水門/Floodgate

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なのに全体火力能力を持つ変わったカード。とはいえ、「壊れると洪水が起こり、飛んだり泳いだりできないクリーチャーは溺れてしまう」というフレイバー全体は「水門」のイメージにぴったりである。

ルール文章そのものは味方クリーチャーを巻き添えにしてしまうデザインだが、これを入れるデッキは通常島/Island満載の青単色かそれに近いデッキのはずなので、実際には自分のクリーチャーに被害は及ぶことは少ないだろう。

誘発条件が「死亡したとき」でなく「戦場を離れたとき」なのもポイント。飛行得る生け贄に捧げられるためそれを利用するのがカード・デザインとしては王道だが、バウンスなどで誘発させたうえで再度唱えて再利用するのもよいだろう。明滅のように唱え直す必要なく再度戦場に出る手段ならなおよく、登場当時はフェイズ・アウトでそういう利用が可能で、青がフェイジングを得意とするであり、次元のほころび/Reality Ripple消失/Vanishingヴォーデイリアの幻術師/Vodalian Illusionistなどコンボ相手に恵まれていたことは追い風だった。

  • 現在のフェイジングのルールでは、フェイズ・アウトが領域の移動として扱われないため、フェイズ・アウトしても誘発しない。
  • 長らく明滅色の役割であり、青単色でこそ光るカードなのに白を足さないと組み合わせられなかったが、現在は青も明滅を得意とする色になった。当時のフェイジング・コンボに近い使い方が可能。

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