Apocalypse Chime (ストーリー)
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[[ウルグローサ/Ulgrotha]]の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]同士の[[ホームランドの歴史|大戦争]]を終結に導き、世界を不毛の地へと荒廃させる大破壊を引き起こした円筒の鐘。[[Tolgath|Tolgath(トルガス)]]の[[アーティファクト]]であり、大戦争中に亡くなった師(master)から、弟子の[[センギアの太母/Grandmother Sengir|Ravi(ラヴィ)]]に預けられていた。 | [[ウルグローサ/Ulgrotha]]の[[プレインズウォーカー/Planeswalker]]同士の[[ホームランドの歴史|大戦争]]を終結に導き、世界を不毛の地へと荒廃させる大破壊を引き起こした円筒の鐘。[[Tolgath|Tolgath(トルガス)]]の[[アーティファクト]]であり、大戦争中に亡くなった師(master)から、弟子の[[センギアの太母/Grandmother Sengir|Ravi(ラヴィ)]]に預けられていた。 | ||
− | + | ラヴィは大戦争を終わらせるため、トルガスの城塞、玄武岩の尖塔の頂上でこの鐘の能力を発動した。鐘の響きは、別の[[次元/Plane]]へと通じる[[時の裂け目/Rift|裂け目/Rift]]を切り広げ、ウルグローサの[[マナ]]を一気に外界へ流出させた。トルガス城塞近くで戦闘していた者たちは鐘の音の直撃を受け、次々と破滅に見舞われた。[[クリーチャー]]の肉体は溶け落ち、アーティファクトは[[粉砕/Shatter|粉々に砕け]]、プレインズウォーカーでさえ萎び灰と化した(アメコミで破壊されているクリーチャーとアーティファクトは、[[毒吐きナメクジ/Spitting Slug#ストーリー|毒吐きナメクジ/Spitting Slug]]と[[黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem]])。裂け目はマナを奪い、ウルグローサ世界を無色の炎で焼き尽くしていった。この大破壊を生き残った者はわずかしかいない。 | |
− | 次元を超えた鐘の残響は多元宇宙に多大な影響をもたらした。[[ドミナリア/Dominaria]] | + | 次元を超えた鐘の残響は多元宇宙に多大な影響をもたらした。[[ドミナリア/Dominaria]]に届いた残響は、[[マダラ帝国/Madaran Empire]]の[[鉤爪の門/Talon Gates (次元カード)|鉤爪の門/Talon Gates]]にある時の裂け目を広く深く拡大。やがて[[神河/Kamigawa]]にまで到達した残響は、その次元の肉体と精神の均衡を乱した結果、現し世と隠り世の境を曖昧にしてしまう。そして、ドミナリアと神河、二つの次元を結ぶ道が形成された。 |
大破壊から4世紀、第20世代期に完成した[[フェロッズの封印/Feroz's Ban (ストーリー)|フェロッズの封印/Feroz's Ban]]はマナの流出を抑制したものの、[[Castle Sengir (ストーリー)|Castle Sengir(センギア城)]]の地下深くに位置する裂け目はマナを吐き出し続けている。 | 大破壊から4世紀、第20世代期に完成した[[フェロッズの封印/Feroz's Ban (ストーリー)|フェロッズの封印/Feroz's Ban]]はマナの流出を抑制したものの、[[Castle Sengir (ストーリー)|Castle Sengir(センギア城)]]の地下深くに位置する裂け目はマナを吐き出し続けている。 | ||
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*Homelands:The Making of a Magic Expansion([[Duelist]]7号の記事) | *Homelands:The Making of a Magic Expansion([[Duelist]]7号の記事) | ||
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*[[Homelands on the World of MAGIC:the Gathering]](コミック版ホームランド) | *[[Homelands on the World of MAGIC:the Gathering]](コミック版ホームランド) | ||
*[[Time Spiral]](小説) | *[[Time Spiral]](小説) |
2018年4月19日 (木) 19:39時点における版
Apocalypse Chime(終末の鐘)はホームランドで登場した世界に破滅をもたらす魔法の鐘。
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解説
ウルグローサ/Ulgrothaのプレインズウォーカー/Planeswalker同士の大戦争を終結に導き、世界を不毛の地へと荒廃させる大破壊を引き起こした円筒の鐘。Tolgath(トルガス)のアーティファクトであり、大戦争中に亡くなった師(master)から、弟子のRavi(ラヴィ)に預けられていた。
ラヴィは大戦争を終わらせるため、トルガスの城塞、玄武岩の尖塔の頂上でこの鐘の能力を発動した。鐘の響きは、別の次元/Planeへと通じる裂け目/Riftを切り広げ、ウルグローサのマナを一気に外界へ流出させた。トルガス城塞近くで戦闘していた者たちは鐘の音の直撃を受け、次々と破滅に見舞われた。クリーチャーの肉体は溶け落ち、アーティファクトは粉々に砕け、プレインズウォーカーでさえ萎び灰と化した(アメコミで破壊されているクリーチャーとアーティファクトは、毒吐きナメクジ/Spitting Slugと黒曜石のゴーレム/Obsianus Golem)。裂け目はマナを奪い、ウルグローサ世界を無色の炎で焼き尽くしていった。この大破壊を生き残った者はわずかしかいない。
次元を超えた鐘の残響は多元宇宙に多大な影響をもたらした。ドミナリア/Dominariaに届いた残響は、マダラ帝国/Madaran Empireの鉤爪の門/Talon Gatesにある時の裂け目を広く深く拡大。やがて神河/Kamigawaにまで到達した残響は、その次元の肉体と精神の均衡を乱した結果、現し世と隠り世の境を曖昧にしてしまう。そして、ドミナリアと神河、二つの次元を結ぶ道が形成された。
大破壊から4世紀、第20世代期に完成したフェロッズの封印/Feroz's Banはマナの流出を抑制したものの、Castle Sengir(センギア城)の地下深くに位置する裂け目はマナを吐き出し続けている。
終末の鐘はセンギアの太母/Grandmother Sengirの手中にあり、いつか再びその音を響かせる機会を待っている。
- ウルグローサの裂け目の設定は後に拡張され、時のらせんブロックの根幹を支える「時の裂け目/Rift」現象の設定に取り込まれ、神河など別の次元への影響が新規に加えられている。
登場
登場カード
登場作品・記事
- Homelands:The Making of a Magic Expansion(Duelist7号の記事)
- Baron Sengir, Immortal Gentleman and Politician(Duelist10号の記事)
- The Royal Bloodline(公式サイトの記事)
- Homelands on the World of MAGIC:the Gathering(コミック版ホームランド)
- Time Spiral(小説)