投げ飛ばし/Fling
提供:MTG Wiki
(版間での差分)
12行: | 12行: | ||
*[[黒]]になると[[消耗の儀式/Rite of Consumption]]。 | *[[黒]]になると[[消耗の儀式/Rite of Consumption]]。 | ||
− | == | + | ==使用例== |
− | + | *そのままだと[[死亡]]する[[クリーチャー]]を、その前に投げる。 | |
− | + | **[[戦闘]]で死亡するクリーチャー。この場合、[[戦闘ダメージ]]と投げ飛ばしのダメージの両方を与える[[プレイング]](いわゆる[[当て逃げ]])は現在のルールだと不可能な点に注意。 | |
− | *[[攻撃]] | + | ***そのため、どちらかと言えば[[攻撃]]時より[[ブロック (ルール用語)|ブロック]]時に使ったほうが有効なテクニック。 |
− | *[[ | + | **[[除去]]されそうなクリーチャー。 |
− | *[[ | + | ***[[追放]]除去、追加効果のある除去、[[コントロール (ルール用語)|コントロール]]変更[[呪文]]などにはより有効。 |
− | *[[ | + | **時間制限つきのクリーチャー。こちらの場合は、攻撃した後で投げてさらなる追加ダメージを狙う運用が一般的。 |
− | *[[ | + | ***[[ボール・ライトニング/Ball Lightning]]、[[騙し討ち/Sneak Attack]]など。 |
− | * | + | ***[[反逆の行動/Act of Treason]]など、一時的にコントロールを奪うカードとの相性はよく、実質的な[[除去]]となる。 |
− | *[[ | + | ***[[エターナル]]などでは[[Berserk]]とのコンボも人気がある。 |
− | *[[ | + | *一時的な[[強化]]([[パンプアップ]])で[[パワー]]を強化したクリーチャーを投げる。 |
− | *[[天使の祝福/Angelic Blessing]]を使った[[無謀なオーガ/Reckless Ogre]]([[テンペスト・ブロック]]の[[リミテッド]]用) | + | **[[縫合グール/Sutured Ghoul]]([[アングリーグール]]など)、[[エイトグ/Atog]]([[親和 (デッキ)|親和]])、[[Phyrexian Devourer]]([[おにぎりシュート]])など。 |
− | *[[ | + | ***[[速攻]]を与えるなどしてそのまま[[攻撃]]するのと、二段構えの戦術にするケースが多い。 |
− | *[[ | + | **[[天使の祝福/Angelic Blessing]]を使った[[無謀なオーガ/Reckless Ogre]]([[テンペスト・ブロック]]の[[リミテッド]]用) |
+ | *本来[[アタッカー]]に使えない前提で[[マナレシオ]]が高く設定されているクリーチャーを投げる。 | ||
+ | **[[高波/Tidal Wave]]の[[トークン]]、[[高潔のあかし/Righteousness]]を使った[[クリーチャー]]など。 | ||
==参考== | ==参考== |
2016年4月25日 (月) 21:48時点における版
Fling / 投げ飛ばし (1)(赤)
インスタント
インスタント
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャー1体を生け贄に捧げる。
クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。投げ飛ばしはそれに、その生け贄に捧げたクリーチャーのパワーに等しい点数のダメージを与える。
投げるカードの代表格。追加コストとして生け贄に捧げたクリーチャーのパワーと同じ値のダメージを与える火力。
コスト・パフォーマンスはあまりよくないが、いろいろと応用が利き、時にエンドカード級にさえなりうる。一度戦闘ダメージを与えたクリーチャーを投げて、「赤いBerserk」のように使うのが常套手段。
- ちなみに後の次元の混乱での一時的な色の役割変更に伴い、本当の意味での(若干仕様は異なるが)赤いBerserkである致命的な激情/Fatal Frenzyが作られた。
- 命知らず/Reckless Abandonはこれのダメージを固定した亜種と言える。
- 全体火力版の破裂/Ruptureや心魂破/Soulblastがある。
- ストロングホールドで初登場してから12年後の基本セット2011で再録。
- 基本セット2011の再録時はストロングホールドと同じイラストが採用されているものの、アーティストの名義が「Paolo Parente」から「Parente」に変更されている。
- 黒になると消耗の儀式/Rite of Consumption。
使用例
- そのままだと死亡するクリーチャーを、その前に投げる。
- 戦闘で死亡するクリーチャー。この場合、戦闘ダメージと投げ飛ばしのダメージの両方を与えるプレイング(いわゆる当て逃げ)は現在のルールだと不可能な点に注意。
- 除去されそうなクリーチャー。
- 時間制限つきのクリーチャー。こちらの場合は、攻撃した後で投げてさらなる追加ダメージを狙う運用が一般的。
- ボール・ライトニング/Ball Lightning、騙し討ち/Sneak Attackなど。
- 反逆の行動/Act of Treasonなど、一時的にコントロールを奪うカードとの相性はよく、実質的な除去となる。
- エターナルなどではBerserkとのコンボも人気がある。
- 一時的な強化(パンプアップ)でパワーを強化したクリーチャーを投げる。
- 本来アタッカーに使えない前提でマナレシオが高く設定されているクリーチャーを投げる。