みかじめ料/Protection Racket

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[[対戦相手]]の数だけ[[カード]]を引ける[[エンチャント]]。効果の割に破格の[[軽い|軽さ]]だが、そのカードの[[マナ総量]]に等しい点数の[[ライフ]][[支払う|支払われる]][[追放]]されてしまうデメリットがある。
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[[対戦相手]][[引く|ドロー]][[ライフロス]]かを[[懲罰者カード]]のように選ばせる[[エンチャント]][[罪を誘うもの/Sin Prodder]][[誘発型能力]]だけを抜き出し、[[多人数戦]]仕様にアレンジしたもの。
  
[[土地]]や0[[マナ]][[呪文]]は実質ノーリスクで排除されてしまう。[[マナスクリュー]]対策にはならず、専ら展開を補助する手段としての運用になるが、その場合でもライフで受けられる点が少々厳しい。[[統率者戦]]では[[初期ライフ]]が40点と多く、軽い呪文を何度か追放されてもそこまで大きな痛手にはならない。[[ハイランダー]]であることから、追放されたカードは基本的にその[[ゲーム]]中は再利用できなくなる。上手く手札に加えることができれば有効ではあるが、大抵の場合は毎[[ターン]]ライフをちょっと削って終わり、となりやすい。
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基本的な骨格は罪を誘うものと同じで、[[山分けカード#相手に選択権のあるカードは弱い理由|対戦相手に選択権があるカード]]特有の性質ゆえ、[[ドローエンジン]]としても[[ダメージソース]]としても不安定なのが難点。[[土地]]や0[[マナ]][[呪文]]はノーリスクで排除されてしまうのも同様。加えて[[統率者戦]]では[[初期ライフ]]が40点と多く、[[ライフ]]で凌がれやすいのもマイナス。[[手札に加える|手札に加え]]なかったカードが[[追放]]されてしまい再利用できないのも、[[ハイランダー]]の統率者戦では致命的になりかねない。
  
もっとも[[デモコン理論]]に則れば、追放されたカードは最初から[[ライブラリーの一番下]]に眠っていたと考えれば、[[サーチ]]手段を併用していない限りは然程問題では無い。統率者戦の[[デッキ]]は100枚もあるため、この効果だけで[[ライブラリーアウト]]に繋がる心配はまずしなくてよく、また複数人で特定の[[プレイヤー]]を叩いている状況であれば、真っ当な[[ドロー・エンジン]]として機能することも少なくはあるまい。ライフをちくちく削っていくのも地味に効果的で、特に「ライフを失っていたら」という条件を持つようなカードとの相性は良好。[[本流のカードセット]]の書体であれば、1人でも追放を選択したのであれば条件を満たす場合が多い。[[ダメージ]]では無いので[[軽減]]されないのも、統率者戦ではメリットになりやすい。
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もっとも[[デモコン理論]]に則れば、[[サーチ]]手段を併用していない限りカードが追放されることは然程問題では無い。統率者戦の[[デッキ]]は100枚もあるため、この効果だけで[[ライブラリーアウト]]に繋がる心配はまずしなくてよく、また複数人で特定の[[プレイヤー]]を叩いている状況であれば、[[政治]]交渉次第で真っ当なドローエンジンとして機能することも十分ある。ライフを自動でちくちく削っていけるのも地味に効果的で、特に[[絢爛]]などの「[[対戦相手]]がライフを失っていた場合」という条件を持つようなカードとの相性は良好。[[ダメージ]]ではないので[[軽減]]されないという点も地味にメリットである。
  
総合的には、やや出足が遅めな長期戦向けのドロー・エンジン兼[[ライフ・アドバンテージ]]の獲得源。前述の通り、[[統率者]]にサーチ手段を採用しているのであれば搭載されないだろうが、そうでなければ見た目よりは使いやすい筈。
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総合的には、長期戦向けのドローエンジン兼[[ライフ・アドバンテージ]]の獲得源として、積極的にライフを攻めていけるデッキで使いたい性能。サーチ手段を多用する[[デッキ]]には不向きだが、そうでなければ見た目よりは使いやすく、多人数戦特有の政治的駆け引きにも利用できる一枚。
  
 
==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角統率者デッキ]] - [[レア]]
 
*[[カード個別評価:ニューカペナの街角統率者デッキ]] - [[レア]]

2022年5月25日 (水) 02:54時点における最新版


Protection Racket / みかじめ料 (2)(黒)
エンチャント

あなたのアップキープの開始時に、各対戦相手につき、ターン順に以下の手順を繰り返す。あなたのライブラリーの一番上にあるカード1枚を公開する。そのプレイヤーはそのカードのマナ総量に等しい点数のライフを支払ってもよい。そうしたなら、そのカードを追放する。そうしないなら、それをあなたの手札に加える。


対戦相手ドローライフロスかを懲罰者カードのように選ばせるエンチャント罪を誘うもの/Sin Prodder誘発型能力だけを抜き出し、多人数戦仕様にアレンジしたもの。

基本的な骨格は罪を誘うものと同じで、対戦相手に選択権があるカード特有の性質ゆえ、ドローエンジンとしてもダメージソースとしても不安定なのが難点。土地や0マナ呪文はノーリスクで排除されてしまうのも同様。加えて統率者戦では初期ライフが40点と多く、ライフで凌がれやすいのもマイナス。手札に加えなかったカードが追放されてしまい再利用できないのも、ハイランダーの統率者戦では致命的になりかねない。

もっともデモコン理論に則れば、サーチ手段を併用していない限りカードが追放されることは然程問題では無い。統率者戦のデッキは100枚もあるため、この効果だけでライブラリーアウトに繋がる心配はまずしなくてよく、また複数人で特定のプレイヤーを叩いている状況であれば、政治交渉次第で真っ当なドローエンジンとして機能することも十分ある。ライフを自動でちくちく削っていけるのも地味に効果的で、特に絢爛などの「対戦相手がライフを失っていた場合」という条件を持つようなカードとの相性は良好。ダメージではないので軽減されないという点も地味にメリットである。

総合的には、長期戦向けのドローエンジン兼ライフ・アドバンテージの獲得源として、積極的にライフを攻めていけるデッキで使いたい性能。サーチ手段を多用するデッキには不向きだが、そうでなければ見た目よりは使いやすく、多人数戦特有の政治的駆け引きにも利用できる一枚。

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