力の具現、ジローサ/Zilortha, Strength Incarnate
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*あなたが[[コントロール]]するクリーチャーについて、[[ルール]]や[[効果]]が致死ダメージの計算を必要とするなら、タフネスの代わりにパワーの値を用いる。 | *あなたが[[コントロール]]するクリーチャーについて、[[ルール]]や[[効果]]が致死ダメージの計算を必要とするなら、タフネスの代わりにパワーの値を用いる。 | ||
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+ | ***下記にある通り、その状態でジローサが戦場を離れれば破壊される。 | ||
**例2:[[トランプル]]を持つ6/6のクリーチャーがあなたを[[攻撃]]し、それをダメージを負っていない3/2のクリーチャー1体で[[ブロック]]した。[[対戦相手]]はそのクリーチャーに3点のダメージを[[割り振る]]ことで、あなたに3点のダメージを[[与える]]ことができる。 | **例2:[[トランプル]]を持つ6/6のクリーチャーがあなたを[[攻撃]]し、それをダメージを負っていない3/2のクリーチャー1体で[[ブロック]]した。[[対戦相手]]はそのクリーチャーに3点のダメージを[[割り振る]]ことで、あなたに3点のダメージを[[与える]]ことができる。 | ||
**例3:3/2のクリーチャーに[[炎の氾濫/Flame Spill]]を撃たれたなら、クリーチャーは3点、あなたは1点のダメージを受ける。これは[[イコリア:巨獣の棲処]]のリリースノート<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ikoria-lair-behemoths-and-commander-2020-edition-release-notes-2020-04-10 Ikoria: Lair of Behemoths and Commander (2020 Edition) Release Notes]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0033948/ 『イコリア:巨獣の棲処』リリースノート]([[Daily MTG]] 2020年4月10日)</ref>から書かれていたが、当時の[[総合ルール]]更新では[[余剰のダメージ]]と致死ダメージは関連していないルールだったため、[[基本セット2021]]の総合ルール更新まではルールでフォローされていない状態だった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034140/ 『基本セット2021』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)]([[Daily MTG]] 2020年6月23日)</ref>。 | **例3:3/2のクリーチャーに[[炎の氾濫/Flame Spill]]を撃たれたなら、クリーチャーは3点、あなたは1点のダメージを受ける。これは[[イコリア:巨獣の棲処]]のリリースノート<ref>[https://magic.wizards.com/en/articles/archive/feature/ikoria-lair-behemoths-and-commander-2020-edition-release-notes-2020-04-10 Ikoria: Lair of Behemoths and Commander (2020 Edition) Release Notes]/[https://mtg-jp.com/gameplay/rules/docs/0033948/ 『イコリア:巨獣の棲処』リリースノート]([[Daily MTG]] 2020年4月10日)</ref>から書かれていたが、当時の[[総合ルール]]更新では[[余剰のダメージ]]と致死ダメージは関連していないルールだったため、[[基本セット2021]]の総合ルール更新まではルールでフォローされていない状態だった<ref>[https://mtg-jp.com/reading/publicity/0034140/ 『基本セット2021』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)]([[Daily MTG]] 2020年6月23日)</ref>。 | ||
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**[[戦闘ダメージ]]の[[割り振り]]や余剰のダメージの計算では、パワーが0のクリーチャーへ割り振るべき致死ダメージは0点である<ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1261211868430888960 @testing_box](認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年5月15日)</ref><ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1269504524181331968 @testing_box](認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年6月7日)</ref>。 | **[[戦闘ダメージ]]の[[割り振り]]や余剰のダメージの計算では、パワーが0のクリーチャーへ割り振るべき致死ダメージは0点である<ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1261211868430888960 @testing_box](認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年5月15日)</ref><ref>[https://twitter.com/testing_box/status/1269504524181331968 @testing_box](認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年6月7日)</ref>。 | ||
