頑健な辺境育ち/Hardy Outlander
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+ | [[背景選択]]によって統率者にするなら、高パワーかつ強化先を自前で用意できる[[ゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン/Abdel Adrian, Gorion's Ward]]が適任か。[[回避能力]]で安全に攻撃できる[[アストラルの狩人、ガナクス/Ganax, Astral Hunter]]などもよいが、その場合はやはり上述した燃える拳がライバルとなる。 | ||
*攻撃するたびの[[誘発型能力]]は[[if節ルール]]を使用している。[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で攻撃したプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいた場合、[[能力]]は[[誘発]]せず[[解決]]時に何もしない。 | *攻撃するたびの[[誘発型能力]]は[[if節ルール]]を使用している。[[誘発]]時と[[解決]]時の両方で攻撃したプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいた場合、[[能力]]は[[誘発]]せず[[解決]]時に何もしない。 |
2022年6月19日 (日) 16:10時点における版
Hardy Outlander / 頑健な辺境育ち (1)(緑)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
伝説のエンチャント — 背景(Background)
あなたがオーナーである、統率者であるすべてのクリーチャーは「このクリーチャーがプレイヤー1人を攻撃するたび、そのプレイヤーより多くのライフを持つ対戦相手がいない場合、あなたがコントロールしていてこれでないクリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xは、このクリーチャーのパワーに等しい。」を持つ。
統率者にヘンジの槌、ファレン卿/Syr Faren, the Hengehammerと同等の強化能力を付与する背景。自分を除いた最低ライフの対戦相手を統率者で攻撃すると、統率者のパワーに応じた修整を別のクリーチャーに与える。
高パワーの統率者と組み合わせることで、わずか2マナのエンチャントとしては破格と言える爆発的な強化を狙える。しかしながら「統率者自身は強化できないので統率者ダメージに寄与せず、返り討ちのリスクがある」「統率者とさらにもう1体のクリーチャーがないと置物になる」「攻撃する対戦相手を選り好みできない」と制約は多く、総合的な使い勝手はいまひとつ。打点の上昇値だけなら同時収録の燃える拳/Flaming Fistと実質的に等しく、条件がない上に統率者ダメージも狙いやすいそちらのほうが単純な使い勝手に優れるのも逆風。P/Tを参照するカードを多く採用するなど、特色を活かせる構成を模索したいところ。
背景選択によって統率者にするなら、高パワーかつ強化先を自前で用意できるゴライオンの養子、アブデル・エイドリアン/Abdel Adrian, Gorion's Wardが適任か。回避能力で安全に攻撃できるアストラルの狩人、ガナクス/Ganax, Astral Hunterなどもよいが、その場合はやはり上述した燃える拳がライバルとなる。