川蛇/River Serpent
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− | + | [[サイズ]]が一回り縮んでしまったが、[[攻撃]]条件枚数が緩くなった上に[[サイクリング]]を得て非常に融通が利きやすくなった。[[墓地]]を大きく[[肥やす]][[ギミック]]を入れずとも[[アモンケット]]にはサイクリング付き[[カード]]が多い事もあり、6[[マナ]]が出せる頃に攻撃制限が苦になる状況はさほど多くないだろう。最悪、墓地が肥えるまでの間は5/5[[防衛]]として守勢運用してもよい。 | |
[[回避能力]]もないためさほど決定力があるとは言えないが、[[リミテッド]]の[[フィニッシャー]]候補としては手頃なコモンと言える。同[[エキスパンション]]で同じ様な役割のコモンである[[微光鱗のドレイク/Shimmerscale Drake]]と比べると本体性能がいまひとつだが、サイクリング・[[コスト]]の[[軽い|軽さ]]では勝っており、[[ヘクマの歩哨/Hekma Sentinels]]などの[[捨てる|ディスカード]][[シナジー]]を積極的に狙う[[デッキ]]を組む際には扱いやすいだろう。 | [[回避能力]]もないためさほど決定力があるとは言えないが、[[リミテッド]]の[[フィニッシャー]]候補としては手頃なコモンと言える。同[[エキスパンション]]で同じ様な役割のコモンである[[微光鱗のドレイク/Shimmerscale Drake]]と比べると本体性能がいまひとつだが、サイクリング・[[コスト]]の[[軽い|軽さ]]では勝っており、[[ヘクマの歩哨/Hekma Sentinels]]などの[[捨てる|ディスカード]][[シナジー]]を積極的に狙う[[デッキ]]を組む際には扱いやすいだろう。 | ||
+ | *直後の[[破滅の刻]]では[[マナ・コスト]]が(1)増えたかわりに攻撃制限が消え、さらに[[呪禁]]までついた[[縞カワヘビ/Striped Riverwinder]]が同じくコモンで登場している。 | ||
*日本語版は川蛇なのに[[海蛇]]という矛盾した存在となっている。本来は「Serpent」という単語に海という要素は無い。 | *日本語版は川蛇なのに[[海蛇]]という矛盾した存在となっている。本来は「Serpent」という単語に海という要素は無い。 | ||
**Serpentは爬虫綱有鱗目ヘビ亜目のことでありすべてのヘビが含まれる。もちろん淡水に住むウミヘビもいるし、半水棲のミズヘビ科なんてのもいる。 | **Serpentは爬虫綱有鱗目ヘビ亜目のことでありすべてのヘビが含まれる。もちろん淡水に住むウミヘビもいるし、半水棲のミズヘビ科なんてのもいる。 | ||
+ | *{{Gatherer|id=426768}}は蛇が太陽を飲み込もうとしているようにも見える。これはエジプト神話で日蝕の原因とされた大蛇[[Wikipedia:ja:アペプ|アペプ]]をイメージしたものである。([https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/more-amonkhet-art-descriptions-2017-06-02 参考]) | ||
==参考== | ==参考== | ||
*[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]] | *[[カード個別評価:アモンケット]] - [[コモン]] |
2023年1月19日 (木) 14:50時点における最新版
River Serpent / 川蛇 (5)(青)
クリーチャー — 海蛇(Serpent)
クリーチャー — 海蛇(Serpent)
あなたの墓地にカードが5枚以上ないかぎり、川蛇では攻撃できない。
サイクリング(青)((青),このカードを捨てる:カードを1枚引く。)
青の定番である攻撃制限のあるコモンのファッティ、深海の恐怖/Deep-Sea Terrorの変形版。
サイズが一回り縮んでしまったが、攻撃条件枚数が緩くなった上にサイクリングを得て非常に融通が利きやすくなった。墓地を大きく肥やすギミックを入れずともアモンケットにはサイクリング付きカードが多い事もあり、6マナが出せる頃に攻撃制限が苦になる状況はさほど多くないだろう。最悪、墓地が肥えるまでの間は5/5防衛として守勢運用してもよい。
回避能力もないためさほど決定力があるとは言えないが、リミテッドのフィニッシャー候補としては手頃なコモンと言える。同エキスパンションで同じ様な役割のコモンである微光鱗のドレイク/Shimmerscale Drakeと比べると本体性能がいまひとつだが、サイクリング・コストの軽さでは勝っており、ヘクマの歩哨/Hekma Sentinelsなどのディスカードシナジーを積極的に狙うデッキを組む際には扱いやすいだろう。
- 直後の破滅の刻ではマナ・コストが(1)増えたかわりに攻撃制限が消え、さらに呪禁までついた縞カワヘビ/Striped Riverwinderが同じくコモンで登場している。
- 日本語版は川蛇なのに海蛇という矛盾した存在となっている。本来は「Serpent」という単語に海という要素は無い。
- Serpentは爬虫綱有鱗目ヘビ亜目のことでありすべてのヘビが含まれる。もちろん淡水に住むウミヘビもいるし、半水棲のミズヘビ科なんてのもいる。
- イラストは蛇が太陽を飲み込もうとしているようにも見える。これはエジプト神話で日蝕の原因とされた大蛇アペプをイメージしたものである。(参考)