エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum
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+ | :ダンジョン探索は主にクリーチャーで行えるため実質的に+1能力と相性が良いといえる。特に[[銀月街のレンジャー、ヴェイリス/Varis, Silverymoon Ranger]]や[[無私のパラディン、ナダール/Nadaar, Selfless Paladin]]はスペックもさることながら、伝説のため追加効果も得られ相性が良い。 | ||
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:味方クリーチャーに[[トランプル]]と[[速攻]]、踏破したダンジョン一つにつき+2/+2[[修整]]を与える紋章を得る。 | :味方クリーチャーに[[トランプル]]と[[速攻]]、踏破したダンジョン一つにつき+2/+2[[修整]]を与える紋章を得る。 | ||
+ | :この能力を使うために+1能力を3回、使用後もこれを生き残らせるならば4回使っている計算になる。単体でも前者なら[[魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation]](右ルート)、後者なら同左ルートおよび[[ファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelver]]を踏破していることになり、最低でも+2/+2修整は確約されていると言ってよい。 | ||
+ | :さらに探索すれば修整値が上がっていくが、大抵は2回以上踏破する前に決着がつくだろう。 | ||
− | + | ダンジョン探索に特化した性能を持ったプレインズウォーカー。[[デッキ]]内の探索可能なカード、特にクリーチャーが多いほど強くなるカードなのでそれを活かせるようなデッキ構築をしたいところ。 | |
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+ | [[リミテッド]]ではお手軽に[[アドバンテージ]]を稼げる強力なカード。[[赤]]以外のダンジョン探索カードは使いやすいものが多いため、能力も活かしやすいだろう。 | ||
==関連カード== | ==関連カード== |
2021年9月23日 (木) 12:27時点における版
伝説のプレインズウォーカー — エリーウィック(Ellywick)
[+1]:ダンジョン探索をする。(ダンジョン探索をするとは、最初の部屋へ入るか、次の部屋へ進むことである。)
[-2]:あなたのライブラリーの一番上にあるカード6枚を見る。あなたは「その中からクリーチャー・カード1枚を公開し、あなたの手札に加える。」を選んでもよい。それが伝説であるなら、あなたは3点のライフを得る。残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。
[-7]:あなたは「あなたがコントロールしているすべてのクリーチャーは、トランプルと速攻を持ち、あなたが踏破した、名前の異なるダンジョン1つにつき+2/+2の修整を受ける。」を持つ紋章を得る。
伝説のプレインズウォーカーとしてカード化されたダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。忠誠度能力はダンジョン探索、クリーチャーの濾過、全体強化の紋章。
- +1能力
- ダンジョン探索をする。
- 初期状態の場合、占術1か1点回復か全体へ1点ライフロスと4マナプレインズウォーカーとしてはやや地味。他のダンジョン探索カードであらかじめ歩を進めておこう。他のダンジョン探索カードと違い攻撃などの条件を必要としないため、膠着状態に強くマナにも優しいのが利点である。
- -2能力
- ライフゲインが条件付きになった使役学基礎/Basic Conjuration。
- ライブラリーの一番上6枚からクリーチャー・カードを濾過して手札に加える。伝説のクリーチャーの場合は3点のライフも得る。
- ダンジョン探索は主にクリーチャーで行えるため実質的に+1能力と相性が良いといえる。特に銀月街のレンジャー、ヴェイリス/Varis, Silverymoon Rangerや無私のパラディン、ナダール/Nadaar, Selfless Paladinはスペックもさることながら、伝説のため追加効果も得られ相性が良い。
- -7能力
- 味方クリーチャーにトランプルと速攻、踏破したダンジョン一つにつき+2/+2修整を与える紋章を得る。
- この能力を使うために+1能力を3回、使用後もこれを生き残らせるならば4回使っている計算になる。単体でも前者なら魂を喰らう墓/Tomb of Annihilation(右ルート)、後者なら同左ルートおよびファンデルヴァーの失われた鉱山/Lost Mine of Phandelverを踏破していることになり、最低でも+2/+2修整は確約されていると言ってよい。
- さらに探索すれば修整値が上がっていくが、大抵は2回以上踏破する前に決着がつくだろう。
ダンジョン探索に特化した性能を持ったプレインズウォーカー。デッキ内の探索可能なカード、特にクリーチャーが多いほど強くなるカードなのでそれを活かせるようなデッキ構築をしたいところ。
リミテッドではお手軽にアドバンテージを稼げる強力なカード。赤以外のダンジョン探索カードは使いやすいものが多いため、能力も活かしやすいだろう。
関連カード
サイクル
フォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーサイクル。各色に1枚ずつ存在する。稀少度は神話レア。
- 花の大導師/Grand Master of Flowers
- モルデンカイネン/Mordenkainen
- 蜘蛛の女王、ロルス/Lolth, Spider Queen
- アヴェルナスの大公、ザリエル/Zariel, Archduke of Avernus
- エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrum
いずれもダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクターであり、背景設定上はプレインズウォーカー/Planeswalkerではない。
ストーリー
エリーウィック・タンブルストロム/Ellywick Tumblestrumはダンジョンズ&ドラゴンズのキャラクター。ノームのバード。女性(イラスト1、イラスト2)。
伝説的なバード、エリーウィック・タンブルストロム――その多くの旅路は、物質界/The Material Planeの知られざる世界から始まった――は、フェイ/Feyの王子を欺き、九層地獄/The Nine Hellsの怒りを鎮め、アークメイジ/Archmageの精神を歪め、ドラゴンの神の寵愛を得て、デーモンの女王に涙を流させてきた。デック・オヴ・メニー・シングズ/The Deck of Many Thingsからの幸運なドローで授かった願いの呪文の魔法により、彼女は多元宇宙/The Multiverse最高のバードとなったのだ。彼女の奏でる音楽は心も精神も意のままに曲げ、動物たちをそばに引き寄せ、周囲の環境を作り変える。
- 彼女自体の初出は、D&D 第5版サプリメントの『The Wild Beyond the Witchlight』(未訳)。そちらの英語版の発売は2021年9月21日であり、フォーゴトン・レルム探訪で先行登場という形となる。
- 他のフォーゴトン・レルム探訪のプレインズウォーカーと異なり、当該の書籍において、エリーウィックは明確に「多元宇宙の一部では『Planeswalker』と呼ばれる極めて強力な存在である」と語られているが、プレインズウォーカーの灯/Planeswalker's Spark、あるいはそれに類する物を持つかどうかは語られていない。
- なお、「Ellywickという名前のノーム」はD&Dの旧版、『プレイヤーズ・ハンドブック 第3.5版』のWeb Enhancementにサンプル・キャラクターとして登場しているのだが、そちらはバードではなくクレリックである。また、挿絵もなく、この「エリーウィック・タンブルストロム」とどういう関係なのかは不明。
登場作品・登場記事
- The Legends of Adventures in the Forgotten Realms/『フォーゴトン・レルム探訪』の伝説たち(Feature 2021年7月16日 James Wyatt著)