水門/Floodgate

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[[青]]なのに[[全体火力]][[能力]]を持つ変わった[[カード]]。とはいえ、カード全体としては「水門」のイメージにぴったりである。
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[[青]]なのに[[全体火力]][[能力]]を持つ変わった[[カード]]。とはいえ、「壊れると洪水が起こり、[[飛行|飛んだり]][[青|泳いだり]]できない[[クリーチャー]]は溺れてしまう」というフレイバー全体は「水門」のイメージにぴったりである。
  
これを入れる[[デッキ]]は通常[[島/Island]]満載の[[青単色デッキ|青単色]]かそれに近いデッキのはずなので、多くの場合、自分の[[クリーチャー]]に被害は無いだろう。相手が青以外のクリーチャーデッキならば、相手だけに被害を与えられる。
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[[ルール文章]]そのものは味方クリーチャーを巻き添えにしてしまうデザインだが、これを入れる[[デッキ]]は通常[[島/Island]]満載の[[青単色デッキ|青単色]]かそれに近いデッキのはずなので、実際には自分の[[クリーチャー]]に被害は及ぶことは少ないだろう。
  
[[飛行]]を[[得る|得た]]結果[[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られる以外に[[バウンス]][[追放]][[戦場を離れる|戦場を離れ]]ても能力は[[誘発]]する。例えば、[[時間の名人/Temporal Adept]]との組合せなら繰り返し使える対[[地上クリーチャー]]全体火力となる。[[一時的に追放するカード]]を使う場合、そういうカードは青以外に多く、島が減って威力が落ちてしまうのが難点。そういう意味では、使い捨てだが[[航海者の杖/Voyager Staff]]が最も適しているか。
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[[誘発条件]]が「[[死亡]]したとき」でなく「[[戦場を離れる|戦場を離れた]]とき」なのもポイント。[[飛行]]を[[得る]][[生け贄に捧げる|生け贄に捧げ]]られるためそれを利用するのがカード・デザインとしては王道だが、[[バウンス]]などで[[誘発]]させたうえで再度[[唱える|唱えて]]再利用するのもよいだろう。[[明滅]]のように唱え直す必要なく再度[[戦場に出る]]手段ならなおよく、登場当時は[[フェイズ・アウト]]でそういう利用が可能で、青がフェイジングを得意とする[[]]であり、[[次元のほころび/Reality Ripple]]・[[消失/Vanishing]]・[[ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist]]など[[コンボ]]相手に恵まれていたことは追い風だった。
  
==ルール==
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*現在の[[フェイジング]]のルールでは、フェイズ・アウトが[[領域]]の移動として扱われないため、フェイズ・アウトしても誘発しない。
かつては[[フェイズ・アウト]]でも能力が誘発した。
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*長らく[[明滅]][[]][[色の役割]]であり、青単色でこそ光るカードなのに白を足さないと組み合わせられなかったが、現在は青も明滅を得意とする色になった。当時のフェイジング・コンボに近い使い方が可能。
 
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[[次元のほころび/Reality Ripple]]との組み合わせで、奇襲性の高い[[インスタント・タイミング]]のクリーチャー[[除去]]になり、[[消失/Vanishing]]や[[ヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionist]]との組み合わせならば、[[青マナ]]2点で繰り返し使えるクリーチャー除去にもなった。
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現在では[[フェイジング]]のルール変更により、フェイズ・アウトさせても能力は誘発しない。バウンス→再び[[唱える]]ではどうしても[[重い|重く]]なりがちであり、[[カードパワー]]は低下したと言える。
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==参考==
 
==参考==
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]]
 
*[[カード個別評価:ミラージュ]] - [[アンコモン]]
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*[[カード個別評価:ドミナリア・リマスター]] - [[アンコモン]]

2022年12月19日 (月) 18:56時点における最新版


Floodgate / 水門 (3)(青)
クリーチャー — 壁(Wall)

防衛
水門が飛行を持つとき、それを生け贄に捧げる。
水門が戦場を離れたとき、それは飛行を持たない青でない各クリーチャーに、あなたがコントロールする島(Island)の数の端数を切り捨てた半分に等しい点数のダメージを与える。

0/5

なのに全体火力能力を持つ変わったカード。とはいえ、「壊れると洪水が起こり、飛んだり泳いだりできないクリーチャーは溺れてしまう」というフレイバー全体は「水門」のイメージにぴったりである。

ルール文章そのものは味方クリーチャーを巻き添えにしてしまうデザインだが、これを入れるデッキは通常島/Island満載の青単色かそれに近いデッキのはずなので、実際には自分のクリーチャーに被害は及ぶことは少ないだろう。

誘発条件が「死亡したとき」でなく「戦場を離れたとき」なのもポイント。飛行得る生け贄に捧げられるためそれを利用するのがカード・デザインとしては王道だが、バウンスなどで誘発させたうえで再度唱えて再利用するのもよいだろう。明滅のように唱え直す必要なく再度戦場に出る手段ならなおよく、登場当時はフェイズ・アウトでそういう利用が可能で、青がフェイジングを得意とするであり、次元のほころび/Reality Ripple消失/Vanishingヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionistなどコンボ相手に恵まれていたことは追い風だった。

  • 現在のフェイジングのルールでは、フェイズ・アウトが領域の移動として扱われないため、フェイズ・アウトしても誘発しない。
  • 長らく明滅色の役割であり、青単色でこそ光るカードなのに白を足さないと組み合わせられなかったが、現在は青も明滅を得意とする色になった。当時のフェイジング・コンボに近い使い方が可能。

[編集] 参考

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