デーモン
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(→ストーリー: フォーゴトン・レルムのデーモンについて記述) |
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2021年8月19日 (木) 20:15時点における版
デーモン/Demonは、クリーチャー・タイプの1つ。邪悪や暗黒を象徴する超常的存在。
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
あなたのアップキープの開始時に、奈落の王以外のクリーチャーを1体生け贄に捧げる。できない場合、奈落の王はあなたに7点のダメージを与える。
クリーチャー — デーモン(Demon)
飛行、トランプル
あなたはゲームに勝利することはなく、あなたの対戦相手はゲームに敗北することはない。
初出はリミテッド・エディションの奈落の王/Lord of the PitとDemonic Hordes。黒の大型クリーチャーの代表格だったが、その存在の宗教観から、長い氷河期があったクリーチャー・タイプである。後にオラクルが更新されたものを除けば、基本セットでは第6版から第8版まで、エキスパンションではアライアンスからジャッジメントまでには収録されなかった。しかしオンスロート以降は各ブロックや基本セットごとに少なくとも1枚のデーモンが収録されるのが慣例となっており、現在では黒の象徴的クリーチャーに位置付けられている。神河ブロックやイニストラード・ブロックでは多くのデーモンが追加されたほか、アヴァシンの帰還では初めてコモン枠のデーモンが追加された。カルドハイムではイマースターム/Immersturm(黒赤)の主要種族に選ばれた。
基本的には黒単色だが、他の色を含む多色にも存在するため各色に存在する。赤単色のデーモンも4体存在する。例外はあるが、カードデザインの段階でコントローラーを傷つけるようなペナルティ能力が与えられることが多い[1]。
部族カードは神河ブロックとイニストラード・ブロックを中心に存在するが、フレイバーとして扱いやすい題材であるため、それ以外のカード・セットでも度々目にすることができる(悪魔との契約、内なる悪魔の顕われなど)。また、名演撃、ラクドス/Rakdos, the Showstopperではデビル、インプらと共に、広義の「悪魔」として一纏めに扱われている。
デーモン・トークンを生成するカードはBoris Devilboonや悪魔の顕現/Demonic Risingなど複数存在する。多くは黒単色だが、赤単色と黒赤のものも存在する(→トークン一覧)。
伝説のデーモン・カードは両面カードの第2面も含め、カルドハイム現在28枚存在する(「伝説の(Legendary)・デーモン(Demon)」でWHISPER検索)が、烏羅未の墳墓/Tomb of Uramiの能力で生成される烏羅未/Urami・トークンを含めると29体存在することとなる。
ストーリー
マジック:ザ・ギャザリングにおいて、悪魔の定義は「人々の魂の邪悪な部分が物理的な形を取ったもので、非常に心のねじれた人間が死ぬ時に黒マナの噴流によって形を成す」となっている。つまりデーモンは黒マナの顕現や化身というべき存在であるが、デーモン自体は基本的に元々デーモンとして生まれてくる。高い知性と邪悪な行いで文明社会へ悪影響をもたらす。信仰心の高い社会において悪魔崇拝が行われるだけではなく、文明の規範となる教会組織に入り込んで信仰を捻じ曲げて教会を乗っ取る場合もある。純粋なマナの顕現であるため天使と同様に基本的にはプレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Sparkを持つことはないが、他種族がデーモンに変質する場合もあるためデーモンにもプレインズウォーカー/Planeswalkerは存在する(→オブ・ニクシリス/Ob Nixilis)。
詳細はデーモン/Demonを参照。
他方、フォーゴトン・レルムを中心とするダンジョンズ&ドラゴンズのデーモンは外方次元界に棲まう、クトゥルー神話の怪物たちを下敷きとして創造された異形にして邪悪な古代種族「魔鬼」であり、クリーチャー・タイプではデーモンとして扱われているものの、マジック・ザ・ギャザリングでは本来はホラーに分類されるべき存在である。詳しくはデビルを参照。
参考
- ↑ A Few Multiple-Choice Words(Makig Magic 2010年10月25日 Mark Rosewater)
- Demons! Demons! D3m0nZ!!1!(Feature 2004年7月5日 Brady Dommermuth著)
- Where Have All The Demons Gone?(Making Magic 2004年7月5日 Mark Rosewater著)
- Third eye of Oni(Arcana 2005年3月22日 Wizards社)
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