ヘンジの槌、ファレン卿/Syr Faren, the Hengehammer
提供:MTG Wiki
伝説のクリーチャー — 人間(Human) 騎士(Knight)
ヘンジの槌、ファレン卿が攻撃するたび、他の攻撃クリーチャー1体を対象とする。ターン終了時まで、それは+X/+Xの修整を受ける。Xは、ヘンジの槌、ファレン卿のパワーに等しい。
2/2ギャレンブリグの伝説の騎士。一緒に攻撃している味方に自身のパワー分の修整を与える。他の卿サイクルが5マナである中、2マナ2/2の熊相当と最小である。
能力はグルールの獣使い/Gruul Beastmasterと似ているが、あちらと異なりタフネス修整も与えられる。修整を与える先のクリーチャーがいれば実質2マナでパワー4相当と高いクロックを誇る一方、あくまで自身は2/2のままのため戦闘で討ち取られやすく火力にも弱い。+1/+1カウンターやオーラ、あるいは限りない食欲/Insatiable Appetite等で強化してやれば、攻撃しやすくなるとともに味方への修整値も上がって一石二鳥。
登場時のスタンダードでは人間であるがゆえに僻森の追跡者/Wildwood Trackerとかみ合いが悪いのは無視できない欠点。
エルドレインの王権のリミテッドでも、「人間以外」シナジーの豊富な緑にあって人間であることが時にネックとなりうる。手に入りやすい強化手段である薔薇棘の矛槍/Rosethorn HalberdをETB能力でつけられないのは残念。一方、ジンジャーブルート/Gingerbruteなどの回避能力持ちやトランプル持ちとの相性は素晴らしく、クロックを大いに早めることができる。ファレン卿自身はコンバット・トリック等で守り、長く活躍させたい。
- スタンダードでは、極低確率ながら3ターンキルを狙える。1マナクリーチャー(できればパワー2)→これ→3ターン目にパワー+7~8の修整(巨大化/Giant Growth3枚など)を与えてフルアタックで1ショットキルとなる。
- 熱烈な勇者/Fervent Championや生皮収集家/Pelt Collectorで随時攻撃すれば修整は+6で足りるので、3ターンキルの確率が上がる。
[編集] ルール
- Xの値は誘発型能力の解決時に決まる。解決後にファレン卿のパワーが変わっても、修整値が変わることはない。
- 誘発型能力の解決時にファレン卿が戦場を離れていた場合、戦場における最後の情報を参照してXの値を決める。
- 誘発型能力の解決時にファレン卿のパワーが負の値であった場合、Xは0として扱う。
[編集] 関連カード
[編集] サイクル
エルドレインの王権の卿サイクル。いずれもダブルシンボルの伝説の人間・騎士。稀少度はアンコモン。
- 獅子の爪、エイリン卿/Syr Alin, the Lion's Claw
- 具眼の主、エレノラ卿/Syr Elenora, the Discerning
- 厳格な者、コンラッド卿/Syr Konrad, the Grim
- 勇敢な騎士、カラ卿/Syr Carah, the Bold
- ヘンジの槌、ファレン卿/Syr Faren, the Hengehammer
[編集] ストーリー
ファレン/Farenはエルドレイン/Eldraineの人間。男性。ギャレンブリグ/Garenbrigの騎士。