ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins
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2021年3月8日 (月) 20:58時点における最新版
土地 — 砂漠(Desert)
(T):(◇)を加える。
(T),1点のライフを支払う:(赤)を加える。
(2)(赤)(赤),(T),砂漠(Desert)1つを生け贄に捧げる:ラムナプの遺跡は各対戦相手にそれぞれ2点のダメージを与える。
赤のペイン砂漠は本体火力。実質5マナと砂漠の生け贄で、各対戦相手へ2点のダメージを飛ばす。
マナフラッド対策になるのはもちろん、発生源が土地であるため妨害を受けにくいのも過去の蛮族のリング/Barbarian Ringで証明されている通り。他の砂漠と併用する事でこれ1枚から4点以上のライフを持っていく事も可能であり、最後の一押しとして有用。早期決着を旨とする赤系デッキにとってはアンタップインであることも大きく、また色マナを出す際のダメージリスクも相対的に減じるため、土地としても扱いやすい。
スタンダードでは登場間もなくから赤単ビートダウンの定番としてフル採用され、ラムナプ・レッドとデッキ名を飾ることとなった。4枚ずつのラムナプの遺跡と陽焼けした砂漠/Sunscorched Desertに加え屍肉あさりの地/Scavenger Groundsまで採用されることがあるため、複数回起動されることも少なくない。またエルドラージ・ランプにも採用される。砂漠であるため約束の刻/Hour of Promiseとの相性が良く、また無色マナと色マナを出せるため無色マナ・シンボルを要求するカードも使いやすい。
- 2018年1月19日(Magic Onlineでは1月15日)より、スタンダードで禁止カードに指定される[1]。エネルギー・デッキの弱体化を目的とする禁止措置を行うにあたり、エネルギー・デッキが弱まればどのデッキもラムナプ・レッドに勝てないというデッキ1種だけのメタゲームになることが予測された。そのため赤デッキに対しても弱体化する措置が必要と判断され、暴れ回るフェロキドン/Rampaging Ferocidonと共に環境から取り除かれた。このカードの場合、事実上対戦相手の初期ライフ総量を下げる働きを持っており、長期戦にもつれ込んだ際に高い安定性をもたらしていたことが問題視された。
- ブロールが開始された時点では、当時のスタンダード禁止カードリストに準拠するとして禁止カードに指定されたが、ルール改訂により2018年5月10日より禁止解除。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
破滅の刻のアンコモンの砂漠サイクル。公式記事Devastation Information, Part 2/『破滅』の情報 その2ではペインランドにちなんでかペイン砂漠/Pain Desertsと呼ばれている。
タップだけで無色マナを、タップとライフ1点の支払いで色マナを生み出す。さらにタップしてマナを支払い砂漠を1つ生け贄に捧げることで起動できる起動型能力を持つ。
- シェフェトの砂丘/Shefet Dunes
- イプヌの細流/Ipnu Rivulet
- イフニルの死界/Ifnir Deadlands
- ラムナプの遺跡/Ramunap Ruins
- ハシェプのオアシス/Hashep Oasis
3番目の能力を起動する場合、タップした後で起動コストとして自分自身を生け贄に捧げてもよい。
[編集] 脚注
[編集] 参考
- 非マナ能力を持つ土地
- カード個別評価:破滅の刻 - アンコモン
- カード個別評価:アモンケットリマスター - アンコモン
- カード個別評価:時のらせんリマスター - 旧枠加工カード