ループ・ジャンクション
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#*[[星明りの聖域/Starlit Sanctum]]、[[価値ある理由/Worthy Cause]]、[[獣の墓場/Animal Boneyard]]など。 | #*[[星明りの聖域/Starlit Sanctum]]、[[価値ある理由/Worthy Cause]]、[[獣の墓場/Animal Boneyard]]など。 | ||
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*天敵は[[デザイア]]。[[セプターチャント]]も分が悪い。 | *天敵は[[デザイア]]。[[セプターチャント]]も分が悪い。 |
2008年6月22日 (日) 20:15時点における版
ループ・ジャンクション(Loop Junktion/Life)は、エクステンデッドで活躍した無限ライフのコンボデッキ。主に白緑で構成される。デッキデザインは射場本正巳。有田隆一がプロツアーコロンバス04でベスト8入りしている。
デッキ名の由来は、今まで使われなかったカード達を駆使する無限コンボデッキだということから。その為、「ジャンクション」の部分は、「Junction」ではなく、「Jun"k"tion」と表記される(「junk」とは「くず」や「がらくた」の意)。海外では「Life」と呼ばれることが多い。
概要
クリーチャー — コー(Kor) ノーマッド(Nomad) 兵士(Soldier)
(0):あなたがコントロールするクリーチャー1体を対象とする。このターン、コーの遊牧民に与えられる次のダメージ1点は、代わりにそれに与えられる。
1/1クリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
あなたがコントロールするクレリック(Cleric)・クリーチャーが呪文や能力の対象になるたび、それはターン終了時まで+0/+2の修整を受ける。
1/1インスタント
バイバック(2)(あなたがこの呪文を唱えるに際し、あなたは追加の(2)を支払ってもよい。そうした場合、その解決に際し、このカードをあなたの手札に加える。)
この呪文を唱えるための追加コストとして、クリーチャーを1体生け贄に捧げる。
あなたは、生け贄に捧げられたクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。
コンボの構成要素は次の3種類に分けられる。
1で何度も2を対象にとり、タフネスを十分に上げたら3でライフを得る。勝ち手段は、無限ライフデッキ定番のセラのアバター/Serra Avatarや忍耐の試練/Test of Endurance。
どのコンボ構成要素も複数種類存在しているので、3枚コンボでありながら比較的決まりやすく、翻弄する魔道士/Meddling Mageや頭蓋の摘出/Cranial Extractionなどにも耐性がある。また、1と2だけで無限タフネスになるため、ビートダウン全般に強く、とくにゴブリンやRDWなどの赤いデッキには圧倒的な強さを誇る。
コンボの構成要素は白のカードばかりだが、安定性を高めるため、緑を加えてエラダムリーの呼び声/Eladamri's Callや生ける願い/Living Wishを入れるのが普通。これらに加え、アカデミーの学長/Academy Rector、悟りの教示者/Enlightened Tutorといった大量のサーチカードを投入し、シルバーバレット戦略を行う。このためデッキの柔軟性は高いが、1枚差しのカードが多くなるためデッキリストは膨大なものとなる。
ロックによるライブラリーアウトデッキやライブラリー破壊デッキなどの、ライフによる勝利を目的としていないデッキには滅法弱い。そのような相手に対しては、アカデミーの学長/Academy Rectorからの忍耐の試練/Test of Enduranceなどで素早く勝ちに行く必要がある(前者ならばセラのアバター/Serra Avatarを回してなんとかなる場合もある)。
- 天敵はデザイア。セプターチャントも分が悪い。
- コンボのキーカードのうち多くがクリーチャーなので、神の怒り/Wrath of Godなどの大量除去も苦手とする。
- セファリッド・ブレックファーストと融合してセファリッド・ライフというハイブリッドデッキも登場した。
- エターナル限定だが、コーの先導/Outrider en-Korと特別工作班/Task Forceを投入する事でキーパーツをレベルだけで用意する事ができ、リベリオンにギミックを組み込むのも可能である。
- ローウィンで包囲の搭、ドラン/Doran, the Siege Towerを獲得。高タフネスのクリーチャーを生成するこのデッキとの相性は非常に良く、ダールの降霊者などがフィニッシャーに早変わりする。