鴉変化/Ravenform
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− | + | *トークンのサイズが小さいため実際の挙動は確定除去に近く、また青[[単色]]で戦場のアーティファクトを除去できるカードとしても([[暗記+記憶/Commit+Memory]]のような結果的に除去となるものを除けば)初である。これに関して[[Mark Rosewater]]は「マジックは多くの優秀な人々が作っているゲームであり、アーティファクトへの干渉も十分な議論を経たものである。私個人がデザインするならアーティファクトには触らせなかっただろう<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/639851904755728384/people-are-calling-ravenform-a-break-is-it People are calling Ravenform a break. Is it?]([[Blogatog]] [[2021年]]1月9日 Mark Rosewaterのブログ)</ref>」「鴉変化は(やや異なるデザインにする必要があるが)白いカードである<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/641181040706306048/i-think-the-issue-with-ravenform-isnt-so-much-that I think the issue with ravenform isnt so much that...](Blogatog 2021年1月24日 Mark Rosewaterのブログ)</ref>」「このカードが先例となることはない<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/639942997865332736/hello-maro-ive-been-a-magic-player-for-a Hello, Maro -I've been a Magic player for a...](Blogatog 2021年1月10日 Mark Rosewaterのブログ)</ref>」といったことを述べている。直後の[[エキスパンション]]である[[ストリクスヘイヴン:魔法学院]]の[[再造形/Resculpt]]についても「これが最後のカードであり、青の今後の方向性を示しているわけではない」といった言及がなされている<ref>[https://markrosewater.tumblr.com/post/646648899506929664/youve-said-ravenform-is-a-large-bend-or-even-a You've said Ravenform is a large bend or even a...](Blogatog 2021年3月25日 Mark Rosewaterのブログ)</ref>。その後の[[カラーパイ]]と[[色の役割]]の記事において、クリーチャーを破壊して代わりにトークンを供給する効果は青の役割から外されたと明言された<ref>[https://mtg-jp.com/reading/mm/0035516/ メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点]([[Making Magic]] [[2021年]]2021年10月18日)</ref>。 | |
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+ | *[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034738/ 『カルドハイム』のトークン]([[Daily MTG]] [[2021年]]1月20日) | ||
*[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:カルドハイム]] - [[コモン]] |
2021年10月20日 (水) 12:31時点における最新版
Ravenform / 鴉変化 (2)(青)
ソーサリー
ソーサリー
アーティファクト1つかクリーチャー1体を対象とする。それを追放する。それのコントローラーは、飛行を持つ青の1/1の鳥(Bird)クリーチャー・トークン1体を生成する。
予顕(青)(あなたのターンの間、あなたは(2)を支払って、あなたの手札からこのカードを裏向きに追放してもよい。後のターンに、これの予顕コストでこれを唱えてもよい。)
アーティファクトかクリーチャーをカラスに変えてしまう、死後の生命/Afterlifeの青版。ソーサリーになったが予顕が付いている。
対戦相手に飛行を持つトークンを与えてしまうデメリットこそあるものの、青のカードとしては珍しい条件や期限のない完全な追放除去なので破壊不能などの一部の除去耐性にも影響されずに脅威になるクリーチャーやアーティファクトに対処できる、コモンとは思えない程優秀な除去カード。デメリットのトークンも飛行やバウンスが豊富な青であれば然程脅威にならない。打ち消しを構えるためにできるだけマナを残したい状況を解決してくれる予顕がついていることもポイント。
色拘束も緩いので多色デッキでの採用も容易。リミテッドではシナジーのないアンコモンより優先してピックすべきカードだろう。一方で装備品などの強化手段が比較的豊富な環境柄、1/1飛行トークンの存在感は侮れないものがあり過信は禁物。アグロの攻撃をしのぐカードとしては相当弱いので、動き出しの遅いデッキなら領界からの旅立ち/Depart the Realmやリトヤラの霧/Mists of Littjaraなどとのサイドチェンジも視野に入れたい。
- トークンのサイズが小さいため実際の挙動は確定除去に近く、また青単色で戦場のアーティファクトを除去できるカードとしても(暗記+記憶/Commit+Memoryのような結果的に除去となるものを除けば)初である。これに関してMark Rosewaterは「マジックは多くの優秀な人々が作っているゲームであり、アーティファクトへの干渉も十分な議論を経たものである。私個人がデザインするならアーティファクトには触らせなかっただろう[1]」「鴉変化は(やや異なるデザインにする必要があるが)白いカードである[2]」「このカードが先例となることはない[3]」といったことを述べている。直後のエキスパンションであるストリクスヘイヴン:魔法学院の再造形/Resculptについても「これが最後のカードであり、青の今後の方向性を示しているわけではない」といった言及がなされている[4]。その後のカラーパイと色の役割の記事において、クリーチャーを破壊して代わりにトークンを供給する効果は青の役割から外されたと明言された[5]。
[編集] 脚注
- ↑ People are calling Ravenform a break. Is it?(Blogatog 2021年1月9日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ I think the issue with ravenform isnt so much that...(Blogatog 2021年1月24日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ Hello, Maro -I've been a Magic player for a...(Blogatog 2021年1月10日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ said Ravenform is a large bend or even a...(Blogatog 2021年3月25日 Mark Rosewaterのブログ)
- ↑ メカニズム的カラー・パイ 2021年版変更点(Making Magic 2021年2021年10月18日)
[編集] 参考
- 『カルドハイム』のトークン(Daily MTG 2021年1月20日)
- カード個別評価:カルドハイム - コモン