療養所の骸骨/Sanitarium Skeleton

提供:MTG Wiki

(版間での差分)
移動: 案内, 検索
(ページの作成:「{{#Card:Sanitarium Skeleton}} {{未評価|イニストラードを覆う影}} ==参考== *カード個別評価:イニストラードを覆う影 - コモン」)
 
 
(11人の利用者による、間の15版が非表示)
1行: 1行:
 
{{#Card:Sanitarium Skeleton}}
 
{{#Card:Sanitarium Skeleton}}
  
{{未評価|イニストラードを覆う影}}
+
(2)([[黒マナ|黒]])を[[支払う]]ことによって[[墓地]]から[[インスタント・タイミング]]で[[手札]]に[[戻す]]ことができる[[スケルトン]]。[[組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton]]や[[執拗な死者/Tenacious Dead]]といった近年のスケルトンは[[再生]]とは違った帰還能力を有しており、この[[クリーチャー]]もそれらの流れを受け継いでいる。
 +
 
 +
ただこれの場合帰還先は[[戦場]]ではなく手札となっているため、[[生け贄に捧げる]]カードとの相性は[[マナ]]の面でも扱い易さの面でも前述の組み直しの骸骨の方が良いだろう。手札を[[リソース]]にする[[共鳴者]]カードとの[[シナジー]]はこれならではのもの。強力な共鳴者が環境にあれば良い[[コンボ]]パーツとして働いてくれるだろう。例えば、同[[セット]]の[[血統の呼び出し/Call the Bloodline]]と組み合わせると毎[[ターン]]4マナで[[トークン]]の生成が可能となる。
 +
 
 +
[[マナ・コスト]]が僅か1マナであるため、序盤にとりあえず[[唱える|唱えて]]おいて[[ブロッカー]]として使い、中盤以降マナが余った時に復活させて使い回せばよいだろう。復活させる[[コスト]]は組み直しの骸骨よりもかかるが、[[アンタップ状態]]で[[戦場に出る]]のでブロッカーとして立たせておきやすい点も利点といえる。
 +
 
 +
*[[兄弟戦争]]では[[マナ・コスト]]が[[不特定マナ]]だが[[タップイン]]になった[[土の帰還者/Clay Revenant]]が登場した。
 +
 
 +
*Sanitariumは療養所と訳されているが、精神疾患の患者が長期にわたって療養する施設のこと。[[フレイバー・テキスト]]からもこのカードはその患者の成れの果てで精神は破滅しても肉体は残っているから手札に戻るのだろう。
 +
{{フレイバーテキスト|肉体より先に精神が滅びた。}}
  
 
==参考==
 
==参考==
 +
*[https://web.archive.org/web/20220929235144/https://magic.wizards.com/en/articles/archive/latest-developments/m-files-shadows-over-innistrad-part-1-2016-04-08 The M-Files: Shadows over Innistrad, Part 1(Internet Archive)]/[https://mtg-jp.com/reading/translated/ld/0016680/ Mファイル『イニストラードを覆う影』編・パート1](Latest Developments [[2016年]]4月8日 [[Sam Stoddard]]著)
 +
*[[墓地にある間に機能する能力を持つカード]]
 
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[コモン]]
 
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:基本セット2020]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:統率者レジェンズ]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:Jumpstart]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:アルティメットマスターズ]] - [[コモン]]
 +
*[[カード個別評価:イニストラードを覆う影リマスター]] - [[コモン]]

2023年3月17日 (金) 22:24時点における最新版


Sanitarium Skeleton / 療養所の骸骨 (黒)
クリーチャー — スケルトン(Skeleton)

(2)(黒):あなたの墓地から療養所の骸骨をあなたの手札に戻す。

1/2

(2)()を支払うことによって墓地からインスタント・タイミング手札戻すことができるスケルトン組み直しの骸骨/Reassembling Skeleton執拗な死者/Tenacious Deadといった近年のスケルトンは再生とは違った帰還能力を有しており、このクリーチャーもそれらの流れを受け継いでいる。

ただこれの場合帰還先は戦場ではなく手札となっているため、生け贄に捧げるカードとの相性はマナの面でも扱い易さの面でも前述の組み直しの骸骨の方が良いだろう。手札をリソースにする共鳴者カードとのシナジーはこれならではのもの。強力な共鳴者が環境にあれば良いコンボパーツとして働いてくれるだろう。例えば、同セット血統の呼び出し/Call the Bloodlineと組み合わせると毎ターン4マナでトークンの生成が可能となる。

マナ・コストが僅か1マナであるため、序盤にとりあえず唱えておいてブロッカーとして使い、中盤以降マナが余った時に復活させて使い回せばよいだろう。復活させるコストは組み直しの骸骨よりもかかるが、アンタップ状態戦場に出るのでブロッカーとして立たせておきやすい点も利点といえる。

  • Sanitariumは療養所と訳されているが、精神疾患の患者が長期にわたって療養する施設のこと。フレイバー・テキストからもこのカードはその患者の成れの果てで精神は破滅しても肉体は残っているから手札に戻るのだろう。
肉体より先に精神が滅びた。

[編集] 参考

MOBILE