天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels
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2021年12月9日 (木) 02:56時点における版
伝説のクリーチャー — 人間(Human) クレリック(Cleric)
訓練(このクリーチャーが、これより大きなパワーを持つ1体以上のクリーチャーと攻撃するたび、このクリーチャーの上に+1/+1カウンター1個を置く。)
あなたがクリーチャー呪文を唱えるたび、訓練を持つ緑白の1/1の人間(Human)・兵士(Soldier)クリーチャー・トークン1体を生成する。
クリーチャーを唱えるたびに訓練を持つ人間・兵士トークンを生成し、自身も訓練を持つ伝説の人間・クレリック。
その誘発条件からクリーチャーを多く採用したデッキでの使用に向いている。トークンは誘発条件に使ったクリーチャーと共に攻撃すればたいてい2/2になるため、総打点の上昇効率はかなりのもの。トーレンズ自身も訓練を持つが一度強化されたところで3/3にすぎないので、勝負を決めに行く局面以外は戦闘させずトークン生成役に徹しさせた方が良い。
スタンダードでは人間デッキで採用され、ドーンハルトの主導者、カティルダ/Katilda, Dawnhart Primeとの強いシナジーを形成している。カティルダのマナ能力によりトーレンズを唱えたターンに追加のクリーチャーを唱えることが容易となり、また次ターンからはトークン・本体ともにマナを生めるので展開やカティルダの全体強化能力の起動を補助できる。光の勇者、シガルダ/Sigarda, Champion of Lightともシナジーがあり、トークンを全体強化してくれるほか、トークン、トーレンズ、シガルダのパワーが(シガルダの能力込みで)それぞれ2・3・4なので、あちらの集会が達成できトーレンズ用のクリーチャーを補充してくれる。
リミテッドではデッキ内の呪文の大半がクリーチャーになりがちなため、自然と戦力を増強でき強力。
関連カード
サイクル
イニストラード:真紅の契りのレアの2色の伝説のクリーチャーサイクル。
- 復讐に燃えた犠牲者、ドロテア/Dorothea, Vengeful Victim - ドロテアの報復/Dorothea's Retribution(白青)
- 魅せられた花婿、エドガー/Edgar, Charmed Groom - エドガー・マルコフの棺/Edgar Markov's Coffin(白黒)
- 流城のルノ/Runo Stromkirk - 深遠の王、クロサス/Krothuss, Lord of the Deep(青黒)
- 苛まれし預言者、エルス/Eruth, Tormented Prophet(青赤)
- 面汚しの乙女、エインジー/Anje, Maid of Dishonor(黒赤)
- ラトスタイン翁/Old Rutstein(黒緑)
- 結ばれた者、ハラナとアレイナ/Halana and Alena, Partners(赤緑)
- 血に呪われた者、オドリック/Odric, Blood-Cursed(赤白)
- 天使の拳、トーレンズ/Torens, Fist of the Angels(緑白)
- 雑食するもの、グロルナク/Grolnok, the Omnivore(緑青)
ストーリー
トーレンズ/Torensはイニストラード/Innistradに住む元聖戦士/Catharの人間/Human。男性。かつては悪事も厭わない人物だったが、数奇な運命の果てに貧民の庇護者となった。
詳細はトーレンズ/Torensを参照。
ドラキュラシリーズ・カード
ドラキュラシリーズ・カード版はジョン・セワード博士/Dr.John Seward(イラスト)。
ジョン・"ジャック"・セワード博士はブラム・ストーカーの小説「吸血鬼ドラキュラ」の登場人物。求婚を断られたルーシー・ウェステンラ/Lucy Westenraへの思いを断ち切れず、病に倒れたルーシーに献身的に仕える。治療のために呼び寄せたアブラム・ヴァン・ヘルシング/Abraham Van Helsingからルーシーがドラキュラ伯爵/Count Draculaに噛まれて吸血鬼となったことを知らされると、ルーシーを葬った後でヴァン・ヘルシング、ジョナサン・ハーカー/Jonathan Harker、ミナ・マリー/Mina Murrayらと共にドラキュラ退治に向かう。