*クリーチャーに与えられたダメージは、[[クリンナップ・ステップ]]に取り除かれるまでそれが負ったままである。ジローサが[[戦場に出る]]か[[戦場を離れる]]ことで、それまで致死ダメージでなかったものが致死ダメージになることがある。 | *クリーチャーに与えられたダメージは、[[クリンナップ・ステップ]]に取り除かれるまでそれが負ったままである。ジローサが[[戦場に出る]]か[[戦場を離れる]]ことで、それまで致死ダメージでなかったものが致死ダメージになることがある。 | ||
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2023年6月7日 (水) 00:06時点における版
Zilortha, Strength Incarnate / 力の具現、ジローサ (3)(赤)(緑)
伝説のクリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
伝説のクリーチャー — 恐竜(Dinosaur)
トランプル
あなたがコントロールしているクリーチャーが致死ダメージを受けたかどうかは、それのタフネスではなくパワーで計算する。
イコリア:巨獣の棲処のBOX特典カード。あなたのクリーチャーの致死ダメージの計算にタフネスの代わりにパワーの値を参照するようにする伝説の恐竜。
逆包囲の塔、ドラン/Doran, the Siege Towerとでも言うべき独特の能力を持つ。クリーチャーがパワーの値に等しい正方のP/Tを持つようなイメージで、頭でっかちなクリーチャーが一転してタフになる。詳細は下記#ルールを参照。
ジローサ自身も5マナにして実質7/7と高いマナレシオを持ち、クリーチャーとしての性能は上々と言える。ただしパワーと比べるとタフネスは打点に貢献しないために高く設定されやすく、それをひっくり返すことでマナレシオを破壊するドランと比べると、パワーが高いクリーチャーにタフネスへの修整を与えるようなジローサの能力はゲームに与える影響力は弱い。パワー0のクリーチャーを除去できるわけでもないため、構築で使うには即効性のなさが弱点となるか。
- マジック:ザ・ギャザリングのカードとしてのカード名は設定してあるが、実物カードはゴジラシリーズ・カードの怪獣王、ゴジラ/Godzilla, King of the Monstersとしてしか存在しないゴジラのコラボレーション・カード(イラスト)。そのため、ジローサは伝説のクリーチャーでありながら、初出時点では(恐竜であるらしいことを除き)容姿や設定など一切のことが不明という珍しいキャラクターだった。ジローサとしてのイラストは存在していることが明かされていたが[1]、MTGアリーナの2021年12月のアップデート時に晴れて実装され、その姿とフレイバー・テキストが拝めるようになった(カード画像)。
「それの弱点を見抜いたつもりでいる者が多くいた。彼らは皆、死んだ。」
ルール
- カード名
- このカードのカード名は「力の具現、ジローサ/Zilortha, Strength Incarnate」である。「怪獣王、ゴジラ/Godzilla, King of the Monsters」ではなく、2つのカード名を持つわけでもない。
- 致死ダメージの扱いを変更する能力
- あなたがコントロールするクリーチャーについて、ルールや効果が致死ダメージの計算を必要とするなら、タフネスの代わりにパワーの値を用いる。
- 例1:P/Tが3/2のクリーチャーが2点のダメージを負っても(接死など他の効果がなければ)破壊されない。3点以上のダメージを負ったなら、それは状況起因処理により破壊される。
- 下記にある通り、その状態でジローサが戦場を離れれば破壊される。
- 例2:トランプルを持つ6/6のクリーチャーがあなたを攻撃し、それをダメージを負っていない3/2のクリーチャー1体でブロックした。対戦相手はそのクリーチャーに3点のダメージを割り振ることで、あなたに3点のダメージを与えることができる。
- 例3:3/2のクリーチャーに炎の氾濫/Flame Spillを撃たれたなら、クリーチャーは3点、あなたは1点のダメージを受ける。これはイコリア:巨獣の棲処のリリースノート[2]から書かれていたが、当時の総合ルール更新では余剰のダメージと致死ダメージは関連していないルールだったため、基本セット2021の総合ルール更新まではルールでフォローされていない状態だった[3]。
- 例1:P/Tが3/2のクリーチャーが2点のダメージを負っても(接死など他の効果がなければ)破壊されない。3点以上のダメージを負ったなら、それは状況起因処理により破壊される。
- タフネスが0以下であるクリーチャーは、状況起因処理により墓地に置かれる(CR:704.5f)。これはジローサの能力が影響を与える「ダメージによる破壊(CR:704.5g)」ではないため、ジローサが戦場に出ていても通常通りに処理される。
- パワーが0以下であるクリーチャーはそれだけでは墓地に置かれることはない。ダメージを負っている場合、状況起因処理により破壊される(CR:704.5g)。
- クリーチャーに与えられたダメージは、クリンナップ・ステップに取り除かれるまでそれが負ったままである。ジローサが戦場に出るか戦場を離れることで、それまで致死ダメージでなかったものが致死ダメージになることがある。
関連カード
- 力の具現、ジローサ/Zilortha, Strength Incarnate
- イコリアの頂点、ジローサ/Zilortha, Apex of Ikoria
脚注
- ↑ こぼれ話:『イコリア』(Making Magic 2020年5月11日)
- ↑ Ikoria: Lair of Behemoths and Commander (2020 Edition) Release Notes/『イコリア:巨獣の棲処』リリースノート(Daily MTG 2020年4月10日)
- ↑ 『基本セット2021』更新速報(総合ルール更新、オラクル更新)(Daily MTG 2020年6月23日)
- ↑ @testing_box(認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年5月15日)
- ↑ @testing_box(認定ジャッジ運営の質問箱Twitter 2020年6月7日)