す。
詳しくはオーランカーの項目を参照。
サンプルレシピ
- 備考
- U.S. Nationals 99 ベスト8(参考)
- 使用者:John Hunka
- フォーマット
メインデッキ (60) | |
---|---|
クリーチャー (13) | |
4 | フェアリーの大群/Cloud of Faeries |
2 | 花の壁/Wall of Blossoms |
4 | アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantress |
2 | 新緑の女魔術師/Verduran Enchantress |
1 | パリンクロン/Palinchron |
インスタント・ソーサリー (8) | |
2 | 俗世の教示者/Worldly Tutor |
4 | 大あわての捜索/Frantic Search |
1 | 天才のひらめき/Stroke of Genius |
1 | ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will |
エンチャント・アーティファクト (20) | |
1 | ちらつき護法印/Flickering Ward |
4 | 繁茂/Wild Growth |
4 | 肥沃な大地/Fertile Ground |
4 | エラダムリーのぶどう園/Eladamri's Vineyard |
4 | 踏査/Exploration |
1 | 聖なる場/Sacred Ground |
2 | 適者生存/Survival of the Fittest |
土地 (19) | |
2 | 島/Island |
10 | 森/Forest |
4 | 真鍮の都/City of Brass |
2 | セラの聖域/Serra's Sanctum |
1 | スランの採石場/Thran Quarry |
サイドボード | |
1 | 現実主義の修道士/Monk Realist |
2 | 解呪/Disenchant |
1 | 沈静/Allay |
1 | 溶岩噴火/Volcanic Geyser |
1 | ヨーグモスの意志/Yawgmoth's Will |
3 | 聖なる場/Sacred Ground |
3 | 崇拝/Worship |
3 | 防御の光網/Defense Grid |
レガシー
レガシーでも少数存在している。
クリーチャー — 人間(Human) ドルイド(Druid)
被覆(このクリーチャーは呪文や能力の対象にならない。)
あなたがエンチャント呪文を唱えるたび、カードを1枚引く。
エンチャント
あなたのアップキープの開始時に、あなたがカードを1枚捨てないかぎり、独房監禁を生け贄に捧げる。
あなたのドロー・ステップを飛ばす。
あなたは被覆を持つ。(あなたは呪文や能力の対象にならない。)
あなたに与えられるすべてのダメージを軽減する。
主に防御的なコントロールの構成を取るのが主流。
踏査/Explorationや楽園の拡散/Utopia Sprawlによるマナ加速から、アルゴスの女魔術師/Argothian Enchantressや女魔術師の存在/Enchantress's Presenceによる高速ドローを背景に、エレファント・グラス/Elephant Grassや独房監禁/Solitary Confinementで身を守る。
真の木立ち/Sterling Groveによってそれらのエンチャントを守りつつ、状況に応じて一枚差しされた様々なエンチャントをサーチし展開していく。
フィニッシャーは、聖なるメサ/Sacred Mesaや戦争の言葉/Words of Warが好んで使用され、セラの聖域/Serra's Sanctumから出る膨大なマナにより一気に勝負をかける。
また、このデッキが成立する理由として、補充/Replenishの禁止解除がある。 主にコンボ要員として用いられたカードであるが、このカードによってエンチャントデッキの天敵である破滅的な行為/Pernicious Deedや地に平穏/Tranquil Domainによる大量破壊から、一気にリカバリーする事が可能となった。