星の揺らぎ/Sway of the Stars
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重すぎて一見使い物にならなそうであるが、[[神河ブロック構築]]ではリセット手段として使われ、[[トーナメント]]でも好成績を残している(→[[星の揺らぎコントロール]])。 | 重すぎて一見使い物にならなそうであるが、[[神河ブロック構築]]ではリセット手段として使われ、[[トーナメント]]でも好成績を残している(→[[星の揺らぎコントロール]])。 |
2021年5月4日 (火) 20:00時点における最新版
Sway of the Stars / 星の揺らぎ (8)(青)(青)
ソーサリー
ソーサリー
各プレイヤーは自分がオーナーである手札、墓地、すべてのパーマネントを自分のライブラリーに加えて切り直す。その後カードを7枚引く。各プレイヤーの総ライフは7になる。
とんでもないリセット呪文。ライフ以外を初期状態に戻し、そしてライフを7点に平等化。マナ総量も10と非常に重い。もっとも、激動/Upheaval+Timetwister+αと考えれば、計算上のコスト・パフォーマンスは高い。
重すぎて一見使い物にならなそうであるが、神河ブロック構築ではリセット手段として使われ、トーナメントでも好成績を残している(→星の揺らぎコントロール)。
マナを浮かせた状態で唱え、手札に突然の衝撃/Sudden Impactや脳髄の渦/Cerebral Vortexなどが来るのを願うこともできる(→ターボ星の揺らぎ)。浮かせたマナが無駄になってしまう可能性もあるが、少なくとも突然の衝撃狙いであれば「4マナ以下のカードが手札にゼロ」という状態はかなり珍しいだろう。
- スタック上の呪文はライブラリーに加えない。ゆえに通常はこの呪文の解決後にはこのカードだけが墓地にあることになる。
- 追放領域のカードもライブラリーに加えない。そのためネクロポーテンス/Necropotenceなどとのコンボが可能。また待機との相性もよい。
- 開発当初は4マナの予定だったが、調整中に6マナになり、さらにやる気のあるテストプレイヤーのせいで最終的に10マナに……。確かに6マナ程度はやりすぎなのではあるが。
- この「4マナ」というのはOnce More with Feelingを参考にした設定だったのかもしれない。
- これ以降、性能を抑えられたカードが登場すると、冗談半分で「熱心なテストプレイヤー」のせいにされるように。
- 呪文織りのらせん/Spellweaver Helixと相性がよい。たとえばこれと力の確約/Promise of Powerを刻印して力の確約を唱えれば、5マナでリセットした上に7/7のフライヤーが戦場に出る。
- あくまで理論的な話になってしまうが、ライフリセット効果が無限ライフなどの相手に有効。たとえば、対戦相手に7点以上のダメージを与えられる呪文や能力をスタックに乗せた状態で、急かし/Quickenなどからこれを唱えることにより、対戦相手のライフがどれだけ多くても一撃で勝利することができる。
[編集] 参考
- True, False, Tidbits, and Tricks (WotC、文:Aaron Forsythe、英語)
- 本当と嘘と裏技と裏話 ――神河謀叛の話の続き (タカラトミー、上の記事の邦訳)
- Swaying To The Stars (WotC、文:Anthony Alongi、英語)
- Sway of the Stars (WotC、文:Adrian Sullivan、英語)
- Sketches: Sway of the Stars イラストのスケッチや全景 (2005年12月21日 Magic Arcana)
- リセットカード
- カード個別評価:神河謀叛 - レア